螢・納屋を焼く・その他の短編 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 5145
レビュー : 416
  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101001333

感想・レビュー・書評

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  • 先にノルウェイの森を読んでいたので、蛍を読んだ時。「あ…ノルウェイの森だ」と思いました。

    本当にノルウェイの森ですが、最後の終わり方が、アナザーエンド的な感じで少しハルキストになれるような感覚を味わえます。

    納屋を焼くは、ドキドキさせられるストーリーでとても面白かったです。
    結局あの男はどこの納屋を焼いたんだろう…納屋ってなに?どういうこと?と読み終わった後も考えさせられます。

    他の短編は、不思議すぎてあまり印象には残りませんでした。
    「踊る小人」についてはもう一度じっくり読んでみたいと思います。
    終わり方がとても意味深で、再読の価値が大いにある作品でした。

  • 高校生の時に読んだ本。
    描写が綺麗で大好きでした。

  • 全七編の短編集。『ノルウェイの森』の元となった「螢」収録されている。
    個人的に気に入ったのが、「納屋を焼く」と「踊る小人」
    どちらもちょっとホラーテイスト。「納屋を焼く」の納屋は暗喩?
    ぞっとした。

  • ラジオ体操への微妙な違和感の表明など、この作家独特の感性が表れていてなかなか興味深い短編集。
    初読かと思っていたが、途中で読んだことあるなぁと思いだす。意外に記憶に残る作品集なのかも。

    (20150330追記)
    今『ノルウェイの森』の再読中ですが、どうもこの作品集の中の1作が同作の下敷きらしいですな。どうりでどこかで読んだことがあると思いこんだ訳です。って相当にいい加減な記憶と感想に終始してますな、当方は。我ながら呆れます。

  • 私はどうも、村上春樹が苦手のようです。
    感性が違うのか・・・心に響かない。
    無理して読み終えた感じで疲れました。

  • 2014.8.7
    二度目。一度目読んだ時はめくら柳しか好きじゃなかったが、今回は全て楽しめた。
    螢は突撃隊がたっぷりでてくる。
    納屋を焼く。なぜ納屋をという疑問からはじまり、納屋は焼かれるべきであるし、いっそ焼きたいとさえ思う、主人公の心の移り変わりがおもしろい。
    踊る小人はファンタジー。象工場もでてきて最高。
    めくらやなぎむしゃむしゃ。
    ドイツ幻想、不確かなドイツの断片〜不思議な心地よさ。

  • どうして、この人の作品はいちいち生産性がないのだろう。
    まさに消費されるための文学だなぁ、とか思った。

    そういうものが読みたいこともあるけれどね。
    あっという間に消費してしまった。

    何も残らずに。

  • 2014/07/30 読了

  • 収録作


    納屋を焼く
    踊る小人
    めくらやなぎと眠る女
    三つのドイツ幻想

    「蛍」はノルウェイの森の元ネタ。
    「めくらやなぎと眠る女」はノルウェイの森の中で少し話題にのぼる、キヅキと一緒に入院している直子の御見舞に行った時の話。

    「めくらやなぎと眠る女」、「三つのドイツ幻想」以外は象の消滅とめくらやなぎと眠る女に収録されている。
    ※「めくらやなぎと眠る女」はレキシントンの幽霊、めくらやなぎと眠る女に収録されているのとは別バージョン。

  • 80年代の短編をまとめた作品。

    何か大切なことを言っていそうで、それほど刺さることは言ってない。
    たまにそういった文体を欲することがあります。

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著者プロフィール

村上春樹(むらかみ はるき)
1949年、京都府京都市伏見区生まれ、兵庫県西宮市芦屋市育ち。早稲田大学第一文学部映画演劇科卒。大学在学中にジャズ喫茶「ピーター・キャット」を国分寺・千駄ヶ谷に開店していた(1981年、店を人に譲渡)。1979年にデビュー作の「風の歌を聴け」で群像新人文学賞を受賞。谷崎潤一郎賞、読売文学賞、朝日賞など数々の受賞歴がある。2006年にフランツ・カフカ賞、2009年にイスラエルのエルサレム賞受賞。ノーベル文学賞に最も近い作家の一人と言われており、毎年発表時期に日本国内でニュースになる。事実、村上春樹作品は全世界で翻訳されており、アメリカ・アジアでの評価がとりわけ高い。フィッツジェラルドやレイモンド・カーヴァーなどの作品の翻訳も手がけ、翻訳家としての仕事も高い評価を受ける。翻訳と創作活動を交互に行うことで、作風を変化させ、作家としての成長を続けている。新作が発表されるたび大きな話題となるが、近年は特別番組「村上RADIO」にてラジオDJも務め(不定期放映)、数々の名言も注目を集める。代表作に『風の歌を聴け』『羊をめぐる冒険』『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』『ノルウェイの森』『ねじまき鳥クロニクル』『海辺のカフカ』『1Q84』『騎士団長殺し』。2019年7月31日に『神の子どもたちはみな踊る』が舞台化。アメリカのサックス奏者スタン・ゲッツの伝記翻訳を2019年8月刊行。2019年9月10日発売の『文藝春秋』10月号で「至るところにある妄想 バイロイト日記」を寄稿。

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