晃くんかもしれないし晃ちゃんかもしれない (2) (フラワーCベツコミ)

八寿子

• 小学館 (2021年8月26日発売)

作品紹介・あらすじ

男だとか女だとか先入観なしでキミが好き

性別不明の晃に片思い中の一真。
元カノ・愛里から復縁を迫られる中、晃からは「友達宣言」されて悶々とする日々。
愛里から晃の性別を確かめた方が他にいけるのではとアドバイスされるけど、
「晃が男でも女でも他になんか行けないくらい晃が好きだ」と確信して――？？

男だとか女だとかそんな先入観なしでキミが好き――！！
八寿子が贈る新感覚ラブコメ、第2巻！

【編集担当からのおすすめ情報】
「こんな未来は聞いてない！！」の八寿子が贈る新感覚ジェンダーフリーラブ！

感想・レビュー・書評

[mgsaekiさんの感想 · 2021年10月21日]

一真と元カノとの仲を誤解されたところから。

晃の性別が分からないまま告白して付き合うことになるとは。
最後まで読者には明かされないままでしたが、どちらにしろ「人として好き」ということならいいのかなと思いました。

後書きで「ジェンダーロール」について書きたかったとのことでしたが、確かに恋愛物になるとちょっと話が違う気がしました。
サッカー部のマネージャーの話とか、晃の曽祖母の話などで「なるほどね」と思いました。

これはこれで面白かったですが、長続きするタイプの話ではなかったので、次の作品を楽しみにしています。