1Q84 BOOK1〈4月‐6月〉前編 (新潮文庫)

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  • 新潮社
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レビュー : 703
  • Amazon.co.jp ・本 (357ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101001593

感想・レビュー・書評

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  • ひとまず1巻だけと思いきや、恐ろしいほどの中毒性。
    読み終えると青豆と天吾の行方が気になるあまり本屋へ走り、
    全巻揃えて寝る時間も忘れて読み耽ってしまった。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「恐ろしいほどの中毒性」
      ですよね、私も邪魔が入るコトが少ない、夏季休暇中に一気読みしました。
      ところで、秋月スズメさんは「BOOK4」が書...
      「恐ろしいほどの中毒性」
      ですよね、私も邪魔が入るコトが少ない、夏季休暇中に一気読みしました。
      ところで、秋月スズメさんは「BOOK4」が書かれると思いますか?
      2012/09/14
  • 村上春樹とは相性が良くない。
    そうはわかっていても読んでみたい作品であった。
    いよいよ重い腰を上げて挑むことにした。
    村上春樹、久々の再会。

    まだこの前編を読んだだけでは物語の全貌は見えてこない。
    しかし、おもしろいのだ。なんとも言えず、面白い。
    いつもの村上春樹であることは間違いない。
    ただ、どこかいつもの村上春樹と違う雰囲気も漂っている。
    決してハルキストと呼ばれるほど彼の作品に触れているわけではない。
    それでも、どこかそう思ってしまう。

    果たして、青豆と天吾とは何者なのか。
    2人のいる1Q84という世界は何なのか。
    どこか懐かしい雰囲気が漂う世界に足を踏み入れ、
    この先に見る景色を貪欲に待ち望んでいる自分がそこにいた。

  • よく分からないお話なのに
    すごくおもしろかった!!
    不可解な世界
    非日常感
    どこかに流されてゆくという感覚

    1Q84って何?
    世界はどうなってる?
    はじめは
    タクシー運転手の違和感に付きまとわれ、
    そして、
    青豆の職業の剣呑さに引き込まれて、
    最後には
    天吾が首を突っ込んだ世界の異様な雰囲気に目が離せなくなりそう、、、なところで、
    この巻は終わる。

    こんなにすごいのに
    まだまだ序盤だというところがすごい。
    これからどうなっていくんだろう。


    180220

  • 相変わらず不思議なテンポの奇妙な作品。劇的なものはなくともストーリーの先に何かがあると感じさせられる。そしてそれが気になってしまう

  • Qへの階段
    見かけにだまされないように。現実というのは常にひとつきりです――
    ここは1Q84年、謎に満ちた物語が降りてくる世界。

    〈青豆パート〉
    彼女?は実は凄腕の殺人者であり、どうも依頼人と思しき老女との間で契約でもしているようだ。
    「仕事」を行ったあとは無性にセックスがしたくなるようで、中年で、ショーン・コネリーのような頭部を持つ男性が理想。
    こちらのパートでは、ある二つの事件について、彼女の記憶が抜け落ちていることが判明する。
    狂ってしまったのは私ではなく、世界の方だと類推する青豆。
    その世界を「1Q84年の世界」と名付ける。

    〈天吾パート〉
    塾の数学講師の職に就いている川奈天吾は、小説家志望の男性。
    雑誌のライターのような仕事も行い、毎週金曜日の午後には人妻とセックスをする。
    担当編集者の小松から、「ふかえり」という女性が書いた『空気さなぎ』の書き直しを求められる。
    物語に魅せられるものの文章が致命的なのだ。
    天吾が書き直し、新人賞に応募することを提案される。
    逡巡しつつも自分の欲求に素直に従う天吾。
    「ふかえり」につれられた家で戎野という老人と出逢い、彼の昔話(ある襲撃事件)を聞くことになる。


    村上さんの小説は、「風の歌を聴け」「ノルウェイの森」「海辺のカフカ」に続き四作目です。
    今作もちょっと舞台を受け入れるのが難しいですが、読ませてくれます。
    2つの世界がどのように響き合うのか楽しみです。

  • 【好もうが好むまいが、私は今この「1Q84年」に身を置いている。私の知っていた1984年はもうどこにも存在しない…。ヤナーチェックの「シンフォニエッタ」に導かれ、青豆と天吾の不思議な物語がはじまる】

