ねじまき鳥クロニクル〈第3部〉鳥刺し男編 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 12298
レビュー : 734
  • Amazon.co.jp ・本 (600ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101001432

感想・レビュー・書評

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  • ※1〜3部の感想をまとめて記載

    最近ちょっと読んでいた村上春樹。

    第1部から2部の途中までは、世界観にどっぷりハマって読めたのだが、それ以降が失速して読み終えるまでがかなりツラかった。

    前半に色々と出現する謎、キャラクターも含めた作品の雰囲気は凄く良かったんだけれど…
    ここまで引っ張ると少々中だるみ感があった。

    「ハルキスト」にはなれそうも無いかな…

    <印象に残った言葉>
    ・ ひとりの人間が、他のひとりの人間について十分に理解するというのは果して可能なことだろうか。つまり、誰かのことを知ろうと長い時間をかけて、真剣に努力をかさねて、その結果我々はその相手にどの程度まで近づくことができるのだろうか。我々は我々がよく知っていると思い込んでいる相手について、本当に何か大事なことを知っているのだろうか。(1部 P53 僕)

    ・でもだからといって、何をやりたいかっていうと、何もやりたいことなないんだ。やれと言われれだ大抵のことはできそうな気もする。でもこれをやりたいっていうイメージがないんだよ。それが今の僕にとっての問題なんだ。イメージがもてないんだ。(1部 P269 僕)

  • 内容は難解だが、言葉のチョイスというか表現の仕方は好き。
    またいつか読むかも。

  • ずいぶん長いこと2巻目まで読んでそのままになっていたのを、出張を機に3冊目をやっと読んだ。
    予想した以上にはっきりとしたクライマックスがあって、続きが気になって途中をゆっくりと読まずに進んでしまったところがあるので、今後たびたび読み返したい。

  • 深い心理学と哲学が交わった難しさのあるストーリー。面白いがかなり難しい、読み終わって自分自身どこまでこの作品のことを解ったのだろうと少し自問自答してます。
    個人的には1Q84を先に読んでいたので牛河が登場したのはサプライズでちょっとテンションあがりました。

  • 文章が、飽きない。
    難解だけど読みやすいです。

  • たぶん、とばっかり言う村上の絶対にぼくを必要としている、ということばが響いた。これからの人生においてなにかを絶対的に信じることはできるのだろうか。

  • 再読2回目。作品は壮大なセカイ(現実、虚構、過去をひっくるめて)を舞台にしたファンタジーだと理解した。話のつながりをすべて把握したとは言えないけど、何故クミコがオカダトオルの前から消え、最後ワタヤノボルを始末するのかという理由については理解できた。文章は簡単で読みやすいけど、話があちらこちらに飛んで意味がとりづらいんだよなあ。それがこの作者の良さであり反面嫌な所でもあると思う。この作者「ノルウェイ~」と「1Q84」とこの作品以外は読んだことが無いので少し間をおいてから他の作品も読んでみたいと思う。

  • おもしろかった

  • まず、長かった。読み終えるのに5ヶ月近くかかった。
    話は、急な展開があるわけではなく、じわじわと次のストーリーに進んでいく感じ。
    多くの人が登場し、多くの人が様々な問題を抱えている。
    間宮中尉と動物園の話が特に読み応えがあり、夢中になった。

    最終的に、分からないことが多かった。というか、明かされないことが多かった。
    加納姉妹はどうなったのか?ナツメグが仮縫い室でやっていた仕事とは何だったのか…?

    ただ、主人公がクミコのことを探し求め、そんなことをする理由に「愛しているからだ」という具体的かつ明確に答えていたのが、村上春樹の作品では珍しい気がした。

    でも、多分、この小説の真髄のようなものを理解出来なかったなぁ。

  • 良くわからないところはいっぱいあったけれど、書かれていないところは読者が想像していいのかな、と。
    読む人の読解力に任されてる感じがした。

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著者プロフィール

村上春樹(むらかみ はるき)
1949年、京都府京都市伏見区生まれ、兵庫県西宮市芦屋市育ち。早稲田大学第一文学部映画演劇科卒。大学在学中にジャズ喫茶「ピーター・キャット」を国分寺・千駄ヶ谷に開店していた(1981年、店を人に譲渡)。1979年にデビュー作の「風の歌を聴け」で群像新人文学賞を受賞。谷崎潤一郎賞、読売文学賞、朝日賞など数々の受賞歴がある。2006年にフランツ・カフカ賞、2009年にイスラエルのエルサレム賞受賞。ノーベル文学賞に最も近い作家の一人と言われており、毎年発表時期に日本国内でニュースになる。事実、村上春樹作品は全世界で翻訳されており、アメリカ・アジアでの評価がとりわけ高い。フィッツジェラルドやレイモンド・カーヴァーなどの作品の翻訳も手がけ、翻訳家としての仕事も高い評価を受ける。翻訳と創作活動を交互に行うことで、作風を変化させ、作家としての成長を続けている。新作が発表されるたび大きな話題となるが、近年は特別番組「村上RADIO」にてラジオDJも務め(不定期放映)、数々の名言も注目を集める。代表作に『風の歌を聴け』『羊をめぐる冒険』『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』『ノルウェイの森』『ねじまき鳥クロニクル』『海辺のカフカ』『1Q84』『騎士団長殺し』。2019年7月31日に『神の子どもたちはみな踊る』が舞台化。2019年8月7日発売の『文学界』でロングインタビュー「暗闇の中のランタンのように」掲載。アメリカのサックス奏者スタン・ゲッツの伝記翻訳を2019年8月末に刊行予定。

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