海辺のカフカ (上) (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 26088
レビュー : 2018
  • Amazon.co.jp ・本 (496ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101001548

感想・レビュー・書評

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  • 春樹ワールド。この独特な世界観を、たまに無性に読みたくなり、積読の中から取った。
    逸れそうの世界が、どこでどう交わって繋がっていくのか。これ、毎回ワクワクさせられます。

  • 今まで読んだ初期の村上春樹作品とかと比べてかなり長いものの読みやすかった。場面転換がいい塩梅でどんどん読む手が進んだ。先が気になると言うわけでは無いが、どんどんすすんで読んでいた。大島さんの聡明さに惹かれた。

  • 初めての村上春樹。超有名作家。なるほどー。
    セレブな都会の大人に人気ある作家というイメージ。
    個人的な意見ですが。

    上巻はジョニーウォーカー。赤ラベルw
    昔親父が飲んでたなー。黒が高級?飲んだことないけど。

    戦争や虐待や拷問が出てくるいろんな本を読んだけど、
    猫をいじめる部分だけは読めなかった…ごめん。
    そこだけは飛ばして読んだ。

    じいちゃんと猫の会話がかわいい。
    総じて登場人物同士の会話が面白い。

    全般的に、禅問答しながら何かの儀式が進んで行くような、
    そんな淡々とした空気感がある。

    下巻までもサクサク読ませる。

  • ナカタさんがヒッチハイクしていくところが、ほっとして楽しい。

  • 感想は下巻で
    なのだが感想でないこの本について
    丁度帰宅時電車の乗換駅に着いたとき読み終わったのだが
    目の前をみたら「ジョニーウォーカー」の広告があった
    もちろんこの本に関係なくそこにあったのである
    この本を読んだから目に入ったのである
    お酒は飲まないから気付けないのだ
    必要な情報でないからだ
    必要な情報とはなんだろう

  • 海辺のカフカ (上) (新潮文庫)

  • 自分にとって4作目の村上春樹の作品。今まで読んだものとどれも違って現実と非現実が入り乱れる中身だった。ただ、上巻はまだ非現実が占める割合は少ない。

  • 小説

  • 難解
    困惑
    微妙
    疑問

  • [private][more]

    ある場合には運命っていうのは、絶えまなく進行方向を変える局地的な砂嵐に似ている。君はそれを避けようと足どりを変える。そうすると、嵐も君にあわせるように足どりを変える。君はもう一度足どりを変える。すると嵐もまた同じように足どりを変える。何度でも何度でも。まるで夜明け前に死神と踊る不吉なダンスみたいに、それが繰り返される。なぜかといえば、その嵐はどこか遠くからやってきた無関係ななにかじゃないからだ。そいつはつまり、君自身のことなんだ。君の中にあるなにかなんだ。だから君にできることといえば、あきらめてその嵐の中にまっすぐ足を踏み入れ、砂が入らないように目と耳をしっかりふさぎ、一歩一歩とおり抜けていくことだけだ。そこはおそらく太陽もなく月もなく、方向もなく、あるばあいにはまっとうな時間さえない。そこには骨をくだいたような白く細かい砂が空高く舞っているだけだ。そういう砂嵐を想像するんだ。
     君はこれから世界でいちばんタフな15歳の少年にならなくちゃいけないんだ。なにがあろうとさ。そうする以外に君がこの世界を生きのびていく道はないんだからね。そしてそのためには、ほんとうにタフであるというのがどういうことなのか、君は自分で理解しなくちゃならない。わかった?
     そしてその砂嵐が終わったとき、どうやって自分がそいつをくぐり抜けて生きのびることができたのか、君にはよく理解できないはずだ。でもひとつだけはっきりしていることがある。その嵐から出てきた君は、そこに足を踏み入れたときの君じゃないっていうことだ。そう、それが砂嵐というものの意味なんだ。[/private]

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著者プロフィール

村上春樹(むらかみ はるき)
1949年、京都府京都市伏見区生まれ、兵庫県西宮市芦屋市育ち。早稲田大学第一文学部映画演劇科卒。大学在学中にジャズ喫茶「ピーター・キャット」を国分寺・千駄ヶ谷に開店していた(1981年、店を人に譲渡)。1979年にデビュー作の「風の歌を聴け」で群像新人文学賞を受賞。谷崎潤一郎賞、読売文学賞、朝日賞など数々の受賞歴がある。2006年にフランツ・カフカ賞、2009年にイスラエルのエルサレム賞受賞。ノーベル文学賞に最も近い作家の一人と言われており、毎年発表時期に日本国内でニュースになる。事実、村上春樹作品は全世界で翻訳されており、アメリカ・アジアでの評価がとりわけ高い。フィッツジェラルドやレイモンド・カーヴァーなどの作品の翻訳も手がけ、翻訳家としての仕事も高い評価を受ける。翻訳と創作活動を交互に行うことで、作風を変化させ、作家としての成長を続けている。新作が発表されるたび大きな話題となるが、近年は特別番組「村上RADIO」にてラジオDJも務め(不定期放映)、数々の名言も注目を集める。代表作に『風の歌を聴け』『羊をめぐる冒険』『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』『ノルウェイの森』『ねじまき鳥クロニクル』『海辺のカフカ』『1Q84』『騎士団長殺し』。2019年7月7日発売の『文学界』で短編小説を2作掲載。アメリカのサックス奏者スタン・ゲッツの伝記翻訳を2019年8月末に刊行予定。

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