    村上春樹の他の作品も読んだことあるけど、独特の世界観が小難しい感じがしてベストセラーになっても敬遠してた。
    でも勧められて読んでみたら、すごい面白かった。
    どんどん先が読みたくなって、6冊もあるのに一気読み。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「6冊もあるのに一気読み」
      コレを機会に他の作品もお読みください!
      次は短編かエッセイをどーぞ。。。
      「6冊もあるのに一気読み」
      コレを機会に他の作品もお読みください!
      次は短編かエッセイをどーぞ。。。
      2012/12/08
  • 青豆と天吾の、交錯する二つの物語。

    広尾のスポーツクラブでインストラクターをする傍、殺し屋でもある青豆。予備校で数学を教えながら、小説家を志す天吾。

    まるでつながりのなさそうな二人が、青豆の初恋、怪しい宗教団体「さきがけ」を通じて徐々に近づいていく。

    ただまだbook1なので謎はたっぷり残されている。リトルピープルとは。ふかえりのご両親の行方。空気さなぎの意味。1Q84の世界。

    村上春樹作品の中では大分読みやすく、また過激な描写(暴力的にも性的にも)が多い印象。

    ノーベル賞は取れなかったけど、十分面白いし、私は早く続きが読みたい。

    あと、たぶんこれは映画化される。



    ーだいじなものはもりのなかにありもりにはリトルピープルがいる。リトルピープルからガイをうけないでいるにはリトルピープルのもたないものをみつけなくてはならない。

    ーでも見かけにだまされないように。現実というのは常にひとつきりです。

  • 文庫本になるまで、読んだことも手に取ったこともなかった1Q84。
    正直、村上春樹の本って抽象的で難しいという印象がなぜか根付いていて、(読んだこともないのに)
    1冊も読んだことがなく、多分自分では今後読もうと思うこともなかった。
    文庫化したので、母が試しにと買ってきたのを読んで、目からうろこ。

    進むわ進むであっという間にBOOK1前編読破。
    抽象的で現実味のない話というイメージは覆り、
    少し不思議な感覚はあれど、
    現実世界の描写がきちんと施されているので、
    ファンタジーな要素は感じない。
    本当良い意味で裏切られました・・・

    まだ青豆と天吾は交わっておらず、
    各々の人生についての導入部分で終わっているが、
    早く次が読みたくて仕方ない。
    文庫化はありがたいが、
    冊数が多くなるので、まだまだゴールまで長い道のりです・・・

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「目からうろこ」
      確かに回りくどくて判り難い部分もあるけど、読み出したら止まらないでしょ?
      私は、夏季休暇中の4日間で文庫6冊読みました(「...
      「目からうろこ」
      確かに回りくどくて判り難い部分もあるけど、読み出したら止まらないでしょ?
      私は、夏季休暇中の4日間で文庫6冊読みました(「ミレニアム」も同じペース)。「BOOK4」出ないのかなぁ?
      2012/10/12
  • ベストセラー作家村上春樹のベストセラー1Q84

    ノルウェイの森を読んで以来、個人的に好みではなかったけど、流行っているので気になって手にとってしまった

    青豆と天吾の主人公二人は全く違う人間であり、違う人生を歩んでいる
    しかし、そんなふたりが歩んでいく人生の中にある共通性が生まれいていく

    実際読んでみてハマってしまっている自分がいる
    続きのストーリーに期待

  • 2012 5/14

  • 行動や情景が詳細に書き込まれててすごいなあと思う。長さを感じなかった。パラレルワールドの話なのかな。まだ序章な感じなので楽しみ。1984年産まれなのでちょっとうれしい。

  • さすが春樹。
    読み始めて数分でそこは春樹ワールド。
    気持ちが良いほどにグイグイと引き込まれていく。
    やっぱり好きだ。
    青豆ちょーかっけぇ。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「青豆ちょーかっけぇ」
      歪んだ顔を想像するのが難しかったです。
      「青豆ちょーかっけぇ」
      歪んだ顔を想像するのが難しかったです。
      2012/11/05
  • 何が起きてるかわかんないけど気になってどんどん読んでしまう。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「どんどん読んでしまう」
      何だか判らないけど気になるって感じですね。
      「どんどん読んでしまう」
      何だか判らないけど気になるって感じですね。
      2012/04/18
    • uririn3さん
      nyancomaruさん
      まさにその通りです!!!
      nyancomaruさん
      まさにその通りです!!!
      2012/04/22
  • まぁまぁ◎

