世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド〈上〉 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 11147
レビュー : 1079
  • Amazon.co.jp ・本 (397ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101001340

感想・レビュー・書評

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  • 詳細な感想は下巻の方に。
    しかし村上春樹はそんなに好きではなかったけれど、この作品は面白かった。
    歳をとることで、自分の趣味的な部分が、村上春樹の描く主人公に近づいてきた、ということなんですかね。

  • 16.7/20
    世界観がすごくすき

  • レビューは下巻

  • 途中に挟まるよくわからないほどに回りくどい文章に疲れ果てて何度も挫折しつつ、上巻読了。

  • 再読。
    以前読んだのがいつだったのか思い出せないくらい。

    村上作品の中で一番好きな世界観だったこと。
    いつか読み返すと思っていたこと。

    から今回の再読に至る。

    ページを開いて最初に思ったことは
    「字、小っさ!」
    文庫本ってこんなに字が小さいっけ?
    と持っている本を比べても、字が細いからか、
    ずいぶん細かくびっしり詰まっているように見える。
    (新装板になる前の赤い表紙のやつ)

    最初は、こんな細かいの読めない。。。
    と思ったけど、読み始めたらスイスイ進んで行く。

    話の感想については下巻を読み終えてから書こうと思う。
    けど、衝撃的だと思ったのが、
    私がいまちょうど考えていた、口の開きと音の響きについての研究を博士がしていたこと。
    また、ノイズキャンセリングの技術(音抜き)を、この昭和の終りの時代に実行していること。(というか、論理自体は当時からあったの?それにしたってそれを知っている村上さんって何者って思った)

    あと、シャフリングシステムって、あれよね。
    いったんCSVでデータを吐き出して、また別のソフトで吸い上げて意味のある数字にするみたいな感じだよね。
    そんなことをまだOSだってろくにない時代に考えてたのってすごいんじゃないのって純粋に感動したのであった。

  • 村上春樹作品を読んで、初めて心から良いと思ったかもしれない。出てくる書籍、レコード、お酒、料理、映画などの小道具、気の利いた比喩。良いなぁ。これはたしかに唯一無二だなぁ。あと、なんでかわからないけど、図書館の女の子は足立梨花ちゃんのイメージだと思った。

  • 25年ぶりに読んだが、自分の成長と共に当時の感じ方とはだいぶ変化している。新鮮で引き込まれる。

  • これは冬になると読みたくなる。やっぱり面白かった。
    博士の話す言葉が好きだ。大佐もかっこいい。それぞれの世界に登場する人物が重なっているみたいなのが楽しい。
    心とは何なのだろう。意識とは違うし単なる性格でもない。その人を形成する中心核(強い意思?)のようなものだろうけど、考えば考えるほどわからなくなってくる。
    (下巻に続く)

  • 村上春樹の本だからってだけで全ての言葉とかストーリーに意味があるんだろうって思ってしまう。他の作家さんが書く本と何が違うんだ。
    これもエンターテイメントだって片付けてしまってはいけないのか?

  • 最後に読んだのは、2年以上前だった気がする。4回目かな?
    職業としての小説家を読んで久しぶりに村上作品を読み直したいなと思って一番好きな作品を読むことにした。
    最近めっきり本を読まなくなり集中力が続かず3週間くらいかけてやっとこ上巻が終わった。ほぼ以前から持っていた印象と変わらない。

    世界の終わりパートのあまり動かない淀んだ世界がだんだんワンダーランドパートにしみこんでいくような感覚が何度読んでもたまらない。
    全体に流れる「どうせ俺なんて感覚」が自分の生活とシンクロする感じも変わらない。これから起きることがすべてわかっていてもなお楽しめる。
    やっぱり好きな作品。
    (2015.12.30読了)

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著者プロフィール

村上春樹(むらかみ はるき)
1949年、京都府京都市伏見区生まれ、兵庫県西宮市芦屋市育ち。早稲田大学第一文学部映画演劇科卒。大学在学中にジャズ喫茶「ピーター・キャット」を国分寺・千駄ヶ谷に開店していた(1981年、店を人に譲渡)。1979年にデビュー作の「風の歌を聴け」で群像新人文学賞を受賞。谷崎潤一郎賞、読売文学賞、朝日賞など数々の受賞歴がある。2006年にフランツ・カフカ賞、2009年にイスラエルのエルサレム賞受賞。ノーベル文学賞に最も近い作家の一人と言われており、毎年発表時期に日本国内でニュースになる。事実、村上春樹作品は全世界で翻訳されており、アメリカ・アジアでの評価がとりわけ高い。フィッツジェラルドやレイモンド・カーヴァーなどの作品の翻訳も手がけ、翻訳家としての仕事も高い評価を受ける。翻訳と創作活動を交互に行うことで、作風を変化させ、作家としての成長を続けている。新作が発表されるたび大きな話題となるが、近年は特別番組「村上RADIO」にてラジオDJも務め(不定期放映)、数々の名言も注目を集める。代表作に『風の歌を聴け』『羊をめぐる冒険』『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』『ノルウェイの森』『ねじまき鳥クロニクル』『海辺のカフカ』『1Q84』『騎士団長殺し』。2019年7月31日に『神の子どもたちはみな踊る』が舞台化。アメリカのサックス奏者スタン・ゲッツの伝記翻訳を2019年8月刊行。2019年9月10日発売の『文藝春秋』10月号で「至るところにある妄想 バイロイト日記」を寄稿。

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