風光る (41) (フラワーコミックス)

  • 小学館 (2018年1月26日発売)
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本 ・マンガ (192ページ) / ISBN・EAN: 9784098700332

作品紹介・あらすじ

新任務に燃える新選組の陰で沖田とセイは?


鳥羽伏見での戦いに敗れ、旧幕府軍は江戸へ。
新選組は、江戸城の至近に新屯所を構え、再起に向けて
準備を始めていた。

一方、良順の役宅で療養することになった沖田に
なんと縁談が・・・!!
土方の提案で、病床の沖田の世話をするために、
イマという女性を付き添わせることになったのだ。
それは、実質的な縁談だった・・・!
動揺を隠せないセイ・・・。

やがて、新選組に新たな重要任務が下り、沖田とセイは・・・!?

激動の中、沖田とセイの行方もまた嵐の予感・・・!!
目が離せない、最新41巻ついに発売!!

感想・レビュー・書評

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  • セイの恋心はいつしか沖田の武士としての本懐を背負うほどまでに芯の通ったものとなり――それでも女心と揺れるあたりがいじらしい。

    あとがきのはじめのページにある通り、この二人の今後はどうなるの、というのはきっと昔から読んでいるファンには一番機になるところではあると思うのだけど、それは本編でしかわからないということで、作者の御心次第。

    ここまできたからには幸せになってほしいと、誰もが思ってはいるのだろうけれど、もはや彼らにとって何が幸せなのか、一般的に私たちが求めているラストとは違うものになるのだろうけれど、それでも何とかどうにかセイと沖田の想いが報われる形になってくれればいいと思う。

  • 沖田様ずっと病床でつらい・・・

    近藤さんたちは甲陽鎮撫隊で盛り上がっているけれど歴史を知っている読者からしたらもはや死亡フラグ・・・近藤さん甲府になんか行っちゃだめー!(泣)

    土方さんの洋装はやっぱりかっこいいな。そこだけが癒し。

  • もうセイちゃんは、おなごには戻らないのですかね……。
    おなごに戻るときは、新選組が無くなるとき……かと思うけど、総司って確かそれまでは生きてなかったような。。。

    箱館まで行くんですかね。
    榎本武揚が、割と重要人物として描かれてるので行くのかなと思いますが、するともう近藤もいないんですけど。
    セイちゃん、最後は斎藤さんと結婚するんじゃ?と思うのは私だけかいな。
    維新後は確か、藤田五郎……。

  • もうここまで来ると作品の評価がどうとかって次元を超えていて、しかも新選組的にはこうなってああなって、っていう部分が想像出来てしまい、正直言って結局沖田とセイはどうなるのか?って気持ちがはやっても不思議でなくてですね、巻末の風光る日誌の冒頭も、「いや先生そういう意味なんじゃないの…?」って思いました。でも作者的にはまだまだ描きたいんでしょうね。

    さて本巻、セイちゃんって女としての幸せより新選組を裏切ることがありえないって思えるくらい新選組好きなんだなあ〜とは思いましたが。それも沖田抜きの新選組。彼女のその裏切れないって感情に新選組そのものが追い詰められている悲壮感を感じますがね。山口先生こと斎藤一はこれくらい図太いから生き残れるんだなあ。

    風光る日誌の池田屋を描くときに悩んだというエピソードは以前何処かで読んだなあと思って記憶を追ったんですが、大河ドラマ化が決まった頃に出た『土方歳三副長「トシさん」かく描かれき 』(メディアファクトリー)での山村竜也さんとの対談だったかな?あろうことか対談が載っていたことをすっかり忘れて(新選組ものの創作物を割と制覇し終えたのもあり)この本を処分してしまったので直ぐに確認出来ないんですが、確かこの本で話していたような気がします。

  • 自分の役割と
    自分の思いと
    どっちが大切か迷った時に
    自分自身の役割を考え選び取る
    武士であること
    武士として生きるということ
    性別があるから
    気持ちが生まれるのではなく
    気持ちがあるから
    性別に引っ張られてしまう
    それがここに

  • おイマさん…けっこう思い込みが激しいのね。銈太郎さんもおイマさんに好意的なんだから、こっちとくっついてよもーーーって思っちゃう。おトキさんと一緒に身を捩っている気分!
    おセイちゃんの月役が。(久しぶりだ)お里さんがいないし沖田センセのとこにいるわけじゃないから隠すのが大変そう。斎藤センセはこの隙におセイちゃんとどんどん積極的に近づいてる。
    新選組はついに甲斐へ!それに合わせて歳三さんが洋装に!似合うー!足元は足袋なのね。
    出発前に局長と副長は沖田センセに会いに。副長は新しい名前をもらったのね。
    タレ目のおじちゃんに呼ばれて出掛けた副長、おセイちゃんが本当は女子だって知らせて、おセイちゃんを沖田センセの元に、というタレ目のおじちゃんの策が失敗…おセイちゃんも本格的に戦場に出ることになるのね。

  • とうとう土方さんも知る所に…!!
    幕末のイベントも佳境に入ってきたし総司の命も終わりが見えてるし、
    今後どうなってどう落とし込んでいくんだろう
    最後まで見守らなくては

  • トキさんがとても良い人で好きです。
    神谷さんもイマさんもいい娘さんなのに、という言葉が出てくる辺りとても好き。

    斎藤さんも好きです。
    とっくに女だと知っていた、と言いつつも
    兄代わりとして頼れと言ってしまうところがなんとも。

    先生の目の前で命を断てたらどれだけ幸せか
    というセイちゃんの発想は病み過ぎだと思うし、
    流石にもう何度目だよ、いい加減割り切りなさいよ
    という気持ちになってしまいます。

    法眼も良かれと思ってのこととは言え、
    勝手に土方さんにバラしてしまうのはいかがなものでしょうか。
    ここで土方さんが真実を知ってしまったことが
    後々の土方さんの判断に響いてきそうです。

    甲府出陣を聞いて置いていかれる気持ちになってしまう沖田さんの気持ちはよくわかる気がします。
    実際とても悔しかったでしょうね。

  • ライバル登場?
    そんな中新選組、そしてセイは沖田のいる地を離れることに…。

    *****

    うわー、ヤキモキする!な巻。
    もう、ずっとこの2人両想いなのに!!

    イマさんはすごく優しいし、気配りもできる素敵な女性。
    トキさんもそりゃ褒めるわ!な女性。
    この巻はトキさんがとっても良い。
    人柄がすごーく温かくて、可愛らしさもあって。
    ぐんとファンになってしまった。

    土方さんの洋装はカッコ良かった。

    そして、ついに秘密が…。
    次の巻が待ち遠しい…。

  • ついに土方に土方に…。今までどれだけ待っていたことか。すごくニヤニヤして読んでしまいました。
    かわいかったです。そして彼がこれからどうやって動いていくのか楽しみです。

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著者プロフィール

日本保健医療大学保健医療学部准教授

「2017年 『保健の実践科学シリーズ 学校看護学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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