1Q84 BOOK1〈4月‐6月〉前編 (新潮文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (357ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101001593

感想・レビュー・書評

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  • なんだろう…

    私にはやはり、村上春樹は合わない…

    性描写の書き方があまり好きではない作家。露骨すぎる気がします。

  • なんとなく全体が掴みづらい。

  • 村上氏の著作をさほど読んだことがあるわけではないけど、「羊のシリーズ」は今でも好きだし(たぶんまた読み返すこともあるかも知れない)、「ノルウェイ」なんかは、ああこれはオレだオレのことを書いた小説だと思って、発表当時、貪るように読んだものじゃった。

    けど、これには没入できなかったなあ。

    作家は遙か先まで行ってしまって、オレは何だか一つところで停滞しているという感じ、あるいは逆に、作家は一つところで自らのテーマを深くふかく掘り下げているのに、オレは何だか退化(または老化)しちまったという感じが常につきまとって、ああもうオレの話ではない、と思った。

    先が気になる、という意味では面白かったけど、結局よくわからないというのが率直なところ。難しく考えず、例の村上節で語った恋愛小説と読めば話は簡単なのかも知れないな。
    「空気さなぎ」ってのはなんつーか、小説そのもののことかいね。

    *

    ちなみに私「シンフォニエッタの冒頭部分を耳にして、その曲だと言い当てられる人」です。

    なぜなら、小説に出てくるセル/クリーヴランド管のレコードをたまたま持っていたから。A面のオケコンを聴くために買ったのであって、シンフォニエッタはそのついでに知ったのだったが(笑)。

  • 村上春樹のファンタジーモノは苦手である。しかしどうやらそういう系列の話らしい。これが6巻もあるとは、どんなモチベーションで書いたのか。なにせ、1巻目は登場人物各々の長い長い自己紹介のような話だった。驚くべきことに人と人との関わり合いはほとんどないに等しい。一体どこを目指して書いているのか不明である。けれども読みやすさ、だけ言えば、他の作家に比べても悪くないと思う。たぶん。
    「小説を書くとき、僕は言葉を使って僕のまわりにある風景を、僕にとってより自然なものに置き換えていく。つまり再構成する。そうすることで、僕という人間がこの世界に間違いなく存在していることを確かめる。……」作家の本懐か。
    村上春樹は服や車、音楽など何でも知っているなあ、と思った。服装一つとっても、とても自分に描写できるとは思えない(したがってその描写が世間の理に適っているものかもわからないが)。作家になるには、色んなことを知っていないと豊かな世界の描写は叶わないということか?いや、そんなことはないと思う。アンネ・フランクのように少ない年月で得た知識で書く者もいる。ようは、作家の実体験に、というより、生身に近いものが書けるかということなのかもしれない。
    ふかえり、こと、深田絵里子は綾波レイか、と。ふかきょんか、と。というか、何かのアニメに出てきそう。独り言のように語るところ。このような御仁が現実にいるもんならあってみたい。半分本気で。もう半分はもちろん、ねえ。絵にかいたような芸術の天才というのか、芸術以外に語る術を持たず、生きる力にも乏しいが、心根に強いものを持っている。coccoに強く儚い者たち、という歌があったけれど、あれとはまるで反対。弱くしぶとい者。市井のひとではない。まだ全部読み終わっていないけれど、気に入らないキャラクター。気に入らないけれど、気になる。
    青豆(なんだろうこのネーミングは)というキャラクターは初めは魅力的に映ったが、そのうち動きがぎこちなくなってきたようにも思った。気のせいだろうか。或いは長期戦に備えて個性の蓄え・堪えの期間と言ったところか。とにもかくにも、この巻ではどのキャラクターも立っていない、自由闊達でない、という気がする。ノルウェイの森の記憶が強いからであろうか。

  • 全巻の感想
    村上春樹は一番好きな作家で、長編短編をメインに対談等も読むが、これは面白くなかった

    ノルウェイの森(恋愛小説とは感じてないけど)のように厨二全開でもないし、話題を詰め込んでとりあえず村上ワールドってこんなでしょって不思議ワールドにしてみた恋愛小説という感じがした。

    あと、おそらく、村上春樹節というか大げさな比喩が本当に好きでいつもはぼーと感覚的に文章を楽しんでるだけなので、一人称じゃないところが感情移入できなくて合わないのかもと思った。

    村上春樹を、"ストーリー"のある作品として読むと訳わからないし。なんとなく感情移入してみたりしてたのが、今度は話全体をとらえないと楽しめないとなると村上春樹じゃなく他の作家の方が楽しいのかも。まぁそれでもいつもストーリーにもちゃんとのめり込んで入るけど。

    恋愛小説はあまり好きではないから私には合わなかったのかも。

  • 村上春樹さん、初挑戦。村上春樹好きの姉に、そろそろ挑戦してみようかとと借りた1冊。
    正直、自分で買ってたら途中でやめてたかもしれない。
    青豆と天吾の物語が交互に描かれているが、どちらの物語も、ちょっとずつちょっとずつ話が進んでいく感じ。
    2巻まで借りてるからよんでみようかなぁ、、。

  • まだよくわからない。

    ただ私はハルキストにはなれなさそう。

    一つ一つの説明や表現が丁寧かつ、繊細なので、テンポがゆっくり、本当にスローテンポでストーリーは進む。

    青豆に感情移入しにくい。美人だがハゲ好きでSEX好きの仕事人。

    天吾パートは面白い。ふかえりが面白い。

    終盤でようやく二人の世界がかすった感じで
    終わる。

  • 何故ベストセラーかわからん。村上ワールド全開だけど、ふわふわしてて、ダラダラしてる感じがイマイチ。

  • なんか、不自然。
    駄作。もうこの人のは読まない。
    伊集院と並んで、頭悪そう。

  • お洒落な感じが良かったけど,続きが読みたくはならなかった.

