7SEEDS 外伝 (フラワーコミックスアルファ)

著者 : 田村由美
  • 小学館 (2018年1月10日発売)
4.23
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  • 本棚登録 :169
  • レビュー :13
  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784098700288

作品紹介・あらすじ

その後のメンバー達は!? 本当の完結編!

2017年夏、16年の連載期間を経て、ついに最終回を向かえた
大ヒット作「7SEEDS」!!

人類滅亡を阻止するため、未来へと送られた若者達は、崩壊していく地下から脱出し、佐渡島で生きていくことを決意した。
そして、最後まで生き残ったのは30人のメンバー達だった。

食べ物や住む場所の確保など、「生活」に必要な作業を協力しあわなければならない日々がついに始まった!
ナツは、花は、嵐は、安居は、新巻は・・・。
それぞれがそれぞれに複雑な思いを抱えるメンバー達。

そんな中、涼が花に会いに来たことで、思わぬ事態に・・・!?

壮絶な日々を乗り越えた30人の、その後を描いた、
本当の完結編がここに!

7SEEDS 外伝 (フラワーコミックスアルファ)の感想・レビュー・書評

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  • 自分の性格がどちらかと言えばナツっぽいタイプなのもあるのかもですが、長い間読んで来たけど全てのキャラの中で結局のところ花はあんまり…でした。なんでかはわからないんですが、だって色々持ち過ぎじゃない?ただ花は、(安居や涼との不協和音も含めて)その鼻持ちならない感が絶妙ではありました。

    やってきたことを振り返れば、安居(と涼)が悪いのはわかるし、花はもちろん、花以外の人や昔のチームメイツが安居を遠ざけてしまう気持ちもわかる。それはそれといいつつ、日常的に色んなカップル同士いちゃいちゃされるのも、読みたいのはそこじゃない感があったりして。いや…いいんですけど。
    花の安居へのトラウマというか、どうしようもなく感情が上向かず、向き合うことを拒絶してしまう相手の存在というのは、傷の深さを考えさせられるし田村先生やっぱり上手いと思う、BASARAの頃から。

    夏のAチームは未来に来ることと生き残ることを目標に育てられてきた人たちなので、その点で言えば、「未来に来た」意味を他のチームの人たちより深く考えてこれから活躍していくんだと思うし、現時点ではみんな若くて頑なで、その想いの部分でしか安居と繋がれ無いんだろうな。

    多分この間を埋めて、彼らがこれ以上傷付け合わずに共存していくには時間的だったり物理的な距離が必要なんでしょう。まあね?きっと安居は日本で収まるようなタイプじゃないんだぜ〜とかも考えつつ、でもきっと安居は守る存在がいて輝くと思うので、いつかどこかで、彼が真に安らぎを得られるような場所と誰かに出逢えますように。その時まで頑張れ安居。そう願わずにいられません。

  • 漫画として面白い所いっぱいあった。本当に新しい秋ヲさんの顔覚えられない(ごめん)前の顔も格好良かったよね?

    これ読む前は、「安吾いつか許されたらいいな」って思ってたけど、罰するとか許すとかじゃないんだなって思った。

    「ただ、近くにいることが怖い」「近寄らないで」でグサってきた。花しか見てない暴力があったんだろうなって思った。
    反省してる人がいたら「許してあげなよ」って思うけど、彼女にしかわからない恐怖があるんだろうな。
    罰した所でそれは救われない。花の周囲を味方にして安吾をはぶらない所は偉いなって思う。傷つけかえさない所が。

    ギリギリ命を繋げたシェルターもあったらいいなって思った。ちまき父(涙)

  • 安吾切ないけど仕方ない。それだけのことをしたんだからね。ただ、彼にも誰か寄り添う寄り添える人ができるといいな。

  • 外伝となっているけど、自分としては完結編としていただきました。

    佐渡に生活拠点を築くお話。
    安吾と涼は許されるのか。

    これにて完結。
    正直、途中だれるところはあった。
    先が見えないのはそういうお話だからいいんだけど、お使いクエストの連続みたいになってちょっと飽きたところもあった。
    地球の長い午後みたいなの読みたかったのにそうではなかったという、読み手の問題もあった。
    SFとしてはやや甘い作りだったし。

    けど、最後まで到達してみれば一貫して筋の通った良い物語でとても満足でした。
    この先の彼らを想像する楽しみがあるというのは素晴らしいことだ。

    振り返ってみて、一番好きなのは冬チームのお話だったかな。それと鷹さんの再生の物語。
    なっちゃんの成長モノ視点も濃厚で良かった。

  • ものすごく本編の続き。外伝ではなくて、そのまま37巻として出せばよかったのでは?
    佐渡のシェルターを脱出して、いよいよ島で生活を始める準備をするみんな。やっと全員が集まって、新たなグループ分けもできて、家を建てる場所、水捌けの問題、陸海両方での食べられるものの採取、地形の探検……明るい冒険ものという感じで、読んでいて楽しかった。
    そんな中でも、涼と安吾は離れた場所で二人きりで暮らし、こっそりみんなの生活をサポートする。
    花の許せない気持ちも分かるし、時間がたつにつれてあのふたりを受け入れてもいいと考える人たちが出てくるのも分かる。たぶん、昔の「村八分」もそういう機能だったんだろうなぁと。
    解決策としては、やっぱり離れるしかないよね。ということで、船をもらって外界に出ていくのだが、まつりちゃん、偉し!よくついてった!でも、正真正銘のへんな三角関係になるのね~(笑)これから船の中で3人で大丈夫かしら(笑)

