猫と庄造と二人のおんな (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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レビュー : 198
  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101005058

感想・レビュー・書評

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  • サビ猫を見かけたらリリーと呼ぶことにする

  • 2017.9.25

  • ここで終わり!?というとこで終わって拍子抜け。
    リリーのなんとも薄情というか、気位が高いというか笑

  • 新旧2人の妻に愛想を尽かされた庄造君。なあに、大好きな猫のリリーさえいればこの世は極楽。
    ところが、ところが、なんとも哀れな結末が待っていた。

  • 猫(リリー)>>>男(庄造)と二人のおんな。
    猫様に振り回されるアホな男女の三角関係の話。
    関西弁の語り口調で重くならず、とにかく読みやすい。

    谷崎作品のヒロインは自分勝手な嫌な女で、読んでいてムカつくことが多々あるが、この作品ではその役をリリーちゃんが担ってくれている。

    そうなると不思議と全くムカつかない。
    勝手にリリーちゃんにメロメロになる人間どものほうが悪いのだ。

  • 庄造と二人のおんなが、何とも人間くさく、谷崎が描くからか、何となく臭気漂うというか、読んでいてなぜかゲップが出そうな感じ。谷崎ワールドの中でも、不思議ちゃんカテゴリーに入るかな。

  • 谷崎作品の中では比較的軽やかで、人に薦めやすい作品かな?と思います。
    猫のリリーの魅力がどこかエロティックな程で、谷崎独特の隷属の甘美さも存分に発揮されて、面白いです。

  • 2016/08/16 読了

  • 昔から変わらぬ、情けない男とそんな男を信じきれない女の物語。

  • 2014/08

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著者プロフィール

明治十九年(一八八六)、東京日本橋に生まれる。旧制府立一中、第一高等学校を経て東京帝国大学国文科に入学するも、のち中退。明治四十三年、小山内薫らと第二次「新思潮」を創刊、「刺青」「麒麟」などを発表。「三田文学」誌上で永井荷風に激賞され、文壇的地位を確立した。『痴人の愛』『卍(まんじ)』『春琴抄』『細雪』『少将滋幹の母』『鍵』など、豊麗な官能美と陰翳ある古典美の世界を展開して常に文壇の最高峰を歩みつづけ、昭和四十年(一九六五)七月没。この間、『細雪』により毎日出版文化賞及び朝日文化賞を、『瘋癲老人日記』で毎日芸術大賞を、また昭和二十四年には、第八回文化勲章を受けた。昭和三十九年、日本人としてはじめて全米芸術院・米国文学芸術アカデミー名誉会員に選ばれた。

「2018年 『父より娘へ 谷崎潤一郎書簡集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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