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「まぁまぁ◎ 」
      そうなんだ、、、
      私は読み出したら止まらなかったです(そうなると思っていたので、夏季休暇に6冊一気読みしましたヨ)
      「まぁまぁ◎ 」
      そうなんだ、、、
      私は読み出したら止まらなかったです(そうなると思っていたので、夏季休暇に6冊一気読みしましたヨ)
      2012/11/30
  • 読みやすいしおもしろい。
    青豆と天吾はどんなふうに出会うんだろ。。
    続きが楽しみなのでこのまま後編へ。

  • まだまだ序盤という感じ。
    さて次!

  • 村上春樹の文体が好き。
    独特の世界観が好き。
    読み返す度に新しい事に気付いたり、
    感じ方をする。

    この本もそんな予感がする。

    青豆と天吾…2人の物語が紡ぐ。
    難しいテーマが書かれているのに
    文字が進んだ。

    1Q84の世界。。。

  • いろんな比喩が物語に盛り込まれているけれど、どれも小難しさやまどろっこしい居丈高な感じはなく、ストレートに心に響く比喩のすべてを振りまいて、とびっきり親切な文章だと感じた。曰く、「人に理解させるには、とびっきりしんせつにならなくてはならない」(村上春樹談)。
    これは、現代的孤独のエキソドスだ。命がけの飛躍。そういったものが必要な局面、非常に孤独な、そういった局面が、人生には必ずだれにでも用意されている。エキソドスは、なにもエジプトに限った話ではないのである。
    命がけで飛躍したエキソドスの先になにが待っているか。希望、そういうものを、私が吹き込めるのか、自由、偽物でなく、ほんものの自由、そういうものを、私が手に入れられるのか。前者が天吾の望むこと、後者が青豆の望むもの。こういった対比で現代的エキソドスをあますところなく書いてくれる予感がする。
    村上春樹は私にとって、感情や日常の、スーパーマーケットなのである。何度も言うけど。なんでもまとめ買いできる、便利なスーパー。これだから、これだけ支持されているのだろう。

  • 青豆と天吾の物語。1Q84年をめぐる謎。空気さなぎ。幼児の頃の記憶。さまざまな物事がどう絡み合うのか、見所あります。
    これを読んでハルキストになる人も多いのでは、長編なので他の作品に手を出しながらもゆっくり読んでます。

  • コメントはまとめて一つとする。

著者プロフィール

村上春樹(むらかみ はるき)
1949年、京都府京都市伏見区生まれ、兵庫県西宮市芦屋市育ち。早稲田大学第一文学部映画演劇科卒。大学在学中にジャズ喫茶「ピーター・キャット」を国分寺・千駄ヶ谷に開店していた(1981年、店を人に譲渡)。1979年にデビュー作の「風の歌を聴け」で群像新人文学賞を受賞。谷崎潤一郎賞、読売文学賞、朝日賞など数々の受賞歴がある。2006年にフランツ・カフカ賞、2009年にイスラエルのエルサレム賞受賞。ノーベル文学賞に最も近い作家の一人と言われており、毎年発表時期に日本国内でニュースになる。事実、村上春樹作品は全世界で翻訳されており、アメリカ・アジアでの評価がとりわけ高い。フィッツジェラルドやレイモンド・カーヴァーなどの作品の翻訳も手がけ、翻訳家としての仕事も高い評価を受ける。翻訳と創作活動を交互に行うことで、作風を変化させ、作家としての成長を続けている。新作が発表されるたび大きな話題となるが、近年は特別番組「村上RADIO」にてラジオDJも務め(不定期放映)、数々の名言も注目を集める。代表作に『風の歌を聴け』『羊をめぐる冒険』『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』『ノルウェイの森』『ねじまき鳥クロニクル』『海辺のカフカ』『1Q84』『騎士団長殺し』。2019年7月31日に『神の子どもたちはみな踊る』が舞台化。アメリカのサックス奏者スタン・ゲッツの伝記翻訳を2019年8月刊行。2019年9月10日発売の『文藝春秋』10月号で「至るところにある妄想 バイロイト日記」を寄稿。

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