世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド〈上〉 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 11147
レビュー : 1079
  • Amazon.co.jp ・本 (397ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101001340

感想・レビュー・書評

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  • 村上春樹さんの長編作品は初めて読みました。続きが気になって、どんどんページをめくってしまった!でも、ちょっと後悔してる。もっとゆっくり読んで理解するべきでした。設定はおもしろかった!
    多分2012年4がつごろ読了。

  • 「計算士」と「記号士」が情報の機密保持と解読を競い合う情報戦争の中、天才老博士が絶対に他者には解読できないシステムを開発した。博士の隠れ家がある地底に住む怪物「やみくろ」や博士の娘を含めた様々な人々(怪物)と主人公がもつれ合って繰り広げられる「ハードボイルド・ワンダーランド」。一方、「世界の終わり」の街に入る者は自分の「影」から切り離され、「影」が徐々に死んでいくにつれて「心」も死んでいく。そこには一角獣の頭骨から「古い夢」を読み解こうとする「夢読み」がいる。この2つの世界の物語が一章ごとに展開されるこの長編小説は読み出したらやめられない。そして、この2つの世界の驚くべき関係は読んでのお楽しみだ。SFファンタジーのようで純文学、哲学小説のようで恋愛小説、リリックで、ポップで洒落た文体。「春樹ワールド」全開の小説である。

    志學館大学 : 教員 清水 昭雄

  • 途中からややじれったくなる。てか長い。
    ゲーム化したらおもしろいかもね。

  • 再読だけど内容を覚えていないので最初に読んでいるようなもの。ストーリー的には面白い。どうなるのかな〜。

  • 再読2回目。2回目を読むまでの間に教養として春樹氏の土壌を作った海外文学をだいぶ読んだので、前より作品世界に近付けたと思う。これを読んだ後、書店でサマセット・モームを購入したのは言うまでもない…。2010/108

  • 再読です。
    前に読んだのは、学生の時。
    覚えていた印象的な言葉。昔は感じなかった感情。
    惜しくも1Q84に抜かれたものの、僕の村上春樹ランキング2位作品です。

  • 2013/09/05
    復路

  • この作品も文庫を買ってから何度も読んでいる。持っているのは古い方の表紙。この話を読んでから気づいたこと。数を数えること、夢を見ること。無意識の内に・・・。

  • この本も海辺のカフカと同様に二つの世界(『世界の終り』と『ハードボイルド・ワンダーランド』)が並行して進んでいく手法だった。
    二つの世界はまるで別世界なのだが、キーワードとして関連するものがあるので、下巻まで読み切ったところで、どうつながっていくのか非常に気になるところ。
    村上春樹は話の内容が非常におもしろいと思う。ただおもしろいだけじゃなくて、言い回しとか世界観も非常によい。
    主人公が「やれやれ」というセリフをよく言うのだが、実際生きてて「やれやれ」なんて言うことないよなって思った(笑)
    「やれやれ」なんて言葉はジョジョくらいしか言ってるのを見たことがない(笑)
    『「やれやれ」と言って私は冷蔵庫から缶ビールを出して飲んだ。そして小男と二人で、大男が私の小ぢんまりとした趣味の良い2LDKを破壊しつくしていく様を眺めていた。』
    あと、このシーンとか情景を思い浮かべると、そんな冷静な奴いるかよって思った(笑)
    とりあえず上巻は楽しく読ませていただきました。

    『ものごとにはすべからく理由というものがあるのだ』

  • 読書期間:6/24-7/6(13日間)

    内容:高い壁に囲まれ、外界との接触がまるでない街で、そこに住む一角獣たちの頭骨から夢を読んで暮らす<僕>の物語、〔世界の終り〕。老科学者により意識の核に或る思考回路を組み込まれた<私>が、その回路に隠された秘密を巡って活躍する〔ハードボイルド・ワンダーランド〕。静寂な幻想世界と波乱万丈の冒険活劇の二つの物語が同時進行して織りなす、村上春樹の不思議の国。

    感想:まあまあ。

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著者プロフィール

村上春樹(むらかみ はるき)
1949年、京都府京都市伏見区生まれ、兵庫県西宮市芦屋市育ち。早稲田大学第一文学部映画演劇科卒。大学在学中にジャズ喫茶「ピーター・キャット」を国分寺・千駄ヶ谷に開店していた(1981年、店を人に譲渡)。1979年にデビュー作の「風の歌を聴け」で群像新人文学賞を受賞。谷崎潤一郎賞、読売文学賞、朝日賞など数々の受賞歴がある。2006年にフランツ・カフカ賞、2009年にイスラエルのエルサレム賞受賞。ノーベル文学賞に最も近い作家の一人と言われており、毎年発表時期に日本国内でニュースになる。事実、村上春樹作品は全世界で翻訳されており、アメリカ・アジアでの評価がとりわけ高い。フィッツジェラルドやレイモンド・カーヴァーなどの作品の翻訳も手がけ、翻訳家としての仕事も高い評価を受ける。翻訳と創作活動を交互に行うことで、作風を変化させ、作家としての成長を続けている。新作が発表されるたび大きな話題となるが、近年は特別番組「村上RADIO」にてラジオDJも務め(不定期放映)、数々の名言も注目を集める。代表作に『風の歌を聴け』『羊をめぐる冒険』『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』『ノルウェイの森』『ねじまき鳥クロニクル』『海辺のカフカ』『1Q84』『騎士団長殺し』。2019年7月31日に『神の子どもたちはみな踊る』が舞台化。アメリカのサックス奏者スタン・ゲッツの伝記翻訳を2019年8月刊行。2019年9月10日発売の『文藝春秋』10月号で「至るところにある妄想 バイロイト日記」を寄稿。

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