水神の生贄 (11) (フラワーC)

  • 小学館 (2019年1月25日発売)
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本 ・マンガ (192ページ) / ISBN・EAN: 9784098702565

作品紹介・あらすじ

人外×少女 異世界ファンタジー、完結!

異界と現代――神と少女――
この壁を超えるのか、違う道を歩むのか…決断の時!

「神の力が尽きる前に お前を元の世界に戻す
それまで…私と共に居てくれ」

有紗陽が現代に戻るまで
水神や翠葉流たちと過ごす無邪気な時間。

楽しければ楽しいほど…別離の苦しみは鋭く――

「私を帰してしまったら 水神さまは死んじゃうのに
いっそ私を食べて このまま溶け合ってしまえばいい」

有紗陽の悲痛な叫びに、かつて無慈悲であった神は涙する――
そして、消滅しゆく水神の魂が最後に思うことは…

「まだ有紗陽に伝えていない――愛していると」

転生の真実、悠久の時空の謎が明らかになるとき
二人は再び巡り逢えるのか――!?
本格ファンタジー、ついに完結!

感想・レビュー・書評

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  • 伏線の張り方はドラマチックで良かったなぁと思う
    いわばホラーとも言える現象がこんなにロマンチックだったとは

    が、主人公も水神も最後まで魅力が今一つだったなー
    二人とも泥臭い(人間臭い)所が一つもなく、葛藤・道の踏み外し方まで優等生で、感情移入が出来なかった

    大人の乙女目線で見ると、あのオチはハッピーにはとても見えない。前途多難が過ぎる未来が見えるよ・・・

    異世界・タイムスリップものは男のお持ち帰りの正解を見極めないとね

  • 異界と現代――神と少女――この壁を超えるのか、違う道を歩むのか…決断の時!
    有紗陽が現代に戻るまで水神や翠葉流たちと過ごす無邪気な時間。楽しければ楽しいほど…別離の苦しみは鋭く――そして、消滅しゆく水神の魂が最後に思うことは…
    「まだ有紗陽に伝えていない――愛していると」
    転生の真実、悠久の時空の謎が明らかになるとき二人は再び巡り逢えるのか――!?本格ファンタジー、ついに完結!

    最終巻。翠葉流からの告白は仕方ないとはいえ切ないな。いい人なんだけどね、巻末おまけでも言われてるけど、ただのいい人なんだよね。
    そんで有紗陽も水神様に告白。お互いにちゃんと思いを伝え在ってキスシーンまであって、この二人でこんなマジのラブシーンあると思ってなかったよ。お別れ確定なのに切なさ倍増じゃん。
    無事に現代に戻ってきた有紗陽と黒瀬。いや、正直黒瀬マジで置いて行かれたかと心配してたので地味に安心した。
    そして最後にまさかの水神様パート。何かもう色々うわあああってなった。あの水神様がここまでして、確証も無いのに追って、待って…。何故幼い有紗陽が池に引き込まれたのか、一度帰ってきた有紗陽の側で水神の気配を感じたか、そういう伏線がここで回収されるとは思ってもなくてびっくりした。最後は弟のナイスアシストで再会できて、タイトル通りのセリフでしめるというハッピーエンド。ただ惜しむらくは、もう少しだけ復活した水神様の説明ほしかったね。このままじゃあ彼はただの水の化身なのか、水神なのかよくわからんかったし。くっついて幸せになって欲しいけど人じゃないなら難しいし。まぁでも後はご想像にってやつなんだろう。最後に幸せそうな二人が見れただけでとても良い作品だった。

  • 最終巻。水神様が最終巻でめっちゃ笑顔になり美しく泣いたよ。この漫画すっごい面白かったけど、ずっとキスシーンとかがなかったんだね。そんなこと全然気付かないくらい魅入ってた。だからかキスシーンに衝撃。綺麗だった。翠葉流は最後までいい人だった。ちゃんと気持ちを伝えたからスッキリしたわけだけど、めちゃくちゃいい人の言葉だった。そして最後は伏線回収。あの時のあれは水神様だったのねとか、なんで有紗陽が引き摺り込まれたのかなとか色々わかってスッキリ。ただ欲を言えばもう少しその後が見たかった。神でもなくなった水神のどう妻になれと言うの。人になったの?ちょっと色々気にはなるけど、面白かった。でも個人的にはアルカナの方が好き。

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