10万分の1 (Story.9) (フラワーC)

宮坂香帆

• 小学館 (2018年10月26日発売)

作品紹介・あらすじ

実写映画化決定の感動作、堂々フィナーレ！

夫婦になった莉乃と蓮。
二人の子どもが欲しい--そう願う莉乃だけど…

ALS（筋萎縮性側索硬化症）が進行すれば、呼吸器なしでは生きられなくなる。
でも呼吸器をつけたら…食べることも、話すこともできなくなる。
“生きる”決心が揺らぐ莉乃の肩を、
親友の千紘・比名瀬、そして蓮は力強く抱く…！

「少しでも長く 大好きなみんなの側にいたい
まだ 大切な人たちと 生きていたい」

そして迎えた、莉乃と蓮の結婚式。
莉乃は＜人生最高のサプライズ＞を蓮に…！！


「歩けなくなった 手も動かなくなった
声もほとんど出なくなった

けれど 何を失ってもいつだって
私の心は自由だ--」

感涙必至の最終巻！



【編集担当からのおすすめ情報】
少女まんが史に残る感動作、堂々完結！
残酷で幸福な運命の結末をお見逃しなく。
さらに実写映画化も発表！
詳細は随時Cheese!にてお知らせいたしますので、お見逃し無く！

感想・レビュー・書評

[まなの本棚さんの感想 · 2020年9月14日]

実写映画化決定の感動作、堂々フィナーレ!

夫婦になった莉乃と蓮。
二人の子どもが欲しい--そう願う莉乃だけど…

ALS(筋萎縮性側索硬化症)が進行すれば、呼吸器なしでは生きられなくなる。
でも呼吸器をつけたら…食べることも、話すこともできなくなる。
“生きる”決心が揺らぐ莉乃の肩を、
親友の千紘・比名瀬、そして蓮は力強く抱く…!

「少しでも長く 大好きなみんなの側にいたい
まだ 大切な人たちと 生きていたい」

そして迎えた、莉乃と蓮の結婚式。
莉乃は <人生最高のサプライズ> を蓮に…!!


「歩けなくなった 手も動かなくなった
声もほとんど出なくなった

けれど 何を失ってもいつだって
私の心は自由だ--」

感涙必至の最終巻!

[・３・さんの感想 · 2019年1月11日]

読了

[naaaaatsuk1さんの感想 · 2018年12月1日]

最終巻。どこで終わるのかなーと思ってたから、幸せな雰囲気の中で終わって良かった。最初からずっと桐谷くんのモノローグが過去形だったから死ぬのかと思って暗くなるのイヤだなーと思ってたのでそこは満足。ALSの病気の怖さもわかったけど、実際には本人や家族や友達の葛藤ってそんなもんじゃないんだろうな。莉乃の周りはすごいいい家族と友達に溢れてるからさらっと流れたけど、ALS患者と結婚する相手の親とか応援するまでものすごい葛藤するもんじゃないかな。子供産んであそこまで大きく育てるのだって。そーゆうところは漫画だからめっちゃ軽く流したんだなーと現実的に考えちゃった。最後まで桐谷くん目当ての漫画だった。