- 本 ・マンガ (194ページ)
- / ISBN・EAN: 9784098723607
作品紹介・あらすじ
その手紙が不思議に誘う・・・流麗幻想譚
著名な小説家・高村紫汞先生の書生として暮らし始めた青年・杏之介。
謎めく紫汞先生や貫禄たっぷりの猫・櫨染さんとの暮らしは
杏之介が驚くことばかり。
そんな中、先生宛に時々届く不思議な手紙を
杏之介は清書のため垣間見ることに。
先生が随筆の素材とするその手紙は、
各地で起きる不思議な出来事について知らせるもので・・・!?
「ふるぎぬや紋様帳」「うるわしの英国シリーズ」「雨柳堂夢咄」の
波津彬子が贈る、流麗なる幻想譚!
【編集担当からのおすすめ情報】
麗しく、不思議に満ちた世界観でファンを魅了している
波津彬子先生の最新作は手紙がキーとなるお話です。
小説家の紫汞(しこう)先生の元に
折々届く手紙には、各地の「不思議」が綴られています。
書生の杏之介(きょうのすけ)は
先生の随筆の素材とするために、その手紙を清書しますが、
「奈良の猫坂」「弘前の幽霊掛軸」「加賀の天狗伝説」などなど、
記された謎めいた内容に驚くばかり・・・。
読者の皆様も杏之介と一緒に、不思議な世界に誘われてみてください。
クールで麗しい紫汞(しこう)先生や、
秘密のありそうな猫・櫨染(ろぜん)さんにもぜひご注目を!
感想・レビュー・書評
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転ぶと猫になる坂。なんか聞いたことがありますがどこだったか。奈良らしいので、気になります。
作家の家に、住み込み修行中の若い書生さんの出逢う不思議な出来事。いちばんの不思議が手紙。猫も不思議。
続きが楽しみです。 -
初版 帯
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波津先生の漫画は大好き❤なんですが、
今回のシリーズもめっちゃ良いです
私の好きな猫と不思議が絡みあって最高
お勧めです -
新作だー♪ヽ(´▽`)/小説家と書生と猫の櫨染(ろぜん)さん、それぞれが不思議(・_・?)そこへ届く手紙も不思議(^^;)素敵な不思議がいっぱいだ♪
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大正~昭和初期の日本で、小説家の書生として住込む青年が清書する先生のエッセイとその元ネタとなる差出人不明の手紙に書かれた奇妙な物語にまつわる話第1巻。画も美しく、描かれる日常生活も丁寧で潤いがある様子で、しみじみ味わいながら読んだ。二重の架空の話なのが良いミステリアス加減。
著者プロフィール
波津彬子の作品





