村上朝日堂の逆襲 (新潮文庫)

  • 新潮社
3.48
  • (103)
  • (145)
  • (395)
  • (22)
  • (5)
本棚登録 : 1607
レビュー : 101
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101001364

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 村上朝日堂に続けて読了。

    「要するに恐怖というのは人間にとって欠くべからざるファクターなのだし、それが理不尽であればあるほどその有効性は大きいはずだ」

  • 25.8.23end

  • これもなかなか面白かったけど、「村上朝日堂はいかにして鍛えられたか」の方が面白かったかな。本著を書いてから15年近くたって、言葉の選び方なんかがさらに成熟していたように感じる。

  • はーくだらない。

    はー面白い。
    風立ちぬの話と、
    きっと政治が大きく動く時が来る、っていうのはおおっ、と思った。

    なんだってそんな変な方向にしれっと妄想出来るんだろうこの人は。

    何度だっていうけど、村上春樹はエッセイが好きです。

  • 健康志向でフランクで気取らず飾らないところ。
    エッセイもアメリカ的!
    村上春樹に、だんだん惹かれはじめている。

  • まだ30代のムラカミさんですが、エッセイのテンションは全然変わらないですね。
    今も昔も、ノルウェイの森の影響がどれだけ良くないものだったのか、はしばしから読み取れます。
    当時の文壇って、よほどろくでもなかったんですね。

    13.03.25

  • 3/19読了

  • 年またぎの一冊ということで、確実におめでたく幸せな一冊にしようということで、この本を再読しました。
    もう、何回読んだかわかりません。文庫本もボロボロで、新潮文庫の象徴である紐のしおりも切れて短くなってしまってます。第九刷の文庫本でなんということはないのですが、僕にとっては宝物です。

    この本は「週刊朝日」1985年4月5日号~1986年4月4日号に掲載されたエッセイで、なんと約28年前、僕なんか14歳の中学生だったわけです。それでいて、41のオッサンになって読んでも文章がみずみずしく楽しいのだから、流石は春樹ちんである。そして、このエッセイを読んで、僕の生活スタイルは結構細かいところでいろいろと春樹ちん(のエッセイ)の影響を受けているなと思いました。例えば読書に関して、

    文中より
    「僕の個人的な基準でいうと、二回め読んだ時の方が一回めより面白いというのは良い小説である。もっとも二回読もうという気になる小説はそんなに沢山ないから、もう一回読んでみようという気になるだけで既に十分なのかもしれないけれど。」
    なんていうところは、春樹ちんに影響されまくっている気がする。

    さらに、この朝日堂シリーズの良さとして安西水丸画伯の挿絵がエッセイごとについている。水丸画伯の絵は非常にシンプルながら趣があり、深いのである。一見、小学生のいたずら書きのように見えるが、全くそうではない画家としての悟りの境地のようなものを感じるような気がする。この辺の水丸画伯の絵の謎についてはこの作品の「再び山口下田丸、そして安西水丸氏について」に描かれているので、興味のある方は読んでみてください。

    僕なんかは、家の応接間に飾る絵として安西水丸画伯の、どちらかといえば脱力系の原画が一枚ほしい。

  • 芥川賞候補の店の様子のエッセイはこの本でしたね。今のノーベル文学賞候補の騒ぎを考えながら読むと少し笑えます。
    自家用車の否定的な記載がありますが、最近のエッセイでは、ドライブを楽しむ記載が多いですよね。どの時期から車に対する認識が変化してきたのでしょうか?

  • なんとも力の抜けたエッセイ。
    村上春樹が日々思っていることを気の向くままにつづっている。
    こういう系統が結構好き。

全101件中 21 - 30件を表示

著者プロフィール

村上春樹(むらかみ はるき)
1949年、京都府京都市伏見区生まれ、兵庫県西宮市芦屋市育ち。早稲田大学第一文学部映画演劇科卒。大学在学中にジャズ喫茶「ピーター・キャット」を国分寺・千駄ヶ谷に開店していた(1981年、店を人に譲渡)。1979年にデビュー作の「風の歌を聴け」で群像新人文学賞を受賞。谷崎潤一郎賞、読売文学賞、朝日賞など数々の受賞歴がある。2006年にフランツ・カフカ賞、2009年にイスラエルのエルサレム賞受賞。ノーベル文学賞に最も近い作家の一人と言われており、毎年発表時期に日本国内でニュースになる。事実、村上春樹作品は全世界で翻訳されており、アメリカ・アジアでの評価がとりわけ高い。フィッツジェラルドやレイモンド・カーヴァーなどの作品の翻訳も手がけ、翻訳家としての仕事も高い評価を受ける。翻訳と創作活動を交互に行うことで、作風を変化させ、作家としての成長を続けている。新作が発表されるたび大きな話題となるが、近年は特別番組「村上RADIO」にてラジオDJも務め(不定期放映)、数々の名言も注目を集める。代表作に『風の歌を聴け』『羊をめぐる冒険』『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』『ノルウェイの森』『ねじまき鳥クロニクル』『海辺のカフカ』『1Q84』『騎士団長殺し』。2019年7月31日に『神の子どもたちはみな踊る』が舞台化。2019年8月7日発売の『文学界』でロングインタビュー「暗闇の中のランタンのように」掲載。アメリカのサックス奏者スタン・ゲッツの伝記翻訳を2019年8月末に刊行予定。

村上朝日堂の逆襲 (新潮文庫)のその他の作品

村上朝日堂の逆襲 単行本 村上朝日堂の逆襲 村上春樹

村上春樹の作品

ツイートする