世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド〈上〉 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 11147
レビュー : 1079
  • Amazon.co.jp ・本 (397ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101001340

感想・レビュー・書評

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  • はあー。そういうことになりますか。博士も娘もドライなのね。なんだか。

  • 村上春樹作品で初めて読んだ本。

    構成はよくあるタイプのもので、2つの一見別々のストーリーが後になって、結びつくというタイプである。

    世の中から一線を引いて、さらりとした部分を持つが、こだわりが強い「私」の人物像が、自分の理想的な人物像の一部に似ている。とか考えてしまってから、「私」の人物像観察を楽しんでいた。

    世界の終りである「主人公の深層意識を具象化した世界」を作るとか面白いアイデア。

    最後のオチには納得した。

  • おもしろい。2つの世界が交互に展開され終盤へ一気に絡み合う手法は、当時の自分には新鮮で前半のぼんやりした印象から「おいおいマジか」とページをどんどん進めたくなる後半の畳掛けが気持ちいい。
    グッと来るセリフや単語が多くて五感にビンビン響く。
    是非、熱いコーヒーと共に。

  • 「ハードボイルド・ワンダーランド」と「世界の終り」の2つの話が展開されているけど、その関係性が見えない。
    「ハードボイルド・ワンダーランド」のほうがストーリーの動きが大きいから読みやすくおもしろい。

  • 独特の世界観、詩的表現、いつまでも残る余韻。

  • 学生のときに国語の教科書にあったのを思い出して、改めて読んでみた。
    とっても内容は難しかったが、なんとか読みきれたー

  • 感想は下巻にて。

  • 1985年刊行村上春樹長編小説。

    近未来エレベーター移動描写から始まる“ハードボイルド・ワンダーランド”。
    門番が角笛を吹いて金色の獣を集めている“世界の終り”。

    少しずつ明かされるそれぞれの世界観。

    2つの物語には如何なる関係性があるのか?

  • 世界Aと世界B、互いには意識され得ないが、それぞれは決して切り離すことができない関係として、あるいは互いに影響し合うものとして存在している。

    なんというか、村上氏の描く長編の基礎テーマであるような気がする。
    海辺のカフカ、ねじまき鳥、1Q84と共通というか。

    文句無しに面白いです。

  • なんだろう。状況をあまり把握しづらくのめりこみにくい。ようやく読み終えました。しかしこんな突拍子もない世界観を描けるのはさすが村上さん。ようやく後半面白くなってきたので下巻に期待。

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著者プロフィール

村上春樹(むらかみ はるき)
1949年、京都府京都市伏見区生まれ、兵庫県西宮市芦屋市育ち。早稲田大学第一文学部映画演劇科卒。大学在学中にジャズ喫茶「ピーター・キャット」を国分寺・千駄ヶ谷に開店していた(1981年、店を人に譲渡)。1979年にデビュー作の「風の歌を聴け」で群像新人文学賞を受賞。谷崎潤一郎賞、読売文学賞、朝日賞など数々の受賞歴がある。2006年にフランツ・カフカ賞、2009年にイスラエルのエルサレム賞受賞。ノーベル文学賞に最も近い作家の一人と言われており、毎年発表時期に日本国内でニュースになる。事実、村上春樹作品は全世界で翻訳されており、アメリカ・アジアでの評価がとりわけ高い。フィッツジェラルドやレイモンド・カーヴァーなどの作品の翻訳も手がけ、翻訳家としての仕事も高い評価を受ける。翻訳と創作活動を交互に行うことで、作風を変化させ、作家としての成長を続けている。新作が発表されるたび大きな話題となるが、近年は特別番組「村上RADIO」にてラジオDJも務め(不定期放映)、数々の名言も注目を集める。代表作に『風の歌を聴け』『羊をめぐる冒険』『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』『ノルウェイの森』『ねじまき鳥クロニクル』『海辺のカフカ』『1Q84』『騎士団長殺し』。2019年7月31日に『神の子どもたちはみな踊る』が舞台化。アメリカのサックス奏者スタン・ゲッツの伝記翻訳を2019年8月刊行。2019年9月10日発売の『文藝春秋』10月号で「至るところにある妄想 バイロイト日記」を寄稿。

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