もの思う葦 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
3.54
  • (76)
  • (62)
  • (196)
  • (11)
  • (6)
本棚登録 : 962
レビュー : 67
  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101006147

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 如是我聞・走ラヌ名馬・一つの約束・かくめい・徒党が好き。

  • はてさてどこまでが本気でどこまでが冗談なのか分かりづらいですけど、「如是我聞」では本気でご立腹されていたところがね、もう完全にムキになってますよね。あれただのイチャモンですよね。

    この人の自分大好きなくせに大嫌いで自虐的でサービス精神旺盛なところがやっぱり好き!!

    09.10.30

  • 『海』、『かくめい』、『徒党について』、『如是我聞』は、特におすすめ。

  • 10数年ぶりに再読。私が太宰作品でいっとう好きなのは「津軽」で、津軽の太宰もお茶目で露悪的でたいそう可愛いのだが、「もの思う葦」の太宰もぐるんぐるんしてて大変良い。「もの思う葦」は短編集ってよりも、散文集のような感じなのだが、この思索の飛びっぷりと自虐っぷりがたまらん。太宰はそれこそ10代後半に狂ったようにハマって読んでいたのだが、それから10数年たった今だからこそ楽しめる部分や共感できる部分もあり、何度読んでも興味深い。

  • 3/30

  • 読んでて共感できる部分が結構あったのでこの評価。といっても内容は誰しも考えるような事が大半。それを太宰が書くからこそ愛おしい。

    太宰治の人間性に惹かれない人、太宰治の作品を全く読んだことのない人にはおススメしません。

  • 20歳前後に太宰を何冊も読んだような気がするのだけど、どれが好きかと聞かれたら、コレかなぁと思う。
    いや、思ふ。

  • 太宰のエッセー的なもの。

    言いたい放題だったり、支離滅裂だったり、投げやりだったり、、、
    にぱっと見みえますが、これもまたこの人の照れ屋な優しさvv

    、、、って言ったら贔屓目すぎますかねぇ。

  • 太宰治をまんま本にしたようなエッセイ。私には荷がおもすぎるようでしたがやっぱりおもしろい。必死できるだけ丁寧によみました。素敵。あー素敵。でもなんていうか志賀直哉が本当にきらいだったのね...。本当に人間くさいというか生生しくてむしろ素晴らしい。文学に対しての考えも彼自身のたぐいまれなる感性も弱くてもう色々でなんともいえない。こんな世界観のなかで彼は毎日をみて文学にいて、と彼の断片をみたきがします。彼のいろんなものがつまっているけどそれでも断片なんだろうと思わせるようななんというか、とりあえず一言すごいなとか。それぐらいしかいえなくなるような切れ味抜群の言葉。とりあえず5年後たったらまた読みたい。

  • 2008.01.11読了

全67件中 31 - 40件を表示

著者プロフィール

1909年6月、青森県生れ。学生時代から小説の創作を始める。東大仏文科入学を機に上京。在学中に非合法運動に従事するもやがて転向し、以降、本格的な執筆活動を開始する。1935年に「逆行」が第1回芥川賞の次席となり、翌年、第一創作集『晩年』を刊行。1939年に結婚し、「富嶽百景」や「女生徒」、「走れメロス」などを発表。戦後には『斜陽』がベストセラーとなり、流行作家となる。「人間失格」を発表した1948年の6月に、玉川上水で入水自殺。織田作之助、坂口安吾らと共に「新戯作派」「無頼派」と呼ばれた。

「2019年 『太宰治 女性小説セレクション 誰も知らぬ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

もの思う葦 (新潮文庫)のその他の作品

太宰治の作品

ツイートする