俎上の鯉は二度跳ねる リブートエディション (フラワーCアルファ)
- 小学館 (2020年4月10日発売)


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本 ・マンガ (308ページ) / ISBN・EAN: 9784098710515
作品紹介・あらすじ
実写映画化! 窮鼠シリーズ完結編
実写映画も公開される水城せとなの名作「窮鼠はチーズの夢を見る」。
そのシリーズ完結編「俎上の鯉は二度跳ねる」が、描きおろし前後編を加えてリブートエディションとして登場!
独り身になった恭一は、今ヶ瀬との男同士の微妙な関係が続いていた。抱かれることに慣らされてゆく日々――。
だが、恭一に思いを寄せる女性の存在によって二人の関係に変化が…!?
<収録作品>
憂鬱バタフライ/黒猫、あくびをする/梟/俎上の鯉は二度跳ねる/<描きおろし前後編>黒猫、海へ行く(後編)
※本作に収録されている内容はFCαコミックスの改訂版となります。
【編集担当からのおすすめ情報】
恋愛に潜むあらゆる心情を鮮やかに描き出す、水城せとな先生。
その著作の中でも多くの読者を惹きつけてやまない「窮鼠」シリーズが、新作描きおろし前後編を加えてリブートエディションとして登場します。
「人を好きになる」、その苦しさと嬉しさを同時に味わえる「窮鼠」シリーズ、ぜひお楽しみください。
感想・レビュー・書評
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「恋愛は業だ」
この台詞の後、たまきちゃんはフラれるわけだけど、何故か僕自身が振られたように傷ついた。
愛すること、愛されること。そして幸せとは何か。ありふれたテーマを、「あ、この人僕自身だ」と思うくらい共感できる男性2人がボロボロになって体現する。
映画の話だけど、『アデル、ブルーは熱い色』も『君の名前で僕を呼んで』も、同性愛の恋愛は、理屈なんて存在せずどうしようもないくらいの大恋愛だった。
本作もその例に漏れず、理屈なんて存在しない。
さて、これから映画版を鑑賞します。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
びっくりするほど面白かった。
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今ヶ瀬に感情移入。
BL としてでなく、他人を求める心が丁寧に描かれている作品だと思った。
本気の恋愛の胸の痛み。
思い出して涙がでた。
著者プロフィール
水城せとなの作品





