たーたん (7) (フラワーコミックス α)

  • 小学館
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本棚登録 : 119
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784098725915

作品紹介・あらすじ

ワケあり父娘の胸に刺さる物語、感動完結巻

父・上田敦と中学3年の娘・鈴は血の繋がらない親子だ。
15年間、敦はそれを鈴に話さずにきた。
“ある男”と運命的な出会いをした鈴は、恋に落ちる。
名前も知らない何者かもわからない年上の男。
それは15年前、殺人を犯し刑務所に入っていた実の父親――
育ての父・敦と実の父・征司の間で複雑に挟まれる娘・鈴。
三人の関係の行方は…!? 感動の完結巻!!

感想・レビュー・書評

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  • 苦しい題材でしたが、なんとか収まるところへ収まって終了でした。
    たーたん頑張ったな。

  • 複雑だったけど、良いお話でした。結局“大人”になれなかった葛木だけが残された…のかな。沢山のことに恵まれていたのかもしれないのに。

  • 落ち着くとこに落ち着いた感。


    最近の著者の作品は「大人の女性の生き方」を描いたものが多かったけど、これはちょっと違う方向性で新鮮だった。

  • いやぁー、良かった。鈴ちゃんがあまりにも母親の血が濃すぎる(男の趣味が同じ)ので、マジで川畑君には頑張ってほしい。あと、最終回のそれぞれ違う高校(鈴はおそらくかなり偏差値が高い高校に行っている感じがする)に通っていても仲が良い3人組にほっとした。親世代とは違うよ。

  • ついにたーたんと征司が再会⁈
    そして鈴に真実を告げる瞬間がっ…。
    もう、これは絶対泣けるよね。
    たーたん、しあわせになってね。

    何気に片岡さんもよかったね。
    気持ちの良いラストで良かったです。

  • 完結。
    鈴は真実を知ったけど、15年育てた力は大きい!

  • 犯罪を犯した中学の同級生の生まれたての娘を引き取り育てる羽目になった童貞男と、中学生に成長した娘との事実をめぐる騒動記第7巻にして完結編。ついに最悪のタイミングで真実が白日のもとに。結局15年培った関係の方が強かったということで。まあまあ良い終わり方だった。

  • なかなか終わらせ方が難しい話だろうなと思ってましたが、良い着地点だったかなという読後感でした。
    鈴が結婚するとき、または、子供を育てるとき、そのパートナーをどちらの父親に寄せていくのかだけが気になりますが、案外、同じように実父のようなタネを授かって、養父のような子育てパートナーと再婚とかしたりして、などと思ったり。
    この巻でも、たーたんの人としての弱さも垣間見えたけど、それでも大変だった15年を幸せと言えることにそれ以上の強さが見えたように思えます。
    このマンガ、どこか鈴の物語みたいだったのに、最後に一気にタイトルどおり、彼の物語になりましたね。
    西先生の絶妙な采配に今回もグッときました。次の作品も、この作品のドラマ化も楽しみに待ちたいと思いました。

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著者プロフィール

鹿児島県出身。1988年『待っているよ』でデビュー。代表作は『娚の一生』『姉の結婚』。

「2018年 『キスする街角』 で使われていた紹介文から引用しています。」

西炯子の作品

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