  • 過去の作品がちょいちょい頭をかすめ、キャラクターにも重なりを感じ、全体的に既視感を感じざる終えない印象があった。これは、読み込みが浅いせいなのか、まだBOOK1の前編だからなのか判断しかねるが、諦めず後編も読んでみようと思う。

  • "ひとつの物体は、ひとつの時間に、ひとつの場所にしかいられない。アインシュタインが証明した。現実とはどこまでも冷徹であり、どこまでも孤独なものだ"

    青豆と天吾のはじまり。

  • 何が良いのかサッパリ分からない私がいけてないんでしょうね。

  • 独特の世界観。あまり好きでない。正の感情もないし、ノルウェイの森のように負の感情に引きずり込まれる感じもしない。うーん…

  • 話題だから、というよりは評判が良いので読んでみた
    かの大ヒット作です。

    が、正直、これまでに読んだ村上春樹先生作品から
    少し感じていた不安が的中し、やっぱり受け付けなかったです。

    基本的な設定や、主人公2人「青豆」「天吾」の2人の物語が
    交互になり、じわじわと交差していくさまは確かに好みです。

    が、ダメだ…他にもやっぱり批判意見で聞きましたが、
    性的描写や下品な単語がやたらに出てくるやらが
    どうにもいただけない。
    やたらめったら生々しいのにあんまり必要性を感じないので
    気持ち悪かった。
    第○章だけでいっきに「青豆」が嫌になったくらい。
    や、読み進めていけば変わるのかもだけど
    続刊読みたいとはあまり思えなかった。
    これが怖かったんです(^_^;)

    て、わけで、触れてみられただけでも満足かなぁ。

  • さらさら読める。こんな村上作品もあるんだー。

  • 敢えての俗っぽさ?! 時代に阿った結果なのか。。

  • Wikipediaのあらすじ
    【Book1、Book2では、スポーツインストラクターであると同時に暗殺者としての裏の顔を持つ青豆を描いた「青豆の物語」と、予備校教師で小説家を志す天吾を主人公とした「天吾の物語」が交互に描かれる。
    Book3では2つの物語に加え、青豆と天吾を調べる牛河を主人公とした「牛河の物語」が加わる。】

    普通におもしろく読めた。「羊たちの冒険」を思わせる村上春樹らしい作品。結局は長く思い続けた初恋が20年経って実った、という話なのかなという感じである。テンポよく話が進むので読みやすいかな。三巻も必要ない気がする。

  • この作者の作品は2冊目。 前作はエロ小説。 今回は 宗教 不倫 殺人 ハゲ まだ全体像 Keyがつかめない 後編に期待

  • 今更ですが読み始めました

著者プロフィール

村上春樹(むらかみ はるき)
1949年、京都府京都市伏見区生まれ、兵庫県西宮市芦屋市育ち。早稲田大学第一文学部映画演劇科卒。大学在学中にジャズ喫茶「ピーター・キャット」を国分寺・千駄ヶ谷に開店していた(1981年、店を人に譲渡)。1979年にデビュー作の「風の歌を聴け」で群像新人文学賞を受賞。谷崎潤一郎賞、読売文学賞、朝日賞など数々の受賞歴がある。2006年にフランツ・カフカ賞、2009年にイスラエルのエルサレム賞受賞。ノーベル文学賞に最も近い作家の一人と言われており、毎年発表時期に日本国内でニュースになる。事実、村上春樹作品は全世界で翻訳されており、アメリカ・アジアでの評価がとりわけ高い。フィッツジェラルドやレイモンド・カーヴァーなどの作品の翻訳も手がけ、翻訳家としての仕事も高い評価を受ける。翻訳と創作活動を交互に行うことで、作風を変化させ、作家としての成長を続けている。新作が発表されるたび大きな話題となるが、近年は特別番組「村上RADIO」にてラジオDJも務め(不定期放映)、数々の名言も注目を集める。代表作に『風の歌を聴け』『羊をめぐる冒険』『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』『ノルウェイの森』『ねじまき鳥クロニクル』『海辺のカフカ』『1Q84』『騎士団長殺し』。2019年7月31日に『神の子どもたちはみな踊る』が舞台化。アメリカのサックス奏者スタン・ゲッツの伝記翻訳を2019年8月刊行。2019年9月10日発売の『文藝春秋』10月号で「至るところにある妄想 バイロイト日記」を寄稿。

村上春樹の作品

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