    佐渡のみんなの生活が安定するにつれ、ラブな関係もちらほら出てきて、組み合わせが楽しかった。最後のパパの物語もじーんと来た。

    とても長いこと、楽しませてもらった作品だった。たいてい誰かの目線になりがちだけれど、この物語は、主役が固定されていなくて、まさに群像劇として、すばらしいバランスを保っていたと思う。そこが一番のお気に入りポイントでした。

  • 本当に本当の意味で最終巻。淋しい(´・ω・`)

    安吾見てて辛かった。やってしまったことはもうなかったことには出来ないから、どんなに謝っても十六夜さんの命は帰ってこないから、だから責められても自業自得なんだけど…
    育ち方が育ち方だっただけに憎みきれないよ。自分のすべきことを見つけたのは良かったけど、たまに帰ってくることで皆と自然に関係を改善して行けたらいいけど。
    涼ちんにまつりちゃんがついて行けてよかった!あまりに安吾に構いすぎなんで彼女も大変そうだけどw

    最終的にはみんな落ち着くところに落ち着いてホッとしたかな。百舌さん本当はどうなってるのかは気になるけど。
    あと、蝉丸、星空の下でナツと一緒に並んでるの、立派なデートだよw この二人はくっついて欲しかったの、あの微笑ましいシーンが見られて満足(^-^)

  • 外伝がもっと続くと思った。
    終わってしまった。
    安吾と花の話は、うん、難しいよね。
    加害者と被害者。
    安吾は罪を犯して居場所を失った。
    それが、罰。
    あんなに才能があるのに。
    でも仕方ないのか。考えさせらる。
    もっと読みたかったな。
    長い年月、有難うございました!!!

  • 安居と花の問題に関して。
    ほかのお話だったら最終的に和解させると思うんだ。
    日本人ってまさしく『和』を重んじるからさ。
    このお話は花側だけでなく安居視点でも描かれてるだけに、もしかそうなるのかなぁ となんとなく思っていた。
    でもそこは徹底して一貫して描かれてて、さすがだなぁ と。
    まぁ最終的に安居も自分の欲しいものが判ったようで、それはそれで一種の救済なのかとも思う。
    そうやって「ときぐすり」が効いてくんじゃないかな、これから。
    なんだかんだで要さんのこと信頼してんだなぁ と思えるあのセリフがするっと出てくるとことかも「経過」を感じさせたなぁ。
     ■ ■ ■ ■ ■ 
    個人的にすんごい泣けたのが小瑠璃ちゃんのハルへのプレゼント。
    いくら他の楽器(もどき)があっても、やっぱハルはピアノ弾きなんだもん。
    もう2度と手に入らないと思っていた掛替えのないものが思いがけず目の前に現れて。
    泣けた。すんごい泣けた。こるりちゃん、GJ。
     ■ ■ ■ ■ ■ 
    も1つ泣けたのが、ちまきちゃんのお父さんのお話の最後のほう。
    おばあちゃん、シェルターに入れてたんだ…!
    大事な孫の父親と、孫の話をしながら過ごせてたんだ…!
    竜宮のお話を見る限り、最期はどうなったか判らないけど、それでもちまきちゃんが思ってたような哀しいその後じゃなかったんだねぇぇ。
    ちまきちゃんにはそれを知る術はないけれども、良かったねぇぇ とひとり号泣。
     ■ ■ ■ ■ ■ 
    全巻を通して応援していたまつりちゃんは、まつりちゃんらしく旅立ち。がんばれ!
     ■ ■ ■ ■ ■ 
    そ し て!
    最終巻にしてあの刈田くんにも良いことが!
    報われる努力ってのもあるんだねぇぇ。うんうん。
     ■ ■ ■ ■ ■ 
    質・量ともに読み応えのある作品でした!

  • 大好きなサバイバルもの大団円! ここから始まる新たな物語はまた別の物語なのだろう! ここまで結構辛いこともあったけど、こういう終わりですごく嬉しいぞ! 特に安吾が! 安吾の行く末が心配だった……

  • この外伝でついに物語は終わってしまった。さみしい。。

    犯した罪はなかったことにはならなくて、許して欲しくてもそれを求めることがまた暴力で、許したくても心の傷はなかなか治らない。厳しいけど優しい決着の付け方だなと思った。
    散らばっていた気掛かりは丁寧に掬われ、一人ひとりの想いが伝わって、最後の最後にあの人に関わる話まであり、大満足です!確かにこのメンバーだとあの人が人気になるのは頷ける。刈田も、よかったね〜。
    この巻も表紙・中表紙がしあわせ。田村先生、長い間ありがとうございました。

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