- Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101001517
感想・レビュー・書評
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アイラに多くが割かれている。
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アイルランド人の僕には、村上先生によるアイルランドの描写と指摘が図星すぎてとても面白くて懐かしかった。特にアイルランドのあおり運転についての下りは、ずっとニヤニヤしながら読んでいた。
しかし残念ながら、この一冊について、一つどうしても気に食わないところがあった。僕はただ教養がないかもしれないけど、ところには、村上先生ならではの、一般人にわかるはずのない人物などを引用した余計に難しい比喩と描写があった。その比喩の力を貸して描写にもっと彩りを与えようとするよりも、ただ「ボク、賢くない?」ってアピールしようとする感があったので、僕は読んでてついイラッとすることが多かった。
とはいえ、村上先生のこういう文体がよく好みに合う方なら、この一冊をおすすめする。内容自体が素晴らしいし、新しい試してみたいウィスキーの飲み方も見つかるかもしれない。 -
「うまいアイラのシングル・モルトがそこにあるのに、どうしてわざわざブレンディド・ウィスキーなんてものを飲まなくちゃいけない?それは天使が空から降りてきて美しい音楽を奏でようとしているときに、テレビの再放送番組をつけるようなものじゃないか」
ほんとにこんなお洒落なこと言うパンピーがいるのだろうか。 -
お酒、特段ウィスキーが大好きな人だけがわかるウィスキーエッセー。
お酒とその先で出会う人と料理。
あんまり水や氷でしゃびしゃびに割らず、かっこよくロック…はムリだけどもウィスキーの味をゆっくり楽しんでみたくなる本でしたv -
ウィスキーってこうやってできるのね、と関心。
もちろんウィスキーが飲みたくなります。 -
ウィスキーに憧れた時期があったもんで・・・。