金の国 水の国 スペシャル版 (フラワーコミックス α)

  • 小学館 (2022年12月9日発売)
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本 ・マンガ (304ページ) / ISBN・EAN: 9784098718627

作品紹介・あらすじ

アニメーション映画原作のスペシャル版!

アニメーション映画化の名作「金の国 水の国」がスペシャル版になって登場!

●美麗原稿が堪能できるA5判サイズ
●箔押し豪華カバー
●連載時のカラー扉をすべて再現
●関連イラスト&岩本先生描きおろしカット収録
●高品質本文用紙

※漫画本編は通常版と同じ内容となります。


<あらすじ>
長年対立する2つの国で、A国のおっとり王女・サーラとB国の青年・ナランバヤルが偶然出会い、夫婦のふりをすることに…!?

「町でうわさの天狗の子」「マロニエ王国の七人の騎士」の岩本ナオが贈る、やさしさに満ちたおとぎ嫁婿ものがたり。

【編集担当からのおすすめ情報】
「このマンガがすごい!」で史上初・2作連続1位を獲得した岩本ナオ先生の名作がスペシャル版になって登場!
細部まで描きこまれた美麗原稿と鮮やかなカラー扉を、A5判サイズでぜひお楽しみください。

感想・レビュー・書評

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  • なんかこれ、よかったなぁ。
    利権に囚われずこんな風に国のことを思って考えてくれる人ばかりなら世界中どこももっともっといい国になるはずなのになぁ。

  • 隣同士なのにいがみ合う2つの国。
    偶然の成り行きにより出会ったサーラとナランバヤル。
    二人の、二国の運命は如何に?
    言葉が紡ぐおとぎ話風ファンタジー。
    第1話 どこかにある二つの国  第2話 金の国
    第3話 賢い夫  第4話 水と愛  第5話 水の国へ
    第6話 たったそれだけのこと   第7話 約束
    第8話 金の国と水の国
    イラスト コレクション

    A国で一番美しい娘をB国に嫁にやり、
    B国で一番賢い若者をA国に婿にやりなさいという、
    神様の仲裁。だが娘は猫。若者は犬だった。
    A国のおっとり&ぽっちゃりの第93王女、サーラ。
    B国の図書館長の息子で口が達者の技師、ナランバヤル。
    偶然の出会いにより、それぞれが嫁と婿と偽ることに。
    長年のいがみ合いと戦争の悪影響が根差す両国。
    商業の発達と人口過多で、水が枯渇しつつあるA国。
    長年商業ルートを封鎖された、貧しいB国。
    戦争か?国交を開くのか?
    両国と、サーラ&ナランバヤルの運命は?
    緩急あるストーリーの中に心染み入る言葉が紡がれ、
    個性的で基本的に悪人がいない登場人物たちが織りなす、
    おとぎ話のようなファンタジーなマンガです。
    背景と建物、装飾の美しい透明感のある作画に、
    サーラの心の成長、ナランバヤルの気働き、登場人物のたちの
    国への想いと彼らの信念が散りばめられています。
    たまたま先入観無く書店で手に取った作品ですが、
    現在の世界情勢の殺伐とした雰囲気の中での、
    ホッコリとした心の癒しともなりました。

  • ノー知識で映画館に観に行ったのち、原作漫画を読みました。これはすごいね、原作を大切に思う人たちが忠実に映像化したことが伝わってくる。真の知恵、真の賢さ、真の優しさなどを考える。オドンチメグ&ルクマンの姿がいい。あと原作ならではで、あちこちに現れるライララがサイコー!表情の描き分けスゴい!!

  • 敵対する隣国の二人が、互いの長の意地悪な策略から、ひょんな出会いと間違いと、ってありがちなロミジュリ展開なのに、国交を開くために奔走が始まって、二人はどうなっちゃうの?!と、思わず前のめりになりった。

    建築士のナランバヤルが「自分の仕事」で、サーラとその国の未来を守ろうとすることに胸を打たれた。

    また右大臣も、第一王女も、隠密も、みんなそれぞれが、それぞれの思いで、きちんと「自分の仕事」をし、大団円を迎える。

    だれも出しゃばらず、そっと助け船を出し合っている様子は、江戸の時代物のような温かさで、それぞれの人物が丁寧に描かれていて、この人たちのお話を、もっと読みたいと思った。

    長編でもいいくらい!
    本当にきれいにまとまって、あっという間に終わってしまったけど、久しぶりにすがすがしい気持ちで読了した。

    追記
    2023年1月にアニメ映画化ということで再読。
    当時は『町でうわさの天狗の子』が連載終了して、しばらくのロスを経て、やっと読んだ岩本ナオさん作品だった。あれから8年経つなんて!何度読んでも、優しい感動は変わらない。

  • アニメ映画化されると聞いて「このマンガがすごい」1位という原作も読んでみた。しかしこのマンガ何?ストーリーの展開はいい加減だし出鱈目、絵は丁寧に描いてあるがそれだけ、最近のマンガはレベル低くなっているのかな。これを映画化するにはよほど脚本を頑張らなくちゃならないだろう、ちょっと映画を見るのは遠慮しておこうかな。

  • 2025年6月27日、ヤフオクから保存条件キーワード「ルクマ」で新着通知がきてて、アプリを開いて一覧をみたら犬のぬいぐるみがYahooフリマで500円で出品されてて「可愛い!」と思ってみたら、犬の名前がルクマかつ作品名が「金の国水の国」と書いてあった。その作品を知らなかったから次にYahooフリマでキーワード「金の国 水の国」と検索かけたら、このスペシャル版のマンガ本が出てきた。500円。

    → もうタイトルが「金の国 水の国」なんて私のためにあるような運命的な作品だとビビッときた。

  • この国は幸せだなあ…いいなあ…

  • これ、一冊で終わりはもったいない。続きが読みたいです。

  • もう主人公2人の人柄が誠実で、見ててすんごい応援したくなった!!
    特に賢くて優しいナランバヤルさんに惚れる!!私もお嬢さんて呼ばれたい(>_<)
    映画を先に見たけど、漫画は流石原作!!
    というだけに良かったです。

  • 映画から知り原作を購入しました。優しい主人公のサーラ姫様と賢く機転の利くナランバヤさん
    周りをとりかこむ人々も国のために孤軍奮闘する方が姿が美しいです。絵も温かく癒されます。

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