村上朝日堂の逆襲 (新潮文庫)

  • 新潮社
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レビュー : 101
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101001364

感想・レビュー・書評

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  • 何度目かの再読。
    古い文章なのに、今考えさせられていることにつながることが多々あってはっとした。
    村上さんの先見性を感じることも。
    そして、自分も歳をとったということか。

  • 09/03/31読了。小津映画(『東京物語』)の話を読んで、見てみたくなって、レンタルビデオ店に行ってしまった。印象的だった箇所の引用:「これはもう、『恐怖の選択と言うのは無作為なものだ』、と考えるしかなくなってくる。つまり人間にはひとつかふたつはいわば精神の安全弁としての恐怖が必要なのであって、結局のところその対象は何だっていいのだ、ということである。(略)要するに恐怖というものは人間にとって欠くべからざるファクターなのだし、それが理不尽であればあるほどその有効性は大きいはずだと僕は思う。
     だいたい宇宙の暗闇の中にぽつんと浮かんだ岩塊にへばりつくようにして不安定な生を送っている人間存在が何の恐怖も感じないという状況のほうが僕にとっては恐怖である。」

  • 2016.11 本棚整理のため再読。

    ☆3.5くらい。安定のエッセイと水丸さんのイラスト。

  • 適当にだらだら読むのにちょうどいいゆるさ。
    水丸さんの挿絵と相まって気がぬける。

  • まだまだ村上春樹が俗っぽいというか、世間と関わりを持ってるし、ストイックさもそこまでな感じで珍しい。個人的にはストイック期もちょっとそこまでなので、アメリカ滞在時期あたりが一番好き。90年代前半。

  • 飛行機でよんだ。適当によむとおちつく

  • 25.8.23end

  • これもなかなか面白かったけど、「村上朝日堂はいかにして鍛えられたか」の方が面白かったかな。本著を書いてから15年近くたって、言葉の選び方なんかがさらに成熟していたように感じる。

  • なんとも力の抜けたエッセイ。
    村上春樹が日々思っていることを気の向くままにつづっている。
    こういう系統が結構好き。

  • これ、特におもしろく感じてしまう。村上春樹の本を読むにつれてちょっとしたユーモアがつぼに入る確率が高くなってる気がする。電車の中で読んでるとにやけてしまって困った。

著者プロフィール

村上春樹(むらかみ はるき)
1949年、京都府京都市伏見区生まれ、兵庫県西宮市芦屋市育ち。早稲田大学第一文学部映画演劇科卒。大学在学中にジャズ喫茶「ピーター・キャット」を国分寺・千駄ヶ谷に開店していた(1981年、店を人に譲渡)。1979年にデビュー作の「風の歌を聴け」で群像新人文学賞を受賞。谷崎潤一郎賞、読売文学賞、朝日賞など数々の受賞歴がある。2006年にフランツ・カフカ賞、2009年にイスラエルのエルサレム賞受賞。ノーベル文学賞に最も近い作家の一人と言われており、毎年発表時期に日本国内でニュースになる。事実、村上春樹作品は全世界で翻訳されており、アメリカ・アジアでの評価がとりわけ高い。フィッツジェラルドやレイモンド・カーヴァーなどの作品の翻訳も手がけ、翻訳家としての仕事も高い評価を受ける。翻訳と創作活動を交互に行うことで、作風を変化させ、作家としての成長を続けている。新作が発表されるたび大きな話題となるが、近年は特別番組「村上RADIO」にてラジオDJも務め(不定期放映)、数々の名言も注目を集める。代表作に『風の歌を聴け』『羊をめぐる冒険』『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』『ノルウェイの森』『ねじまき鳥クロニクル』『海辺のカフカ』『1Q84』『騎士団長殺し』。2019年7月31日に『神の子どもたちはみな踊る』が舞台化。2019年8月7日発売の『文学界』でロングインタビュー「暗闇の中のランタンのように」掲載。アメリカのサックス奏者スタン・ゲッツの伝記翻訳を2019年8月末に刊行予定。

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