青の花 器の森 (2) (フラワーコミックス α)

  • 小学館 (2019年3月8日発売)
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感想 : 7
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本 ・マンガ (192ページ) / ISBN・EAN: 9784098704088

作品紹介・あらすじ

器づくりを通じて近づく青子と龍生は!?

「坂道のアポロン」「月影ベイベ」の小玉ユキ最新作!

波佐見焼の窯元で絵付けの仕事をしている青子。

美しい形を作るが、絵付けに否定的な新人・龍生とは対立しがちだったけれど、互いの持ち味を生かした一輪挿しを共作したことから、少しずつ認め合うように。

そんなある日、無愛想な龍生の過去につながる秘密を偶然知ってしまった青子。それをきっかけに、2人の距離は急速に近づいて…!?

やきものの街、長崎・波佐見を舞台に贈る器と恋のものがたり。


【編集担当からのおすすめ情報】
月刊flowers本誌掲載時に大反響だった展開を収録した第2巻の発売です。

今巻の注目ポイントは、無愛想な龍生が色々な素顔を見せてくれること。
寡黙な彼が「あること」をきっかけに、青子にだんだん打ち解けていく様子に
読者からは「ときめいた!」の声が多数寄せられました。

さらに、小玉先生の綿密な取材に裏打ちされた波佐見焼きが作られる行程や、器づくりに携わる個性豊かなキャラクターたちの描写もますます魅力を増しています。

まるで波佐見の地で暮らしているかのように楽しめる「器と恋のものがたり」、ぜひ読んでみてください。

感想・レビュー・書評

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  • 一巻がおもしろかったので、新刊を待ってました!

    青子は、酔った龍生の部屋で、かつての龍生の相棒だった春馬のことや、自分の一輪挿しを龍生が求めていたことを知る。
    さらに二人の距離は縮まり、社内コンペでコンビを組むことになった。

    龍生くんがかわいいです。
    青子目線でにやけながらよんでいました。
    素直って、無邪気って、いいですね。
    雨のお皿をひらめくところ、とってもいい感じです。
    相手とすべて同じ感覚や価値観ではおもしろくない。
    ときに衝突しながらも、自分にないものを持った相手と交わるときが、嬉しいのです。
    人と関わりながら生活していくことを愛しいと思える恋愛マンガです。
    焼き物の話も興味深く、そうなんだー、と思いながらよんでいました。
    自然を切りとりたい・うつしとりたい、という感覚は、私にもとてもよくわかります。

  • 自分の感覚で言うと、青子が随分ぐいぐい行くなというか
    酔っていて多分記憶もないのだし自分なら知らないふりをするだろうに
    見ちゃった、聞いちゃったとはっきり言ってしまうところがすごい。
    青子のそれでも嫌味のない所がとても好きだ。

    作家になるつもりはないという、青子の言うことはわかる。
    だが、作品を気に入った人がこういうものが欲しいと思ったときどうしたら良いのかという龍生の主張もわかる。
    作家として活動するというのは自分の作品を見てくれ
    というだけでなく、自分の作品を気に入ってくれる人が
    自分の作品を探しやすくするメリットがあるのだなと
    改めて思った。
    確かに無名の人だと、『その人の作品』を探して手に入れるのはとても難しい。

    雨の絵を思いつくシーンもとても美しい。

  • 共作の一輪挿しが好評だったので、社内コンペも共作しないかという話から。

    これはラブに発展するのか?
    器愛が強くてそういうのは無くてもいいかもと思っていたのに。
    元彼らしき人も登場するし、そっちの展開が進むのかしら。

    酔った龍樹かわいかったw

  • 龍生くんが笑った!(酔っ払い万歳w)陶芸ものを読むと窯元に行きたくなるし、器も欲しくなるのよー断捨離してるのよー(笑)

  • 波佐見焼の話も興味深いし、青子ちゃんも可愛い。パンやさんは元恋人?

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