お伽草紙 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 2117
レビュー : 160
  • Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101006079

感想・レビュー・書評

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  • 昔話を太宰流にアレンジ。これはかなりおもしろかったです。こんなような作品って他にはないのかな(他の作家でも)。
    ひとつひとつの作品が短くてとても読みやすかった。特に「カチカチ山」が好き。

  • 好きだ。
    返したくない。

    また読もう。

  • 笑いたいときに、何度も読み返す本。

  • 太宰の心理描写は秀逸だなぁと思ったのがこの作品を読んだ最初の感想。登場人物が生き生きしてるし、女性を書かせると男性作家の中では群を抜いてる。よくもまあ昔から伝わっている、みんなが考えることなく頭に固定しているお伽話をここまで掘り下げたなぁ、としみじみ思うわけです。短編集だし、太宰が苦手だって人に読んでもらいたい。

  • 御伽草子は私の中で学生に読ませたい太宰ナンバーワンでございます。どの話もスパイシーで外れがない。太宰ってほんと敏感でやなやつかもwでもそこがいいw

  • 太宰=繊細 暗い 思考がじめじめしている印象が(私の周囲では)結構あるのですが、これ読んでいるとそうでもない気がします。おとぎ話をよくもここまで膨らませたなぁと。読み始めると止まりません。

  • 最初の「盲人独笑」は凡人には理解しがたいものがあるが、ひらがなが多い独特の雰囲気は味があって好きだ。
    要は昔話なわけだが、登場人物の心理や行動があまりにも人間臭くて、滑稽だけれども笑えない切なさがある。最後の方の話の方が、私たちには馴染み深い昔話をモチーフにしているのでとっつきやすいと思う。
    個人的には「竹青」が好き。

  • 太宰が知りたくて読んだ。やっぱり短編って読みやすい

  • 太宰流御伽草子、おもしろかったです。
    ひねくれた太宰風「おかしさ」。
    ブラックユーモアというんでしょうか。

    太宰さんの感じる御伽草子のレビューも含まれていて
    太宰さんの意見をみれるところもよかった。

  •  太宰独特の感性でデフォルメされた昔話。例えば「浦島さん」、乙姫様は徹底して無口、そして亀は饒舌。カチカチ山でのウサギの演じる傲慢な女・・・。一読あれ。

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著者プロフィール

1909年6月、青森県生れ。学生時代から小説の創作を始める。東大仏文科入学を機に上京。在学中に非合法運動に従事するもやがて転向し、以降、本格的な執筆活動を開始する。1935年に「逆行」が第1回芥川賞の次席となり、翌年、第一創作集『晩年』を刊行。1939年に結婚し、「富嶽百景」や「女生徒」、「走れメロス」などを発表。戦後には『斜陽』がベストセラーとなり、流行作家となる。「人間失格」を発表した1948年の6月に、玉川上水で入水自殺。織田作之助、坂口安吾らと共に「新戯作派」「無頼派」と呼ばれた。

「2019年 『太宰治 女性小説セレクション 誰も知らぬ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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