きりぎりす (新潮文庫)

著者 :
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  • Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101006130

感想・レビュー・書評

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  • まだまだ読み込めなかった。でも面白い作品もありまた挑戦したい。

  • 14編のうち表題作の「きりぎりす」が別格のおもしろさだがそれ以外に、
    「善蔵を思う」(津軽人の集まりに出席する話)
    「水仙」(松平忠直の乱心に例える話)
    もなかなか良かった。
     
    全体を通して画家が良く出てくる。太宰治は小説家というより芸術家という意識なのが伝わってきた。

  • 太宰初体験。
    そんなにいじいじしてどうするの、というお話しも多かったが、意外にユーモアたくましい小品も。
    嫌いだ、嫌いだと避けていた犬に見込まれてしまう「畜犬談」はかなり笑えます。

  • 静かで悲しい
    短編(?)ショートショートかな。
    それがいっぱい。

著者プロフィール

1909年〈明治42年〉6月19日-1948年〈昭和23年〉6月13日)は、日本の小説家。本名は津島 修治。1930年東京大学仏文科に入学、中退。
自殺未遂や薬物中毒を繰り返しながらも、戦前から戦後にかけて作品を次々に発表した。主な作品に「走れメロス」「お伽草子」「人間失格」がある。没落した華族の女性を主人公にした「斜陽」はベストセラーとなる。典型的な自己破滅型の私小説作家であった。1948年6月13日に愛人であった山崎富栄と玉川上水で入水自殺。

「2022年 『太宰治大活字本シリーズ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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