アイドルマスター シャイニーカラーズ 事務的光空記録 3 CD付特装版 (サンデーうぇぶりコミックス)

  • 小学館 (2025年4月11日発売)
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Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ) / ISBN・EAN: 9784099431990

作品紹介・あらすじ

シャニマス新解釈、本音交わる第3巻!

「283プロダクション」
個性豊かなアイドルたちが集まる、小さいながら賑やかな「家」のような事務所。

アイドル継続を懸け、SHHisとして「W.I.N.G.」へ挑むにちか。
妹の背中を押すことが出来ないはづきだったが、
ついに決勝当日、事態は急転し──!?

事務員視点で綴る「アイドルマスター シャイニーカラーズ」
想い重ねる第3巻。

【編集担当からのおすすめ情報】
今巻収録の第9話では、七草はづきの「アイドルを“輝かせる”ものの物語」に、一つの大きな転換点が訪れます。
付属のボイスドラマでは、そのエピソード前後におけるはづきさん、そして天井社長の変化が描かれる必聴の内容を収録!
「シャニマス」を好きな人も、これから好きになりたい人も
入り口として是非手に取っていただきたい作品です。

感想・レビュー・書評

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  • 前巻ラストで顔見せしたルカが物語に絡み始めるのは次巻からか。後にユニットを組むあの二人まで顔見せするとは思わなかったけどさ
    ルカが物語に絡まない事で集中的に描かれたのは美琴とにちかの二人がW.I.N.Gを勝ち抜くまでの物語であり、そしてにちかが苦しみに苦しみ抜く物語
    てか、勝ち抜いて実力を認められている筈なのに心理的にああまで追い詰められているなんてどうなっているんだと問いたくなる

    にちかは当然として、ここでの活躍に懸けている美琴も余裕がない。SHHisが己を顧みられない状態なら、他の者がSHHisをフォローしなければならない。この点は本来ならプロデューサーの役目なんだろうけど、本作においてはにちかの姉であるはづきを中核にしてSHHisを見守る形となっているね
    ただ、はづきとて妹が追い詰められながらもアイドルの頂点を目指す様を前に余裕を持てない。何故なら彼女とてにちかに優勝を強いてしまった張本人だから
    それだけにイルミネの3人が「がんばれパワー」を分け与えてくれたシーンは良かったな。辛い状況でも彼女らは独りでは無いのだと感じられる
    まあ、それはそれとしてにちかは追い詰められていくのだけど

    決勝の舞台におけるパフォーマンスは本当に目を背けたくなるものだったね……
    美琴はこれが決勝だからなんて感慨は見られないし、にちかは美琴の隣を飾るに相応しい結果を求め消耗する。どこにも決勝の高揚感なんて存在しない
    だから、マイクがすっ飛んでしまったあの瞬間もにちかの頭にあるのは「失敗する」ではなく「終わる」なんだよね。あそこでマイクへと手を伸ばさなければ苦しい日々から解放される。かつて八雲なみが「わたしを殺してください」と言ったようにアイドルの自分を殺す事が出来る
    だというのに、にちかはマイクを手放せなかったんだねぇ……。しかもその瞬間にもしかしたら初めてなくらいの印象で美琴がしっかりとにちかへと視線を向けているのは何の因果か…

    なのに優勝は逃してしまうのか。一般的な評価ならよくやったと言える程の活躍だろうに、はづきとの約束が有るし、美琴の舞台を穢してしまった意味でにちかは己を許せない。
    それでも誰も見ていない公園で踊る事を止められないにちかの心を占める感情は何なのか?それは他者が慮れない領域だからこそ、にちかの姉であるはづきが妹が履いた靴を通して彼女の歩んだ道を追い縋るしか無くて
    事務員としてではなく、彼女をプロデュースする者でも隣に立ってパフォーマンスする者ですら無く。それでも姉として応援していたいとにちかのアイドルを赦したはづきはとても善いお姉ちゃんであったように思えるよ


    W.I.N.Gという分水嶺は通り過ぎた。けれど、それによって極端に日常が変わるわけでもなく。訪れるのは超有能事務員の活躍がアイドルの舞台裏として描かれる光景だね
    あの少数精鋭事務所ではづきが2日も休むのって大丈夫なの?って思わせてから、何の問題も発生しないように未来予知レベルのケアしているはづきやべぇ……

    はづきは元通りの輝きを取り戻した。代わりに闇を再び増すのがにちかになるのか…。この作品はにちかに対して容赦が無さ過ぎませんかね…?ここで「じゃない方」という名の格差を持ち出してくるのは恐ろしいよ…
    ただ、意外というかもしかしたら当然の成り行きとして、格差が顕わになって悩みと向き合い始めるのは美琴のターンと成りそうな感じか

    美琴は己のパフォーマンスを完遂させる事を目指していた。それは言い方を変えれば隣に立つのは誰であっても関係ないなんて言えるかもしれない
    それだけに好きという感情に基づいて発露された雛菜のパフォーマンスは美琴に新しい境地を授けるものとなるのかな?この時、改めてマイクを握るにちかの姿が思い浮かんだのは美琴の中でどのような感情が育まれている兆候だと言えるのだろうね?

    そう考えれば、イルミネに関わる形で「美琴がやりたい表現」の楽曲作りが依頼されたのは美琴にとって新たな挑戦の始まりと言えそうだ
    美琴独りでは星を見上げる事すら出来ない程の暗闇に覆われていたとしても、他の誰かの光を借りれば歩むべき道が見えたりする
    なればこそ、仕事としては完遂できなかった楽曲作りを自分の為に作り続けようとした美琴は何かしら自分なりに見上げられる星を探し始めたと言えるのかもしれない


    SHHisは藻掻きながら互いの為に舞台へと這い上がろうとしている。そんな最中で遂に物語に絡み始めるのがルカですか……
    彼女の登場はSHHisの心にどのような影響を齎してしまうのだろうね?

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