文豪ナビ 太宰治 (新潮文庫)

制作 : 新潮文庫 

• 新潮社 (2004年11月28日発売)

感想・レビュー・書評

[独り言さんの感想 · 2017年11月29日]

太宰を知る入門編としては十分すぎるのではないでしょうか。
全く太宰の作品を読んだことのない人や一番有名であろう人間失格しか読んでない人にとっては、気難しく硬く暗い作品が多いのではないかという印象を持つと思うが、この一冊で印象が１８０度変わるかもしれません。
また、実際の文章をそんなには多くないのですが記載されていますので、文章の特徴や自分にとって読みやすいものかどうかを判断できる材料として重宝されるのではないでしょうか。

最後に「太宰は言った…」と何回も言う主人公のアニメは面白いです。

[ジジさんの感想 · 2016年3月14日]

時代を超えて常に若者たちから支持される太宰治。その「恥の多い生涯」は四度の自殺未遂に象徴されるように、道化と愚直を演じ分ける日々だった。だがファンは、そこに自分を見出しホッとする。『走れメロス』で勇気、『人間失格』で絶望を書いた太宰の、純な心に共鳴するのだ。わかりやすい評伝・名作の要約・音読したい名場面・人気作家のエッセイなど、文豪の新しい魅力が発見できる画期的なシリーズ。

[flounder532002さんの感想 · 2014年8月22日]

評伝で太宰の凄まじい生き様を解説してくれる。太宰の小説に若者が虜になるとよく聞く。自我を文章でうまく表現できるからなのだろう。2014.8.22

[dai-aiさんの感想 · 2013年11月1日]

てっとり早く太宰の概要が解る。太宰の文章はカッコイイ。女生徒や斜陽くらいは読んでみたいと思ったが、人間失格は鬱になりそうなので怖くて読めない。201310

[放浪金魚さんの感想 · 2013年10月23日]

太宰治の文学入門書。ざっくりしたあらすじや解説、音読したい名場面など、浅く広く著書に触れられる１冊になっている。

作品の良さはやっぱり多少読みこまないと伝わらないけれど、人となりや要点を知る導入書としては良さそうです。重松清さんの解説が良かった。

[黒田しいなさんの感想 · 2013年9月2日]

太宰入門には最適な一冊。これを読んでから是非いろんな太宰に触れてほしい。重松清さんの文章には思わず胸を打たれた。

[しし座さんの感想 · 2013年4月30日]

何枚か写真が載ってましたが、同じ顔をしていますね。人間失格などからイメージする道化のイメージを太宰さん本人から受け取れない。なんかキザったらしい。

太宰は誰にでもなれる。だから色々な人が自分が太宰だという。太宰が呼んでる！って近づいていだたら皆そうだったって感じだそうで。

太宰読んだら、私ってどこにでもいる人間だなぁって思わされる、って思ってたけどこういうことか…。

[umeさんの感想 · 2013年1月15日]

読書欲Up ヽ(´▽`)ﾉ ﾋﾟｬｰｰ

[文学女子さんの感想 · 2012年12月9日]

太宰治の作品を知る参考書。

[peterjun77さんの感想 · 2012年5月30日]

「太宰ってどう？」と友達に聞かれたらこの本を一読することを勧める。そのあと実際に読まないと話にならんが。