1Q84 BOOK1〈4月‐6月〉前編 (新潮文庫)

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  • 新潮社
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レビュー : 703
  • Amazon.co.jp ・本 (357ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101001593

感想・レビュー・書評

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  • すごく引き込まれることは確かなんだけど難しすぎて不完全燃焼する
    結局戻ってきた世界はパラレルワールド的なものなのかな?

  • 村上さんの翻訳についての本を読み、そしてこのシリーズがこんなにベストセラーになってどの本屋ででも目に入るような所でおいてあること見て(海外の本屋でも)、手に取ってみようと思った。
    でもやっぱり、ダメだった。私には合っていない。
    ストーリーは面白い、文章もさっすがで、でもやっぱり、読んで「気持ちい!」とか「楽しい!」とか思えない。
    かわいた生活感満載のセックスや殺しの話も好きじゃない。正直言って、途中でスキップした。
    天吾なパーツがあったから続けようと思ったが…

  • 貸していただいた本。
    ぜんっぜん興味なくてどうしようと思ったけど(笑)、読んでみるとぐいぐい引き込まれる!
    おもしろ~い。

  • まだ、始まったばかりって感じ。
    ヤナーチェックのシンフォニエッタを聞きながら読むといい感じ。
    ふともじのところが気になる。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「シンフォニエッタを聞きながら読むと」
      そうですよね。。。←実は読んでる時は、読むのに必死で気が回らなかった。再読する時には、音楽聴きながら...
      「シンフォニエッタを聞きながら読むと」
      そうですよね。。。←実は読んでる時は、読むのに必死で気が回らなかった。再読する時には、音楽聴きながら、ちょっぴり、ゆったり読んでみます
      2012/10/05
  • やっと文庫化してくれましたねコノヤロウ。

  • スポーツクラブのインストラクターでプロの暗殺者、青豆と、予備校の数学講師で小説家の卵、天吾の物語が平行して進んでいく。

    青豆は、ある時から自分の記憶と現実の出来事にズレが生じていることに気付き、天吾は、まともに読み書きすることができないディスレクシアの高校生 エリ(ふかえり)が書いた「空気さなぎ」という新人賞応募作品に並々ならぬものを感じ、文章の手直しに手を貸すことになる。天吾の父親はNHK集金人で、どうやら、受信料支払いを拒否した学生を包丁で刺す障害事件を起こしているようであり、青豆の左右の耳のかたちと大きさがかなり異なっていることにも、暗い過去が暗示されているようだ。エリにも、父親が創設したコミューン「さきがけ」での暗い過去があり、「空気さなぎ」に暗示されている可能性があるという。それぞれに複雑な過去を抱えたている青豆と天吾の物語は、第一巻ではまだ交わらない。

    物語は、1984年の出来事として進行するが、本作のタイトルは、変更を受けた新しい世界をかつての世界と区別するために青豆が「1Q84年」と名付けたことに由来するらしい。ジョージ・オーウェルの「1984年」のオマージュ作品ではないようだが、学生運動を主導して大学を追われたエリの父親、深田保が一時身を寄せていたタカシマ塾のシステムを戎野が、「ジョージ・オーウェルが小説に書いたのと同じような世界だよ」と評していることから、もしかしたら、その後深田が山梨県の過疎の村(本栖湖近辺)に立ち上げた革命的農業コミューン「さきがけ」が、「1984年」的なディストピアなのかもしれない。

    第二巻以降、どう展開していくのだろうか?

  • ◯春樹作品の中で1番好き、と言ったらちょっと珍しいと言われ改めて読んでみようかとブックオフで購入。なぜか1の前編だけ100円コーナーになかったけども。
    改めて読むとかあまりしないのでこのひとってこうだったよねぇ、あぁそうそう。って確認しながら読む感じつつ後半からどうなるのどうなるのって展開に。

  • 青豆から始まる導入部。なんともモサイ。導入部での退屈さは春樹の小説でなければ読まないだろうな。この先どうなるかだ。次の天吾が面白い。何故こちらを先にしなかったのだろうか。私ならこちらを先に、冒頭に持ってくる。それにしても上手いなあ、春樹。さすが、読む気になって来た。青豆の暗殺シーン、何故かのんびり感が感じられる。事実はこれぐらい手間をかけないと無理なのかもしれないが、映画や小説でもっと手際よさが普通だから、なぜか違和感を感じる。どうもここまでは青豆の章は私的には気に入らない。天吾編のワープロの描写が今の時代では陳腐。春木作品にはよくこの手の(書いている時はやっている機械やらシステムの詳細描写が多い。青豆のセックス描写がどうも稚拙感をぬぐいきれない。
    青豆のシーンがこの1巻ではどうも、好きではない。これから確信にはいっていくのだろうかなあ

  • 2017.11.1

  • 青豆と天吾,2人の人物視点で交互に物語が進んでいく。
    2つの視点で,という点では,「世界の終りと~」と同じような進行。
    交差しそうで,なかなか触れ合わない二人の世界がいつ交差するのか,これからの展開が楽しみ

  • ・はじめて村上さんの作品をよんだ
    ・え?なに?え?でわからないけどどんどん読めてしまう
    ・毛沢東や共産主義について調べてしまった、勉強になった
    ・↑調べていて、本ではこのこといってたのか~と面白く、知識を自然に増やしたくなる。

