- 本 ・マンガ (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784098708628
作品紹介・あらすじ
天才剣士・沖田総司の運命は――!?
江戸に残ったセイと総司は千駄ヶ谷に転居し、病気の療養をしながらも二人だけの穏やかな暮らしが始まる。
一報、流山に進軍した近藤・土方ら新選組の面々は――!?
44巻は最終回直前話まで収録!
ついにクライマックスを迎える「風光る」。
近藤勇を愛し、土方歳三を慕い、ひとりの女子を愛した沖田総司の運命が今、動く――!!
【編集担当からのおすすめ情報】
渡辺多恵子先生が描き続けられてきたセイ、総司、そして新選組の隊士たち。
その運命が大きく動く44巻を、ぜひ見届けて頂ければと思います。
感想・レビュー・書評
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史実をもとに、筋を通す作者だからこそ、曲げることができなかった事実。
あぁ、最近のんびりしすぎていたので、凄く衝撃的な一冊でした。あの人とあの人と…。大福~♪と言っていたころが懐かしい。あの笑顔で頓珍漢だった彼の最後に、ジワリと心に来ます。
次の巻でセイがどう動くのか。そして、土方さんがどうするのか。知っているのに待ち遠しいです。 -
慶応4年4月、運命の流山。再集結するも官軍に囲まれてしまった新選組、近藤さんは偽名の大久保大和を名乗り官軍に投降する。薩摩の有馬藤太は彼を丁重に遇するが、実は新選組の近藤だとバレてからは土佐藩の面々の糾弾が高まり、ついに近藤さんは板橋の刑場へ。土方さんは助命のために奔走するが・・・。
一方千駄ヶ谷で療養中の沖田さんとおセイちゃん。沖田の潜伏先を官軍が探しているというので、おセイちゃんは女装して夫婦を装うことに。ようやく隊士としてではなく男女としてむきあった二人は・・・。
・・・ついに近藤さんの最期。薩摩の有馬藤太や、斬首を担当した横倉喜三次など、敵対する立場の人間が近藤さんの人間的魅力に惹かれ最後まで敬意を払い続ける描写にぐっとくる。
そして沖田さん・・・こちらについてはこれ以上言うまい・・・。
挟みこみのチラシによると、5月売りのFlowersで連載完結とのこと。あと少しだけ、このあとおセイちゃんがどう生きていくのか見守りたい。 -
とうとう…
とうとう来てしまった…!!
史実とはいえ悲しい
風光るの土方さんはどう受け止めるかな
そして下さい総司ー!!!!!!
びっくりした!さらっとしすぎてびっくりした!
でも2人らしいな
穏やかな日々に涙が出たよ
残すところあと一冊
おセイちゃんはどう生きていくのかな
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やっぱり読んでいなかったような気がする!!
私の馬鹿ぁー!!
こんなにいいシーンが最後に残されていたなんて。
その前が辛すぎるけど。
まさかこんな日が来るなんて思わなかった。
ナイス法眼夫妻。
沖田さんも何だかんだでかわいいな~と思ってたんでしょ?という感じの、最後時間的に追い詰められたからこそ素直になれてるところもあるのかなと。
八幡さまの境内でさくらの着物を着た人形のような女の子の話は、キュンキュンしました。
著者プロフィール
渡辺多恵子の作品





