『機動戦士ガンダムサンダーボルト』24集限定版 扉絵カラーBOOK付き (ビッグ コミックス)

太田垣康男 富野由悠季 矢立肇

• 小学館 (2024年7月30日発売)

作品紹介・あらすじ

扉絵カラーBOOK付き、限定版登場！

【豪華特典＆特製ケース付き限定版】第24集
※コミックスの内容は【通常版】と同じものになります。

●特典
【扉絵カラーBOOK】
第1話から第100話までの扉絵から
太田垣康男氏が30枚をセレクト！
素晴らしい扉絵の数々がカラーになって
1冊にまとまりました。
ファン必携の超美麗扉絵カラーBOOKです!!

●特製ケース
【特別収納ボックス】
限定版ならではのBIGサイズだから描き下ろしイラストがすごく映える！

【編集担当からのおすすめ情報】
「扉絵を描く時には、本編の物語が始まる少し前の瞬間や、ドラマの展開を象徴するシーンを絵にすることで、より深く読者に物語を楽しんでもらえるようなインパクトを与えることを意識しています」と語る太田垣氏が厳選した30枚の扉絵。イラストレーターumegrafix氏がカラーリングしたことで、1点1点違った表情を見せる、素晴らしい扉絵カラーBOOKが完成しました。是非この1冊をお手元に置いて、新たなサンダーボルトの世界の扉を開いてほしいと思います！


クスさんのカラー演出が加わることで、当時の自分では届かなかった理想を越える絵にすることができました。この「扉絵カラーBOOK」を通して、漫画の扉絵が持つ「力」を感じてもらえるのではないでしょうか。
姿も見ることができる永久保存版の1冊が手に入ります！

感想・レビュー・書評

[DJ Charlieさんの感想 · 2024年8月1日]

待ち遠しかった続きを夢中で読んだ。
「1年戦争」の後、1年余りを経たような世界で、「サンダーボルト宙域」での激戦の因縁が持越しされた戦いが展開している。
反連邦系勢力の南洋同盟は、その野心的な計画を成就すべく宇宙での軍事行動を展開し、その行動を阻もうとする連邦軍も活動し、戦いが続く中でこの24巻である。
「サンダーボルト宙域」での激戦を戦い抜いた、連邦軍のイオと、南洋同盟に身を投じている元ジオン兵のダリルが対決する場面がこの巻の「見せ場」だ。イオは「ジオング」に搭乗し、ダリルは「ガンダム」の外装を施した「サイコザク」に搭乗している。「連邦軍のジオングと、反連邦のガンダムが闘う」という、各陣営を象徴するようなメカが立場を入れ替えている。
各陣営の将兵の必死の奮戦という様子も凄く熱い。読了して余韻に浸りながら、直ぐに「続き!!」というような気分になる。
今般、雑誌連載時のカラー扉絵の原画から択んだ画集が付録になった限定版を敢えて入手し、画集も作品の様々な挿話を思い出しながら愉しく拝見した。
この作品に出逢えて善かった!