海辺のカフカ (上) (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 26179
レビュー : 2021
  • Amazon.co.jp ・本 (496ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101001548

感想・レビュー・書評

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  • 初めて村上春樹の小説を読んだ。話題になるだけに、面白かったけど、どことなく読んでいてブルーな気分になってくるとこがあったので、評価マックスにはしなかった。同時に二つの物語を読んでいる感じ。大島さんが女という告白には驚いた。

  • 高校時代の友人が繰り返しこの作品を読んでいたので、なにか印象的な作品の一つ

    いつか読もうと思っていたけど、なかなか手を出せずにいた

    読み終わった結果、すべての作品を読んだわけではないけど、自己的なイメージでいう、村上春樹らしい作品

    問いかけが多く、遠回りを延々として、ひとつの真実に近づいていくスタイル、他のスタイルを読んでみたい

  • カフカ少年が山奥の小屋でひとり過ごすんだけど、
    雨が降ったときに全裸でシャワー代わりに水浴びするシーンが
    なぜか映像としてすごく記憶に残っている。
    村上作品はねじまき鳥の井戸しかり、この作品の山ごもりしかり
    孤独になってひたすら闇や心の中と向き合うシーンってのが
    印象的。

  • 気づかないことや知らないことが、この世の中にはたくさんあって、それに気づくとたまらなく無力感を感じる。
    「こんなものがあったらいいのに」といった想像から物事は形作られて、現実を成す。誰もそんなこと想像しなければ、現実には起こりえない。夢は想像であり、その想像が現実となり、責任を持たなくてはいけなくなったとき、どうするのか?
    2つの話がどのように結びつくのか、楽しみ。
    この著者はいろいろなことを知っていて、咀嚼もできているように感じて、本当にすごいなあってつくづく思う。
    で、
    カフカ「城、変身、審判、流刑地にて」を読みたくなった。
    フランツ・シューベルトのソナタ。
    In dreams begin the responsibilities.
    幸福とは寓話で、不幸とは物語。(トルストイ)

  • 毎年、夏になると読みたくなります。

    読んでいて、カフカ君の冷静な視点の中にも感情の揺さぶりが感じられたり、確かな成長を感じられるところがとても好きです。
    登場人物も個性的で魅力的なキャラクターばかりです。ナカタさんにホシノさんのサイドもほっとしたり、なるほどと思ったり、こちらまで力が入ったり。

    村上春樹を読むといつもそうですが、お腹が空いたり、ビールが飲みたくなったり、音楽が聴きたくなったりしますね。
    そうやって自分の実生活にまで影響が及んでくるところもまた好きです。

  • 春樹作品は2作目。先輩から貸していただいたもの。
    先輩おすすめなだけあって、ノルウェイの森よりもこっちの方が好きかも。
    交互に繰り返される僕の家出の話とナカタさんの話が、やっと最後の方で繋がって来たかなぁという感じ。
    やっぱり、こういう風にはじめはバラバラなものがだんだん収束していく話は好きだなー。
    下巻も楽しみ!

  • 初めて村上春樹さんの小説を読んだ。人気があり過ぎて敬遠していた。
    海外でもとても高く評価されていて、その理由が知りたくてこの本を購入。
    不思議な小説。面白い。今まで読まなかったことを後悔。
    これから数冊読んでみるつもり。
    喋る猫は、猫好きにはたまらない!

  • 初めて読んだ村上作品
    ずっと興味はあったけど、踏み出せなくて、高校の図書室にあったから借りてみたら、ほーんと面白くて、課題もしないで読みふけった!!

    あの、戦時中の事件には本当にぞくぞくしたし、田村くんの冒険や、ナカタさんの猫の話もぜーんぶ好きすぎて、今でも何回でも読めます

    これで村上春樹にだだはまりし、むさぼるように読みました。
    高校の休み時間とかも惜しんで読んでたので、友達に、最初は読書少女なのかと思ってたとよく言われます笑

  • 題材として猫殺しとか生き霊とかが出てくるが私としてはもう一つの様にも思えるが、次はどうなるのだろう?という力強い進展性があります。 それに惹かれます。

  • 独特の世界観。
    途中、きつい描写があったりするけれど、
    面白かったです。
    個人的には、ノルウェイの森よりすきです。

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著者プロフィール

村上春樹(むらかみ はるき)
1949年、京都府京都市伏見区生まれ、兵庫県西宮市芦屋市育ち。早稲田大学第一文学部映画演劇科卒。大学在学中にジャズ喫茶「ピーター・キャット」を国分寺・千駄ヶ谷に開店していた(1981年、店を人に譲渡)。1979年にデビュー作の「風の歌を聴け」で群像新人文学賞を受賞。谷崎潤一郎賞、読売文学賞、朝日賞など数々の受賞歴がある。2006年にフランツ・カフカ賞、2009年にイスラエルのエルサレム賞受賞。ノーベル文学賞に最も近い作家の一人と言われており、毎年発表時期に日本国内でニュースになる。事実、村上春樹作品は全世界で翻訳されており、アメリカ・アジアでの評価がとりわけ高い。フィッツジェラルドやレイモンド・カーヴァーなどの作品の翻訳も手がけ、翻訳家としての仕事も高い評価を受ける。翻訳と創作活動を交互に行うことで、作風を変化させ、作家としての成長を続けている。新作が発表されるたび大きな話題となるが、近年は特別番組「村上RADIO」にてラジオDJも務め(不定期放映)、数々の名言も注目を集める。代表作に『風の歌を聴け』『羊をめぐる冒険』『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』『ノルウェイの森』『ねじまき鳥クロニクル』『海辺のカフカ』『1Q84』『騎士団長殺し』。2019年7月31日に『神の子どもたちはみな踊る』が舞台化。2019年8月7日発売の『文学界』でロングインタビュー「暗闇の中のランタンのように」掲載。アメリカのサックス奏者スタン・ゲッツの伝記翻訳を2019年8月末に刊行予定。

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