海辺のカフカ (下) (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
3.63
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本棚登録 : 22496
レビュー : 1534
  • Amazon.co.jp ・本 (544ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101001555

感想・レビュー・書評

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  • なんとも象徴的な締めくくり。意味など見出ださなくてもよいのです。ただただ、この世界観に浸って、非現実体験ん楽しめれば。それこそ、読書の醍醐味!

  • 下巻はより非現実的な要素が増し、意味不明な所が多く理解が難しくなったがそれは幻想的でありそれこそ村上春樹の作品の魅力的な部分なのだと感じられた。現実社会を生きながらも一度小説を開くとその世界にトリップできる(一種の現実逃避ともいえるかもしれないが)不思議な力が小説にはあると再確認した。
    また他の作品にも言えることだが本当に登場人物が個性的で魅力的だった。
    次は短編集を読んでいきたいと思った。

  • 下巻はカーネルサンダース。
    ケンタッキー食べたい。

    不思議な事件や幻覚のような事実が描かれて、
    取り巻くキャラクターもそれぞれが何か
    人には知られてはいけない意図を抱えて進む。

    村上春樹さんは大人の童話作家。という感じかなぁ。
    解決や収束じゃなくて、日常の中の幻想。
    音楽や歴史や芸術の知識とかがちりばめられてる。
    不思議の国のカフカ。

    性に関しては、金と暴力のない性交渉はもとより
    なおかつ、愛という言葉すら拘束のようなもので、
    セックスに意味を派生させない。性別しかり。

    意味づけ、理由づけのある行動者と
    行動の意味を探す者と。

    なんとなく作者の世界観というかそういうものが
    面白く読めます。
    別のも読んでみよう。

  • ナカタさんと星野君の道中ものとして堪能。
    僕が一人称現在形で語る章は読み辛くて、斜め読み。

  • ナカタさんとホシノさんの物語にくらべて
    カフカ側のなんたる青臭さ
    その対比の上で
    教養小説すなわち大人の小説でなく
    大人でない青春小説をより好む作者不動の位置が巨大
    小説を書くことは誰かに説明することだが
    その中には効果から手段を選ぶのでなく
    そこでもただ好きなよう振舞うことを追う姿勢も確かにある

  • 海辺のカフカ (下) (新潮文庫)

  • ホシノさんのファンになりました。

  • 自分が今まで読んだ村上春樹の作品の中で、1番特徴的な作品だった。ここまでメタファーを駆使し、過去の名作のアイディアを取り入れつつ、現実と非現実が入り乱れながら、成長を描く作品はなかった。不思議な読後感。話の流れの方が気になって、随所にあるメタファーをどこまで読み解けてるのか分からない。いずれ再読しよう。

  • 小説

  • 不安
    不可思議
    不明
    不十分
    いずれ、また

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著者プロフィール

村上春樹(むらかみ はるき)
1949年、京都府京都市伏見区生まれ、兵庫県西宮市芦屋市育ち。早稲田大学第一文学部映画演劇科卒。大学在学中にジャズ喫茶「ピーター・キャット」を国分寺・千駄ヶ谷に開店していた(1981年、店を人に譲渡)。1979年にデビュー作の「風の歌を聴け」で群像新人文学賞を受賞。谷崎潤一郎賞、読売文学賞、朝日賞など数々の受賞歴がある。2006年にフランツ・カフカ賞、2009年にイスラエルのエルサレム賞受賞。ノーベル文学賞に最も近い作家の一人と言われており、毎年発表時期に日本国内でニュースになる。事実、村上春樹作品は全世界で翻訳されており、アメリカ・アジアでの評価がとりわけ高い。フィッツジェラルドやレイモンド・カーヴァーなどの作品の翻訳も手がけ、翻訳家としての仕事も高い評価を受ける。翻訳と創作活動を交互に行うことで、作風を変化させ、作家としての成長を続けている。新作が発表されるたび大きな話題となるが、近年は特別番組「村上RADIO」にてラジオDJも務め(不定期放映)、数々の名言も注目を集める。代表作に『風の歌を聴け』『羊をめぐる冒険』『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』『ノルウェイの森』『ねじまき鳥クロニクル』『海辺のカフカ』『1Q84』『騎士団長殺し』。2019年7月31日に『神の子どもたちはみな踊る』が舞台化。2019年8月7日発売の『文学界』でロングインタビュー「暗闇の中のランタンのように」掲載。アメリカのサックス奏者スタン・ゲッツの伝記翻訳を2019年8月末に刊行予定。

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