村上朝日堂はいかにして鍛えられたか (新潮文庫)

著者 :
制作 : 安西 水丸 
  • 新潮社
3.56
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本棚登録 : 1353
レビュー : 109
  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101001470

作品紹介・あらすじ

裸で家事をする主婦は正しいのか?あなたの空中浮遊の夢はどのタイプ?読者から多数の反響を呼んだ「通信」シリーズを筆頭に、「真昼の回転鮨にしかけられた恐怖の落とし穴」「宇宙人には知られたくない言葉」から、苦情の手紙の書き方、学校の体罰の問題まで、世紀末の日本を綴ったエッセイを水丸画伯のイラストがサポートする、名コンビ「村上朝日堂」シリーズ最新作。

感想・レビュー・書評

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  • 大好物の村上春樹さんのエッセー。

    物書きだったらこういう発言は控えたりするんだろうなぁ、ということもサラッとコミカルに表現するところはさすが・・。

    村上さんに「この本が・・」と紹介されると、私の読みたいリストもどんどん増える(≧_≦)!

    それにしても、全裸で家事をしている人のお話は・・・(^^;)。ビックリでしたw。

    • jamさん
      nyancomaruさん。
      絵本も詳しいんですね!
      そのコラボも魅惑ですね~w。
      絵本は割と作家さんが絵も描いちゃうパターンも多いですよね。...
      nyancomaruさん。
      絵本も詳しいんですね!
      そのコラボも魅惑ですね~w。
      絵本は割と作家さんが絵も描いちゃうパターンも多いですよね。荒井良二さんとかどいかやさんの絵、好きだったな。
      最近絵本から遠ざかってるので読みたくなってきました。。(*´∀`*)
      2013/04/10
    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「荒井良二さんとかどいかやさんの絵」
      お二方とも、色遣いが素敵ですね。。。フォローはしていませんが荒井良二はブクログに。。。
      荒井良二くんの...
      「荒井良二さんとかどいかやさんの絵」
      お二方とも、色遣いが素敵ですね。。。フォローはしていませんが荒井良二はブクログに。。。
      荒井良二くんの本棚
      http://booklog.jp/users/arairyoji

      私の場合は、元々絵が好きだから、絵本も好きって感じです。。。
      2013/04/11
    • jamさん
      nyancomaruさん。
      また私が喜ぶ情報を・・(≧▽≦)!!
      早速本棚チェックしてきます♪
      nyancomaruさん。
      また私が喜ぶ情報を・・(≧▽≦)!!
      早速本棚チェックしてきます♪
      2013/04/12
  • 読むと、すごくほっとする。思わずにやりとしたり、そうそう、本当にそうなんだよと頷いたりできて、癒される。ところどころに出てくる表現にはっとして、さすがだなぁと思う。水丸さんの絵がまたたまらないです。お気に入りの話は、猫のミューズ関係と、ホテルやマンションの名前についての話。村上さんの、○○的なんちゃらという表現がすごく好きです。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「さすがだなぁと思う。」
      サラっと軽そうで、とっても重い(時がある)。
      あっそうだったんだ!と気付かせて貰ったコトは、心の底に残るので、必要...
      「さすがだなぁと思う。」
      サラっと軽そうで、とっても重い(時がある)。
      あっそうだったんだ!と気付かせて貰ったコトは、心の底に残るので、必要な時に思い出して役に立つような気がしてます。。。
      2013/08/27
  • 何年かに一度本棚から引っ張り出してくる一冊。水丸さんとの楽しいお話や不思議猫ミューズの話がすき。
    でもこの度読んで一番印象的だったのは「ウォークマンを悪くいうわけじゃないですが」の項。エネルギー問題に触れている。このエッセイが発表されたのは1996年。原発事故が起こるまで、この問題に触れることはタブーだったはず。でもこの人はきちんと自分の考えを活字にして世に出してる。新聞の問題、教育、差別問題しかり。
    作家にとって筆は剣だ。
    誤れば自分の命をも落としかねない。覚悟を持って剣を持つこの姿勢に私は出会った時から惚れ続けている。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「覚悟を持って剣を持つ」
      上手い表現だな。
      「覚悟を持って剣を持つ」
      上手い表現だな。
      2012/12/25
  • スラスラ読めて楽しい。でも昔の同シリーズにくらべて(村上春樹も年をとったのか)ちょっと小言っぽいところが多いのがまた笑える。「夢のサーフシティ」もはやく読まなきゃ。

