ふるぎぬや紋様帳 (四) (フラワーCスペシャル)

  • 小学館 (2019年8月9日発売)
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本 ・マンガ (194ページ) / ISBN・EAN: 9784098706198

作品紹介・あらすじ

ふるぎぬやの店主・青砥の若き日の出会い

着物に宿る想いと人を繋ぐ、ふしぎな店「ふるぎぬや」。
その店の謎めいた店主・青砥の若き日に起きた出来事とは――!?

"ふるぎぬや"をめぐる物語が深まってゆく、和の幻想浪漫 第4巻!
(第20~25話を収録)

【編集担当からのおすすめ情報】
月刊フラワーズで大人気連載中の「ふるぎぬや紋様帳」、ついに青砥の過去の出来事が明らかになる第4巻!
波津彬子先生が贈る、美麗な和の世界をお楽しみください。

感想・レビュー・書評

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  • 初版 帯

  •  店主がなぜ店主となったかがちょこっとだけでてくる。
     って、相当無理矢理なんだけど。
     それを受け入れるに至った、というか、受け入れてしまう店主の性格というか気質がいかに形成されたか、むしろそこが知りたいです。

     そして、相変わらず色んなものに振り回されている主人公。
     が、どうやら、それはそれで理由があるらしい。
     もっとも、主人公には心当たりが全くないみたいだけど。

     花嫁衣裳の話がよかった。
     うん。
     着物の自分の役目をちゃんと果たしたいよね。
     つか、それがレーゾンデーテルというものであろう。

     ああ、所以を探す物語なのかな、と唐突に思う。
     そこにやってくるふるぎぬも、それをまとう人も、所以があってそこにいる。
     そういう物語なのだろう。

  • 縁がないと行けない不思議な古衣屋と、何故か何度も関わるインテリアデザイナーの女性との不思議話第4巻。幽霊のお話と着物に宿る念の話は雨柳堂にも通じる気が。そして謎のご主人の来歴が意外でちょっと驚いたり。

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著者プロフィール

(はつ・あきこ)1959年、石川県生まれ、在住。81年、「波の挽歌」でデビュー。著書に『雨柳堂夢咄』『幻想綺帖』『女神さまと私』『レディ シノワズリ』『ふるぎぬや紋様帳』『お嬢様のお気に入り』、「うるわしの英国」シリーズ、「波津彬子選集」シリーズ(『鏡花夢幻』『牡丹灯籠』『燕雀庵夜咄』『秋霖の忌』)など多数。画業40周年を越えてなお、少女漫画界の第一線にて作品を発表し続けている。

「2021年 『幻妖能楽集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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