青の花 器の森 (10) (フラワーCアルファ フラワーズ)
- 小学館 (2022年8月10日発売)


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本 ・マンガ / ISBN・EAN: 9784098717132
作品紹介・あらすじ
ふたりで帰る場所…器と恋の物語、完結! 波佐見の窯元で出会った青子と龍生。恋人としての関係を断つと、龍生は北欧へ去ってしまう。彼の作り残した小物入れに触れて、存在の大きさを感じた青子は、龍生を追って一路フィンランドへ。無事再会し、想いを通わせた二人。遠距離でも繋がれたその後、龍生が波佐見へ戻ってきて…?器と恋の物語、未来を育む最終巻。 【編集担当からのおすすめ情報】 じれじれと、そしてゆっくりと描いてきた青子と龍生の物語もついに最終巻を迎えました。器への愛、波佐見への想い。誰もが自分の居場所を模索する日々の中で出会えた奇跡と、変わらぬ日常のいとおしさ。心潤す物語がここにあります。
感想・レビュー・書評
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1巻からイッキ読み。もう、なんとも幸せな気持ちになる物語。青子たちを取り囲む仲間も素敵だし、仕事として繋がる2人も良い!
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青子もしのぶちゃんも幸せになれてよかった!
何度でも繰り返し読みたくなる最終巻でした。 -
し、し、しのぶちゃーーーん!!
オサレな陶芸の舞台を背景に穏やかながらも心温まる恋模様が読めます。
うーん、なんか一輪挿しとかオシャレな食器とか買いたくなってきた! -
小玉ユキ先生の描く作品は、心が鎮まる。
静かに降り積もって深くなる雪のような愛情。
「好き」という言葉の交わし合いがないままに、
自然と惹かれ合い一緒にいることになる二人。
その大人の恋愛描写にドキドキして、
でも青子を見つめる龍生の表情にキュンとした。
一度別れたことにより
「もう二度と会えないかもしれない」の決定打は
確かに自分の気持ちを再確認するのには充分だけど、
別れを選んだ青子の浅はかさに少々呆れた、けれど、
でもどつぼにはまってる時はそんなもんなのかもな。
お互いを認め合えて刺激し合えて、本当素敵な二人。
龍生のツンデレからの甘々な感じがたまらんでした笑。 -
本屋さんで見かけるたびに、タイトルロゴや波佐見焼きの青や柄を取り入れた装丁デザインに惹かれていたこちらの漫画。だいぶ前に大人買いして、でも完結が近いと聞いたので、どうせなら一気読みしたいと積んでました。8月に最終巻が出たのでよし読もう!と思いつつ、ようやく読み切りました〜。
いやぁ〜おもしろかった!波佐見焼きという陶芸のものづくりのお話としても良かったし、恋愛ものとしてもじりじりキュンキュンほっこり。出てくる人たちもみんな良くて、しのぶちゃんも社長も一美さんも好き。
青子さんの絵付けの柄のインスピレーションが降りてくるシーンも素敵だし、龍生くんのクールだけどかわいいギャップもたまらないし、性格の全く異なる二人がお互いの才能を尊敬しあうところが本当に良かった。
10巻という巻数も長すぎず短すぎずちょうど良いですね。お気に入りの陶器を探しに行きたくなりました。
そういえば小玉ユキさん、ちゃんと読むの初めてでしたが他の作品も読んでみたいです。 -
まさに大団円。振り返ってみれば、最初から最後まで、そのほとんどを幸せモードで綴られた作品だったけど、これはこれで良し。
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幸せしかない最終巻でした。番外編2つも素敵でした。フミヤくんも彩香ちゃんも可愛い。春馬くんの話は最後泣いてしまった。春馬くんと青子の掛け合い、楽しかっただろうなぁ…なんて。
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最終巻でした。
たとえ大量に作られる品でも、やはり芸術品なんだなぁと思います。
絵を描けるということに人一倍、小さなころから憧れて、でも描けなくて。
そんな残念な自分が悲しいですが、漫画を通じて幸せな時間を持つことができてよかったです。
最近は寄る年波に勝てず、漫画に対してのエネルギーも失われつつありますが(笑)、ゆっくり少しづつでも好きなものを読んでいけたらいいな、と思ってます。
小玉センセ、次回作も期待してます!!
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