  • <u><b>村上春樹はアホだ</b></u>

    小説家・村上春樹の超くだらないエッセイ集。裸で家事をする主婦は正しいのか?とか、ホテルの引き出しに入ってた謎のエロ本についてとか、本当にどうでもいいことばっかり書いています。時々、まじめなことも書いてるけどね。くだらないことも、まじめなことも、「ああ、春樹だなぁ」と思わせてくれる。確かにあの小説の数々はこの丸顔のおっさんが書いているんだな〜と思わせてくれる。
    この本は、今は亡き愛猫ミューズに捧げられている。最後のあとがきのミューズに向けたさりげないこの一文が、この本の中でぐっときたかもしれない。
    <blockquote>ミューズの魂よ、やすらかに眠れ。僕はまだもうちょっとがんばるからね。</blockquote>
    もうちょっと、がんばって下さい。

    特に好きなエッセイ↓
    「テネシー・ウィリアムズはいかにして見捨てられたか
    「傷つかなくなることについて」
    「一日ですっかり変わってしまうこともある」
    「日本マンション・ラブホテルの名前大賞が決まりました+あとがき」
    「果たされなかったもの」

  • 何度でも書くけど、本当に春樹のエッセイは面白い。何がと言われるとくだらなすぎて面白い。
    なんだかとても失礼な事を書いているけど、このくだらなさ具合が絶妙すぎてたまらない。
    きっとくだらなさが振り幅を超えてしまうとつまらなすぎて読めないだろうし…その加減がとにかく絶妙。
    ビール片手に何気なく手にとってサラリと読めるとこがとにかく最高である。

  • あとがきにあるが、このエッセイは、筆者にとって「精神バランスを維持するための息抜き」とあるように読者にとっても息抜きとなり、精神衛生に寄与している気がする。何かを求めて読むのではなく、自分の肩の荷を下ろすために読むような。そんな幸せの再確認かもしれない。

  • 2017年34冊目。

    小難しい本が続くと、ふと村上春樹さんの文章に触れたくなることが多い。
    小説もいいけど、体力的にズシンと来るので、これくらいのエッセイを寝る前にくすくす笑いながら読むのが心地いい。
    村上春樹さんのユーモアと脱力感と、安西水丸さん絵のタッチは本当によく合うと思う。
    100kmマラソンについてと空中浮遊の夢については、ぜひ語り合ってみたいなと思った。

  • 長旅には村上さんのエッセイを一つ持っていきたい、ということでアイルランド出張に持参した本。
    期待に十分以上に応えていただいた。たぶん折に触れて読み返す。

  • 2017.01 本棚整理のため9年ぶり再読。

    1995年頃の週刊朝日連載のエッセイ集。通勤時や乗り換えの多い移動時にちょうどいい。

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著者プロフィール

村上春樹(むらかみ はるき)
1949年、京都府京都市伏見区生まれ、兵庫県西宮市芦屋市育ち。早稲田大学第一文学部映画演劇科卒。大学在学中にジャズ喫茶「ピーター・キャット」を国分寺・千駄ヶ谷に開店していた(1981年、店を人に譲渡)。1979年にデビュー作の「風の歌を聴け」で群像新人文学賞を受賞。谷崎潤一郎賞、読売文学賞、朝日賞など数々の受賞歴がある。2006年にフランツ・カフカ賞、2009年にイスラエルのエルサレム賞受賞。ノーベル文学賞に最も近い作家の一人と言われており、毎年発表時期に日本国内でニュースになる。事実、村上春樹作品は全世界で翻訳されており、アメリカ・アジアでの評価がとりわけ高い。フィッツジェラルドやレイモンド・カーヴァーなどの作品の翻訳も手がけ、翻訳家としての仕事も高い評価を受ける。翻訳と創作活動を交互に行うことで、作風を変化させ、作家としての成長を続けている。新作が発表されるたび大きな話題となるが、近年は特別番組「村上RADIO」にてラジオDJも務め(不定期放映)、数々の名言も注目を集める。代表作に『風の歌を聴け』『羊をめぐる冒険』『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』『ノルウェイの森』『ねじまき鳥クロニクル』『海辺のカフカ』『1Q84』『騎士団長殺し』。2019年7月31日に『神の子どもたちはみな踊る』が舞台化。2019年8月7日発売の『文学界』でロングインタビュー「暗闇の中のランタンのように」掲載。アメリカのサックス奏者スタン・ゲッツの伝記翻訳を2019年8月末に刊行予定。

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