走れメロス (新潮文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101006062

感想・レビュー・書評

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  • 元々、太宰は好きではありせん。
    何冊か読み持ってもいますけど。
    先日、中学生が走れメロスを研究題材に選び、
    実はメロスは走っていなかった
    と発表(^^)
    それを確認する為に再読しました。
    結果、やはり走っていないし、私は太宰に出てくる主人公みたいな人は嫌いでした。
    大体メロスが走る距離10里は近い。
    いくら小説でも少し考えるべきね。

  • 表題作はあまり好きじゃ有りません。ごめんなさい。此の中に収められている『女生徒』が面白かった。女性独白体の作品は読み易くて好きです。女性作家の本はあまり読まないけど、男性の描く女性目線の作品は凄く面白いと想う。最後、掌で顔を覆った少女は暗闇で何を見るのだろうか。

著者プロフィール

1909年〈明治42年〉6月19日-1948年〈昭和23年〉6月13日)は、日本の小説家。本名は津島 修治。1930年東京大学仏文科に入学、中退。
自殺未遂や薬物中毒を繰り返しながらも、戦前から戦後にかけて作品を次々に発表した。主な作品に「走れメロス」「お伽草子」「人間失格」がある。没落した華族の女性を主人公にした「斜陽」はベストセラーとなる。典型的な自己破滅型の私小説作家であった。1948年6月13日に愛人であった山崎富栄と玉川上水で入水自殺。

「2022年 『太宰治大活字本シリーズ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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