  • これは、ジャンルとしてはSFということで合ってるのでしょうかね…?
    村上春樹作品を読んだことがなくて、今回初めて手に取ったのですが、
    今のところ、ハルキストになれそうな気配は感じません…
    引き続き読み進めてみたいと思います。

  • ハリウッド映画的に始まる序章。ヤナーチェクの『シンフォニエッタ』が幕開けを告げる。

    極めて類稀な文章表現は健在だが『海辺のカフカ』以降から村上春樹氏の作品は物語的になった気がする、少なくとも1巻前編では。青豆と天悟の平行世界はより直接的だし、ふかえりを通して共通した世界観を有する。『1Q84』はジョージ・オーウェルの『1984』の別バージョンであり荻窪や信濃町から某宗教を想定しているようだが、現実社会にだいぶ寄せて描いている印象だ。注文した品と違う皿をServeされたような気分であった。まぁこれはこれで美味しいものの。

  • H28.11.9-H28.12.24

  • 小さい小人のくだりはちゃりちょこのウンパルンパを想像してしまった・・・。

  • (2019.4.29 再読)
    三年ぶりの再読!青豆と天呉のことが変わらず好き。
    青豆がスポーツジムで受け持っていたラディカルなクラスに私も参加していたかった。
    タクシー運転手の「現実というのは常にひとつきりです」という言葉は、いつかのもきのために指針になりそう。
    というか3年前から私があれこれ変わってしまってるからなんだけど、もう青豆が素敵すぎて心酔しそう。
    赤坂のホテルのバーで一緒に男に声をかけられるのを待ちたい。ウーンでもまだ青豆と肩を並べるには、もうすこし私には強さが必要だ。




    青豆と天吾が迷いこんでしまった、1Q84の世界。
    これまでの村上春樹の作品は少し違うように感じました。
    ミステリアスなんだけど、なんだかやたらと現実味を帯びている。
    政治的、思想的な側面もあるのかな。
    まだまだ序盤も序盤。暗殺者である青豆と、小説を書く数学講師の天吾が、1Q84の世界でこのあとどのように交錯していくのかが気になります。
    6巻まであるのが読み応えたっぷりで嬉しい。
    それにしても比喩が抜群だわ。〜のように、が本当に突飛なのにスッと入ってくる。

  • BOOK1<4月-6月>前編読了

    登場人物全員コミュニケーションができない人物だからかな!?「気色悪っ!」っていう第一印象w

  • 会社の上司からお借りした。
    不思議な世界観で、私は好きだ。
    できればみんなが幸せになれればいい。
    切なく、強く、儚い。

  • かなり読みやすい。
    天吾と青豆の二人の視点が章を交互に描かれている。
    天吾は小説家の卵であり、青豆は謎の人殺し。
    今のところ二人の接点と言える部分は僅かにかする程度でしかない。
    またパラレルワールドの存在が示唆されている。
    まだ何もかもが始まってすらない。

  • いい読書体験であった。BOOK3前篇くらいまではぐいぐい惹きこまれた。読み終えて、不完全燃焼みたいに数々の謎が残った。ふかえりと謎のNHK集金人のその後が特に気になる。また偶然の機会が多すぎると感じた。「シンフォニエッタ」は2人にとって今後どのような象徴となるのか。数学について多数の記述があるが、数学科を出た私にとってどれも腑に落ちない。(BOOK1前篇112-113ページ、BOOK2後編59-60ページ、BOOK3前篇147-148ページ)ただBOOK3前編の268ページの「ピースを集めてパズルを組み立てる作業」は受験数学については言いえている。もちろん数学者の数学には当てはまらない。しかし作者は時間をかけて数学について想像したのはいい。

著者プロフィール

村上春樹(むらかみ はるき)
1949年、京都府京都市伏見区生まれ、兵庫県西宮市芦屋市育ち。早稲田大学第一文学部映画演劇科卒。大学在学中にジャズ喫茶「ピーター・キャット」を国分寺・千駄ヶ谷に開店していた(1981年、店を人に譲渡)。1979年にデビュー作の「風の歌を聴け」で群像新人文学賞を受賞。谷崎潤一郎賞、読売文学賞、朝日賞など数々の受賞歴がある。2006年にフランツ・カフカ賞、2009年にイスラエルのエルサレム賞受賞。ノーベル文学賞に最も近い作家の一人と言われており、毎年発表時期に日本国内でニュースになる。事実、村上春樹作品は全世界で翻訳されており、アメリカ・アジアでの評価がとりわけ高い。フィッツジェラルドやレイモンド・カーヴァーなどの作品の翻訳も手がけ、翻訳家としての仕事も高い評価を受ける。翻訳と創作活動を交互に行うことで、作風を変化させ、作家としての成長を続けている。新作が発表されるたび大きな話題となるが、近年は特別番組「村上RADIO」にてラジオDJも務め(不定期放映)、数々の名言も注目を集める。代表作に『風の歌を聴け』『羊をめぐる冒険』『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』『ノルウェイの森』『ねじまき鳥クロニクル』『海辺のカフカ』『1Q84』『騎士団長殺し』。2019年7月31日に『神の子どもたちはみな踊る』が舞台化。アメリカのサックス奏者スタン・ゲッツの伝記翻訳を2019年8月刊行。2019年9月10日発売の『文藝春秋』10月号で「至るところにある妄想 バイロイト日記」を寄稿。

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