ホンダジェット: 開発リーダーが語る30年の全軌跡 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 49
レビュー : 9
  • Amazon.co.jp ・本 (438ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101004310

作品紹介・あらすじ

自動車メーカーが飛行機をつくる ──。この無謀な試みに、航空機王国アメリカで果敢に挑み、遂にHONDA は小型ビジネスジェット機開発に成功した! 創業者・本田宗一郎の精神を受け継ぎ、双翼の上にエンジンを立てる画期的なデザインと、優れた燃費性能を武器に、その分野で販売トップに躍り出た新鋭機の飛翔までの道程を、経営者と技術者への聞き書きを軸に辿るモノづくりストーリー。

感想・レビュー・書評

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  •  ホンダジェットが飛び立つまでの30年の軌跡を追う。

     というノンフィクションなのだが、車内でウトウトしながら流し読みしてたから内容あまり覚えてないや(これはヒドい)。

  • 自動車メーカーであるホンダが作った、ジェット機の開発の話である。
    そのため、技術や発明の話が多い。しかし、開発から販売までの会社の組織・政治の話も多々出てくる。
    自分がサラリーマンだからか、組織内の話になると身をつままれる思いになる。

    組織をまとめるためのリーダーシップ、仕事を達成するためのチームワーク、個々の力を発揮させるためのコミュニケーション。
    それらが、話の中で出てくるが、それを自らの仕事と比較して、溜息をつきたくなった。

    つまりは、藁谷さんや藤野さんは技術者としてもすごいが、それ以上に会社人としてスゲー。

  • 技術者のリーダーシップ
    モノ作りにおける 技術者の役割

  • ホンダジェットに関する本は、これで2冊目であるが、実際に同業経験のある方の本だけになかなか読み応えがあった。技術的な面白さだけでなく、組織論としても興味深く読めた。

  • リーダーの藤野さんが同年代。この人が頑張っている間、自分も頑張れただろうか。

  • 2019年1月読了。
    航空技術史的に「主翼の上にエンジンを搭載した」ことの凄さが分かるとともに、航空機産業界におけるヘッドシップとリーダーシップ、チームを構成するメンバー個人の能力を高めた上でのチームワークの発揮など、開発シーンにおける人の具体的な行動までが描かれていて、管理部門系の人間にも大変参考になった。

  • ホンダジェットにまつわる全て(人,研究史,開発史,販売史)が描かれる.感じることは多々あるが,“次の電信柱までまずは走ろう”という精神は,人生に通底する合い言葉で,身につまされる.

  • 20190112 中央図書館
    HONDAの提灯本だとは思う。としても、「技術経営」の幸せなケースの紹介として、読み応えがある。
    細分化された蛸壺エンジニアの寄せ集めでは、革新的なビジネスへの挑戦はなしえない。瞠目に値するプロジェクト推進のためには、趣味的なのめりこみ姿勢を維持しながら、ビジョン確認と組織維持のための社内外コミュニケーションと経営層に訴える熱意が必要ということだ。でなくては、10年以上にわたるプロジェクトの維持は難しい。
    HONDAの次の目標は、馬ロボットかな?

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著者プロフィール

ノンフィクション作家。1946年生まれ。石川島播磨重工の航空宇宙事業本部技術開発事業部でジェットエンジンの設計に20余年従事。退社後、日本の近・現代の産業・技術・文化史の執筆に取り組む。おもな著書に『YS-11』『富嶽』『マン・マシンの昭和伝説』『戦艦大和誕生』(いずれも講談社)『日本のピアノ100年』『満州航空の全貌』(いずれも草思社)『技術者たちの敗戦』(草思社文庫)『新幹線を航空機に変えた男たち』『日本の名機をつくったサムライたち』(いずれもさくら舎)『飛翔への挑戦』(新潮社)など多数。

「2017年 『文庫 戦艦大和誕生(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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