新ハムレット (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 1249
感想 : 81
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  • Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101006123

感想・レビュー・書評

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  • 「女の決闘」では太宰治に対する世界観を大きく変えられた。今までロマンチストだと思っていたが、この手の描写もできるとはさすが奇才である。また「待つ」ではたった3ページという短さにあれだけ深い内容を凝縮させる彼の才能はすごい。

  • 資料ID:C0006998
    配架場所:本館2F文庫・新書書架1(千葉)

    決勝戦進出

  • 太宰作品を読みたい衝動に駆られるとき、私が一番に想うのが『待つ』。

  • 新ハムレットは、原作との違いが多いが、
    「近代版」ハムレットとしてみれば、
    それなりに面白い改変だと思います。

    自分の知性と才能に絶対的の自信を持った、
    思いあがった天才作家という人もいるが、
    現実には、作家としての太宰は・・・

  • 太宰治の中で一番好きな作品です。
    太宰治の描く自己愛、葛藤、優越、これらが苦手だなぁと思って
    しまう私ですが、この作品では純粋にシンプルに内容を楽しめる
    のではないでしょうか。

    1冊で様々な技巧を凝らした文章が読める、少しアクが強い
    本ではありますが、おすすめです。

  • お伽草子系、かなり好き

  • 太宰作品をちまちまと読み直し。
    やっぱり太宰はいいなあと実感したり。
    ハムレットがまんま太宰になってますね!

    私は「待つ」が好きです。
    凄く好きです。

  • 「女の決闘」は、読者に対する語り口がすごく優しくてキュン(*´`*)

    「乞食学生」は、コスプレ萌えでしたwww

  • シェイクスピアのハムレットを太宰治の世界で描かれた、いわばパロディ作品。
    ユーモアたっぷりでおもしろかった。

  • シェイクスピアのハムレットを太宰治の世界で描かれた、いわばパロディ作品。
    ユーモアたっぷりでおもしろかった。

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著者プロフィール

1909年〈明治42年〉6月19日-1948年〈昭和23年〉6月13日)は、日本の小説家。本名は津島 修治。1930年東京大学仏文科に入学、中退。
自殺未遂や薬物中毒を繰り返しながらも、戦前から戦後にかけて作品を次々に発表した。主な作品に「走れメロス」「お伽草子」「人間失格」がある。没落した華族の女性を主人公にした「斜陽」はベストセラーとなる。典型的な自己破滅型の私小説作家であった。1948年6月13日に愛人であった山崎富栄と玉川上水で入水自殺。

「2022年 『太宰治大活字本シリーズ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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