ねじまき鳥クロニクル〈第2部〉予言する鳥編 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
3.63
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本棚登録 : 12780
レビュー : 619
  • Amazon.co.jp ・本 (432ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101001425

感想・レビュー・書評

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  • 村上春樹さんの作品は好きではありませんが、必要性があって読んでいます。

    おそらく最後まで到達した時に、物語の始まりと終わりに一本のスジが通って、この物語を受け入れられるんだと思います。

    ですが、問題はそこまでのプロセスです。
    奇想天外な物語は好きですが、村上さんのえがく世界は私の奇想天外のイメージとは違うんです。
    バラバラに分裂した、意識の欠片みたい。

    物語は非現実ですが、この小説では主人公の経験が主人公にとっても現実的でなく、現実なのか非現実なのか分かっていない。

    この、バラバラに切り刻まれたような世界観が苦手です。

    でも、最終的には村上さんの主張に賛成してしまう気がします。
    もちろん、プロセスを抜いた結論の部分だけですが。

  • 詳しい感想は3巻を読んでから。

  • 図書館にて。クミコさんのおじさんいいこと言ってたなー 共感。 さて、いよいよ最後の1冊。物語はどう終結するのかなー たのしみ! 

  • 第二部としてのレビューなんて書けない。

  • 前巻でゾゾっとした部分が出てきて、関係のない話かと思われた話が繋がってたことに感動。ねじまき鳥さんが徐々に色んな事に気づくけれど、これっぽっちも疑わず信頼するって怖い事だなぁと思った。面白い

  • 舞台設定は日常の中なのに、とてもスリリングな展開だった。
    日常だからこそ、起こり得ないと思っていることがスリリングに感じられた。




    ↓ここからネタバレ↓

    クミコさんが居なくなってしまった理由はぼんやりと明かされる。
    井戸の中の出来事や加納クレタとの心理描写に引き込まれて、気が付けば読了。
    そして僕が取る決断。気付いた「あの女」の正体。
    次の巻も気になる気になる。

  • 201502ねじまき鳥3にコメントあり。

  • 突然のクミコの失踪から、オカダトオルは井戸の底に下り数日間、考えを巡らせる。その行動は奇妙だけど最も落ち着くべき行動であると思った。

    オカダトオルは時間をかけてゆっくりと自らの判断で、前進している気がする。

    この本では夢が意味を持っている。
    夢とは他人が介入できるものではないが、加納クレタは電話の女は、オカダトオルの夢の中で非現実的な時間を共有することができる。

    私はこの本を読んでる期間に夢をみた。
    実際には自分よがりの空想みたいなものに過ぎないのだろうが、嬉しい気持ちになる夢だった。
    もし夢の中である人と時間を共有できていたのなら、、などこの本に影響を受けて考えてしまっていた。

  • 奥さんのクミコが突然の失踪。メイが何故か大人びていて気になる存在。3巻目はどんな展開になるのかな。

  • 第2部を読んでいて思ったのが、ねじまき鳥クロニクルは全体的に文学的な言い回しが多いなと思った。他の作品も書いてあるかもだけど、特に感じた。
    あと、やっぱ2部は井戸だね、井戸。村上春樹の作品って井戸がたまに出てくるけど、何かのメタファーなのかな(笑)
    改めて登場人物がどいつもこいつも変な人間ばかりだなと思う。
    2部読んでて、村上春樹って日本の作家の中では、ものごとをかなり誠実に淡々と書ける人だなと思った。

    「コツというのはね、まずあまり重要じゃないところから片づけていくことなんだよ。つまりAからZまで順番をつけようと思ったら、Aから始めるんじゃなくて、XYZのあたりから始めていくんだよ。」
    「何か大事なことを決めようと思ったときはね、まず最初はどうでもいいようなところから始めた方がいい。誰が見てもわかる、誰が考えてもわかる本当に馬鹿みたいなところから始めるんだ。そしてその馬鹿みたいなところにたっぷりと時間をかけるんだ」

    ここらへんの叔父さんの発言好き。

    いよいよ3部突入。

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著者プロフィール

村上春樹(むらかみ はるき)
1949年、京都府京都市伏見区生まれ、兵庫県西宮市芦屋市育ち。早稲田大学第一文学部映画演劇科卒。大学在学中にジャズ喫茶「ピーター・キャット」を国分寺・千駄ヶ谷に開店していた(1981年、店を人に譲渡)。1979年にデビュー作の「風の歌を聴け」で群像新人文学賞を受賞。谷崎潤一郎賞、読売文学賞、朝日賞など数々の受賞歴がある。2006年にフランツ・カフカ賞、2009年にイスラエルのエルサレム賞受賞。ノーベル文学賞に最も近い作家の一人と言われており、毎年発表時期に日本国内でニュースになる。事実、村上春樹作品は全世界で翻訳されており、アメリカ・アジアでの評価がとりわけ高い。フィッツジェラルドやレイモンド・カーヴァーなどの作品の翻訳も手がけ、翻訳家としての仕事も高い評価を受ける。翻訳と創作活動を交互に行うことで、作風を変化させ、作家としての成長を続けている。新作が発表されるたび大きな話題となるが、近年は特別番組「村上RADIO」にてラジオDJも務め(不定期放映)、数々の名言も注目を集める。代表作に『風の歌を聴け』『羊をめぐる冒険』『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』『ノルウェイの森』『ねじまき鳥クロニクル』『海辺のカフカ』『1Q84』『騎士団長殺し』。2019年7月31日に『神の子どもたちはみな踊る』が舞台化。2019年8月7日発売の『文学界』でロングインタビュー「暗闇の中のランタンのように」掲載。アメリカのサックス奏者スタン・ゲッツの伝記翻訳を2019年8月末に刊行予定。

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