深愛なるFへ オペラ座の怪人 (4) (フラワーC)

七尾美緒

• 小学館 (2023年8月25日発売)

作品紹介・あらすじ

世界一幸せな“オペラ座の怪人”

舞台は19世紀パリ。コーラスガールのクリスティーヌは、オペラ座に住まう“怪人F”こと天才音楽家エリックから、歌のレッスンを受ける日々。そして彼に密かに想いを寄せている…。

オペラ座のパトロンであるシャニュイ伯爵に襲われ、心に深い傷を負うクリスティーヌは、優しく寄り添うエリックにますます惹かれていく。一方エリックはクリスティーヌを守るため、ある行動に出るのだった――。


“オペラ座の怪人＝悲劇の名作”を、世界一幸せな恋物語へと導く――…
天才・七尾美緒が新解釈！！

【編集担当からのおすすめ情報】
名作「オペラ座の怪人」はミュージカルや映画など様々な形で、時代を超え人々に愛されてきました。

身分差ある怪人とヒロインの結ばれ得ぬ恋物語を、『宵の嫁入り』『私は天才を飼っている。』など数々のヒットを出してきた、七尾美緒先生が新解釈しています。

異世界ものや令嬢ものが好きな方にもオススメです。耽美な世界観、美しい作画もぜひお楽しみ下さい！

感想・レビュー・書評

[aquamarineさんの感想 · 2023年9月17日]

「音楽以外愛さない」
クリスティーヌはエリックへの恋心を胸の中に閉じ込めるが、シャニュイ伯爵に襲われて心に傷を負ってしまう。そんなクリスティーヌに優しく寄り添うエリックに恋心を募らせていく。

そしてシャニュイ伯爵の子息・ラウルがクリスティーヌと再会し急接近する。

それぞれの想いと関係はどうなっていくのか。
とても切ないけど美しいラブストーリーです。