- 本 ・本 (265ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101001364
作品紹介・あらすじ
感想・レビュー・書評
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村上春樹さん、36歳ぐらいのエッセイとあって、
自由奔放で楽しい。
fの鉛筆が、セーラー服を着た鉛筆にみえてきて困ってしまう話や高所恐怖症の話、ヤクルトスワローズの話など肩が凝らなくて面白い。
アトムズ時代、本当に弱かった。ジャイアンツにかもにされていた時代を思い出した。
ストの話も懐かしい。車のなかった我が家は、同じ学校に通う同級生の家にたのんで乗せてもらってた。
村上春樹さんの違う一面が見えますよ!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
村上朝日堂が、『日刊アルバイトユース』から『週刊朝日』に移って続編。
ページ数も増しまし、文庫版で1篇5ページとなった。
以前は、ちょっと尖った若者が言いたいこと言ってる風だったのが、文章も洗練され、ちょっと寝っ転がっては読めない感じ。
でもまだ36歳の、若い頃の村上さんなのだが。
記憶力の悪い私でも印象に残る話多し。
村上さんは、肉はあまり食べないんだー?厚揚げが好きなんだー!猫派か、good!
早・遅のゲームは、みなさん身の回りのものでやってみると面白いと思う。
新しいものに疎い私なんかは、結果として「遅」「遅遅」のゲームになってしまいそうですが。
正月からつけ始めた日記というのはまず長くつづかない、とか。
「ジョークとしてみれば面白い」は、「日本のTV番組についてどう思う?」という、村上さんの質問に対しての、22歳アメリカ人青年の回答。
テレビはあまり観ないと書いているのにこういう質問をする村上さんはどうなんですか、と思うが・・・
やがてこの「ジョークとしてみれば面白い」は、テレビでなくてもあらゆる事件に当てはまってしまうのではないかと思うに至る。
自分も思い当たることはある。
政治家や芸能人の不祥事などがよく報道されるが、当事者たちは絶体絶命の大ピンチでも、観ている方からすればギャグでしかない、みたいに感じてしまうこともあるものだ。 -
あいも変わらずに面白い。この文字数で読ませるものにまとめる技術は職人という感じがするね
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週刊朝日連載の村上春樹氏エッセイ集。村上氏の肩の力を抜いたアンニュイな文体(それでも読ませる文章なのは凄い)と安西水丸氏のこれまたアンニュイなイラストがよくマッチしている。ただ文庫本であえて読む程の内容かと言われると、、まあそこはあれだ。週刊誌のいちコラムが本来いるべき場所かもしれない。(村上春樹風)
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平成元年に文庫化された、村上春樹エッセイ。安西さんとの第二弾。ちょい斜に構えた感じが当時は、面白かったんだろうな。
No.319(個人的)処分。2023/4/12 -
村上春樹エッセイやはり面白かった。
日常で気になっていたこと(「うゆりずく」号の話)、何とも思っていなかったこと等などほどほどに下らなくて楽しめました。皮肉や自嘲のひと言が効いてて楽しい。
占いについての話も面白かった。 -
30年以上前のムラカミ青年がやたらと気に入ってしまって、読み終えた今も再読している。
この気弱で身勝手なセイネンは、今もこうしてみんなに待ち焦がれられていると思っていたでしょうか。
なんだかんだで、素直なのでしょう。
安西水丸氏との文章と絵の中でのひっそりとした掛け合いも実に良きであります。 -
疲れて頭がぼーっとしてる時でも
読めてしまうのは
文章が明快で
読みやすいからだろうか?
村上春樹すごいなと思う
大誠堂書店(一宮市)にて購入 -
相変わらずくだらない笑
しかしながら、うちの親族も太ってるなあ………わたしもしっかり根性を入れて運動と食事の節制に励も。
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