海辺のカフカ (上) (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 26169
レビュー : 2021
  • Amazon.co.jp ・本 (496ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101001548

感想・レビュー・書評

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  • 3つの物語が同時進行して最初はん?と思ったけれど、読み進めるにつれて3つの物語の関係性が見えてきて、早く読みたい!という感じになった!

    下も楽しみです!

    全体の感想は下の方の評価に書いておきます!

  • ナカタさんが最後死んでしまったのは残念だったけど、彼は星野君の中で生きれるかな。カフカ君にも、高松に家族みたいな人達が出来てこれからは孤独でない人生を送って欲しい。大島さんのメモの、責任は想像力の中にある、というのはホントに同感した!

  • 村上春樹っぽい小説。空気感が面白い。

  • 15歳の家出少年田村カフカくん(偽名)、と猫と会話が出来るナカタさんの話が並行して続いていく。

    心では理解しているつもりだけれど、感想として文字に起こそうとすると難しい笑
    ナカタさんの友達の猫が殺されるのはちょっと嫌なシーン...

  • 文章から感じる独特な雰囲気に何故かわからないけど引き込まれる。

  • 1ドル350円の時代、「ジョニ黒」といえば
    高級スコッチ・ウイスキーの代名詞だったらしい
    (植田まさしの初期4コマによく出てきた)
    それが今では1ドル120円前後
    物品税の廃止等もあり
    お手頃価格で、下手をすればコンビニにもジョニ黒が置いてある
    このように舶来品の価格破壊が進んだことは
    日本人によくない勘違いをもたらした
    つまり、躍進する日本はすでに欧米経済を手中に収めたも同然
    英国紳士ジョニー・ウォーカーも
    きれいなべべ着たお稚児さんみたいなもんやないか、と
    なぜか関西弁になったりして

    まあ勘違いはともかく、そういう空気の蔓延したことは
    文化の格式をいったん全てリセットするに至った
    どういうことかといえば
    ジョニ黒を飲んでるぐらいで一流の大人づらすることができなくなった
    お稚児さんとは呼ばないまでも
    ただのおっさんに、ジョニー・ウォーカーはおちぶれてしまったのである
    21世紀初頭
    そのジョニー・ウォーカーが、なぜか東京都中野区に出没していた

    中野区には、都知事から補助をもらって暮らすナカタさんが住んでいて
    猫さがしの名人でもある彼は、人に頼まれては迷子の猫をさがし
    密かな小遣い稼ぎとしていたのだが
    ジョニー・ウォーカーとの間に起こったトラブルが原因で
    そこを逃げ出すハメになった
    一方、勘の命じるまま西へと向かうナカタさんに先んじ
    やはり西国、讃岐高松に赴いた家出少年がいて
    これが本編主人公の田村カフカである
    カフカ少年は、父から受けた予言というか呪いというか
    「おまえは父を殺し母と姉を犯すのじゃ」という
    まんまオイディプス王のそれに怯えて
    家を飛びだしたのだった

  • フィクションでも気持ちが悪い。自然の中で読んでたからまだ気持ちが落ちすぎずに助かった。

  • 初めて挑戦した村上春樹作品。抽象的な内容が難しかった。あまり考えすぎず世界観や雰囲気を味わいながら読めばもう少し楽しく読めたと思う。

    • hiro-9さん
      村上さんの作品は発表された順に読んでいくと楽しめると思いますよ。あと共著しているのとかはわかりやすかも。
      村上さんの作品は発表された順に読んでいくと楽しめると思いますよ。あと共著しているのとかはわかりやすかも。
      2019/04/28
  • 2019/04/21 2回目

  • 【満たすなら、優しい記憶で】世界でもっともタフになることを求められた「田村カフカ」は、15歳の誕生日に家を飛び出し西へ西へと向かう。彼の逃避行は、記憶を失くす一方で猫と話す能力を身につけた「ナカタさん」の運命と不思議な邂逅を果たすのであるが......。著者は、本作で世界幻想文学大賞を受賞した村上春樹。

    おそらく3度目の通読になるのですが、「ナカタさん」と「ホシノくん」の掛け合いパートが本当に心地良い。ユーモラスという言葉がピッタリくると思うのですが、テンポ感と言葉の温かみが愛おしい作品でした。過去に読んだ物語に改めて身を浸すと、新鮮な発見があるということを再確認させられました。


    「よう、ナカタさん」
    「なんでしょう、ホシノさん」
    「なんだか悪い夢を見ているような気がする」
    「はい。しかしもしそうだとしても、少なくとも私たちは同じ夢を見ていることになります」


    舞台も観に行こうかな☆5つ

    ※本レビューは上下巻を通してのものです。

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著者プロフィール

村上春樹(むらかみ はるき)
1949年、京都府京都市伏見区生まれ、兵庫県西宮市芦屋市育ち。早稲田大学第一文学部映画演劇科卒。大学在学中にジャズ喫茶「ピーター・キャット」を国分寺・千駄ヶ谷に開店していた(1981年、店を人に譲渡)。1979年にデビュー作の「風の歌を聴け」で群像新人文学賞を受賞。谷崎潤一郎賞、読売文学賞、朝日賞など数々の受賞歴がある。2006年にフランツ・カフカ賞、2009年にイスラエルのエルサレム賞受賞。ノーベル文学賞に最も近い作家の一人と言われており、毎年発表時期に日本国内でニュースになる。事実、村上春樹作品は全世界で翻訳されており、アメリカ・アジアでの評価がとりわけ高い。フィッツジェラルドやレイモンド・カーヴァーなどの作品の翻訳も手がけ、翻訳家としての仕事も高い評価を受ける。翻訳と創作活動を交互に行うことで、作風を変化させ、作家としての成長を続けている。新作が発表されるたび大きな話題となるが、近年は特別番組「村上RADIO」にてラジオDJも務め(不定期放映)、数々の名言も注目を集める。代表作に『風の歌を聴け』『羊をめぐる冒険』『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』『ノルウェイの森』『ねじまき鳥クロニクル』『海辺のカフカ』『1Q84』『騎士団長殺し』。2019年7月31日に『神の子どもたちはみな踊る』が舞台化。2019年8月7日発売の『文学界』でロングインタビュー「暗闇の中のランタンのように」掲載。アメリカのサックス奏者スタン・ゲッツの伝記翻訳を2019年8月末に刊行予定。

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