真綿の檻 (2) (フラワーCアルファ プチコミ)

  • 小学館 (2022年12月9日発売)
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感想 : 8
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本 ・マンガ (168ページ) / ISBN・EAN: 9784098718153

作品紹介・あらすじ

300万DLの激バズ作、待望の新章開幕!

「子供は、親の所有物ですか…!?」
閉鎖的な田舎で育った祈里。介護に明け暮れる母と、妻子を暴力で虐げる父。
家から出してもらえず地元に就職した祈里は、音信不通になっていた彼氏・日向に再会する。捨てられたと思っていたのに、そこには怖ろしい真相が…!?
300万DL(コマ・マイクロ配信合計)の大ヒット作、待望の新章開幕!

【編集担当からのおすすめ情報】
「真綿の檻」第一章・榛花編では、夫に隷従する妻の真実の姿を描き、そのストーリーの秀逸さに口コミで大ブレイク。第二章となる今作、「母と娘」の関係により深く切り込んだ渾身作!愛憎絡まり合う「家族」の姿に、ゾッとしながらも共感できることがきっとあるはず。「深夜のダメ恋図鑑」尾崎衣良先生の、もうひとつの真骨頂をお楽しみください!

感想・レビュー・書評

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  • 別に同じ学校の子と歩いて帰ろうが
    付き合おうがどうでもいいのに、
    田舎者は暇だからすぐ話題にされるし
    勝手な噂話に発展するのが不愉快だ。
    図書館で勉強するなんて健全でしかないのに
    親不孝だと写真を貼られる嫌がらせをされる意味がわからない。
    それでいて社会人になったら急に
    結婚して子供を産むことが親孝行になるのだから気持ちが悪い。

    父親も祖父も酷い。
    そんな環境で「俺がいるから」と言われたら
    それは嬉しい。

    昭和じゃないから、虐待されている現場を
    彼氏が録画することもできるわけか。
    昔はしつけだと言えば子供に何をしても許されたものな。
    咄嗟に割って入って、はったりでも言えた日向は偉い。

    母親が娘を手放したくないからだったし
    祖父への仕打ちは仕返しなのだろうし、
    なんなら祈里は父とは違う男との子供なのかもしれない。
    幼馴染は良い子そうだが、あの子の母親も怪しいし。
    こうやって自分の私利私欲で子供の邪魔をする親
    本当に腹が立つ。

  • 202212/

  • 怖っ、お母さん怖っ。子に依存してる。父親もだけど、母親も毒でしかない。

  • 一巻ほど共感する部分がなく、むしろあり得ないくらいに思えた。母親も父親もかなり変。主人公の主体性のなさにも疑問を抱く。
    もしかして私が知らないだけで実際にこのような家族があるのだろうか?

  • 1巻のはるかと見た目がそっくりだからはるかの話かと思ったら違う人の話だった。
    だけどこれもまた毒親の話。子供をコントロールしようとする母と暴力を振るう父。
    恋愛までもコントロールされる祈里の今後はどうなるのか。

  • 登場人物の苗字が
    某九州の県の市町村シリーズになってたので
    作品の中の田舎もその県なんかな?
    って思うよね
    おもしろい感覚ではあった

    まあまあゲスな登場人物の名前
    ○○町のイメージは
    別に私の中では悪くはならないけど
    なんでそのチョイスにした?
    とは思う

    続きでまたあらたな市町村名
    出てくるのか楽しみ
    (こんな楽しみは初めて)

    前巻も
    ダメ恋も
    この作者の作品は思いがけない展開 スピードで
    すごくきれいにまとまるので
    続きが楽しみ

  • いや、こえーよ、母、っていう。

    母と娘、または父と娘シリーズの第2弾。
    まさか、1冊で終わらないとは……。

    この作者、毒親ものとか、男尊女卑的な価値観とかをテーマに描かせるとホントに巧い。
    深夜のダメ恋図鑑はそれをかなりライトに、ギャグ満載で描いてるけど、ガチで描いたものはマジで恐い。

    主人公にとって日向が希望の光となって、救われますように……。

    あの幼なじみのお母さんも、絶対一枚噛んでる、よな。

  • ラストの引きがこっわ……。

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