世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド(上)新装版 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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レビュー : 452
  • Amazon.co.jp ・本 (480ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101001579

作品紹介・あらすじ

高い壁に囲まれ、外界との接触がまるでない街で、そこに住む一角獣たちの頭骨から夢を読んで暮らすの物語、"世界の終り"。老科学者により意識の核に或る思考回路を組み込まれたが、その回路に隠された秘密を巡って活躍する"ハードボイルド・ワンダーランド"。静寂な幻想世界と波瀾万丈の冒険活劇の二つの物語が同時進行して織りなす、村上春樹の不思議の国。

感想・レビュー・書評

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  • 30年ぶりに再読中。
    「進撃の巨人」最終巻を買う直前に急に読みたくなった。何でかなあ、と思ってたら、「世界の終り」が壁の街だったのを薄ら覚えてたのだろうか。
    感想は下巻で。

  • 読めば読むほど何が何の隠喩なのか分からなくなって、途中からは頭を空っぽに流れに任せて読んだ。
    場面場面で挟まれる主人公の偏見がいちいち箴言的で頭に残った。
    ソファー選びには人間の品位が出るし、たくさんの数の女と寝れば寝るほど、人間は学術的になる。心に留めておこう。

  • ペーパークリップ買いたくなった

  • 不思議な世界観。バイト先の村上春樹好きに勧められた。

  • 初めて読んだ村上春樹さんの本。
    そして村上春樹さんの作品の中で一番好きな本。
    何度読み返したかわからない。
    おだやかな「世界の終わり」と、ハラハラドキドキする「ハードボイルドワンダーランド」、両方とも好き。

  • 個人的に村上春樹作品の中で一番好き。
    村上春樹の長編小説でよく描かれる
    同時に進行し、
    あるところから交わり始める二つの物語。

    村上春樹作品には
    一貫したテーマのようなものがあると感じていて、
    それは現実的な世界と内なる世界
    もしくは
    表面的な自分と精神的に乖離したもう一人の自分を
    どのようにして適合させるか、
    納得する形で成り立たせるかというテーマに
    物語を通して挑んでいるような。。 「スプートニクの恋人」も
    「ねじまき鳥クロニクル」も
    「海辺のカフカ」も
    そのテーマに沿ってる気がする。

    けど、この「世界の終わり~」は
    基本的なテーマに沿ってはいるものの
    他の作品とは違う結論に至るというか
    別の視点で挑んでるような印象。
    個人的にはそういった部分で
    この作品は特別だし面白いと思う。

  • 右脳的な話をまさにシャフリングしながら読んでた。ジャズ(鳥)がどう古い夢に繋がって行くのか、私の計算が追いつかない。

  • 以前読んだ本の読み直し中。
    高校時代読んだ時からかなりの期間、最大に面白いと思ってた小説。
    その後海辺のカフカを読んだら、そちらの方が面白いかなと思ったんだけど、やっぱりこっちのほうが面白いかも。

  • 荒唐無稽な話を軌道に乗せるのが上手いなあ。意味わからんなあと思いつつ、いつの間にか引き込まれてる。

    p.139のやれやれ、と私は思った。~~~p.142の「やれやれ」と彼女は言った。までの一連の流れがらしさ全開で好き。

  • 村上春樹の小説はほとんど読んできたと思っていたが、これを読んでいなかったとは。
    途中まで、「世界の終わり」と「ハードボイルドワンダーランド」の関係が全く分からなくて、また途中で話が終わってしまうため、次に思い出すのに時間がかかってしまっていたためあまり読み進められなかったが、途中から少しずつつながりがわかってきて急に読むスピードが上がった。
    面白かった!

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著者プロフィール

村上春樹(むらかみ はるき)
1949年、京都府京都市伏見区生まれ、兵庫県西宮市芦屋市育ち。早稲田大学第一文学部映画演劇科卒。大学在学中にジャズ喫茶「ピーター・キャット」を国分寺・千駄ヶ谷に開店していた(1981年、店を人に譲渡)。1979年にデビュー作の「風の歌を聴け」で群像新人文学賞を受賞。谷崎潤一郎賞、読売文学賞、朝日賞など数々の受賞歴がある。2006年にフランツ・カフカ賞、2009年にイスラエルのエルサレム賞受賞。ノーベル文学賞に最も近い作家の一人と言われており、毎年発表時期に日本国内でニュースになる。事実、村上春樹作品は全世界で翻訳されており、アメリカ・アジアでの評価がとりわけ高い。フィッツジェラルドやレイモンド・カーヴァーなどの作品の翻訳も手がけ、翻訳家としての仕事も高い評価を受ける。翻訳と創作活動を交互に行うことで、作風を変化させ、作家としての成長を続けている。新作が発表されるたび大きな話題となるが、近年は特別番組「村上RADIO」にてラジオDJも務め(不定期放映)、数々の名言も注目を集める。代表作に『風の歌を聴け』『羊をめぐる冒険』『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』『ノルウェイの森』『ねじまき鳥クロニクル』『海辺のカフカ』『1Q84』『騎士団長殺し』。2019年7月31日に『神の子どもたちはみな踊る』が舞台化。アメリカのサックス奏者スタン・ゲッツの伝記翻訳を2019年8月刊行。2019年9月10日発売の『文藝春秋』10月号で「至るところにある妄想 バイロイト日記」を寄稿。

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