新樹の言葉 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 627
レビュー : 58
  • Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101006161

感想・レビュー・書評

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  • この短編が詰まった本の、最後の話「誰も知らぬ」が最高に好きだ。

  • 小説よりエッセイの印象。
    エッセイというと人生の指南書みたいで好きじゃない。
    太宰も暗くて好きじゃない。

    毎回の王様のブランチのブックコーナーで勧められて
    読む。
    お!予想外に読みやすい。

    最近、草食系男子という言葉があるけど、
    喩えて言うなら草食系小説。草食系エッセイ。

    指南書のようなおせっかいな感じもなく、
    長編小説のような読まなきゃ!ということもない。

    色んな短編が入っている。
    太宰が人気あるのがわかるなって思う一冊。
    もっと若い時に読みたかったな。

  • 太宰治の中期の作品。
    短編集です。
    初期や後期の作品と異なりすっきりしていて読みやすいかと。
    太宰作品読みたいけど難しそう…という方にオススメ。
    「葉桜と魔笛」「花燭」「火の鳥」が読みやすい。

  • これものすごく好きやな。特に前半。

    「火の鳥」は始めのほう解説どおり文体がフラフラしてたけど、登場人物が長話をしだすとすっかり落ち着いて、女の人が語る男の独りよがりがもう素晴らしく味わい深かった。

    「愛と美について」は「ろまん灯篭」より登場人物の個性が出てたけど、私はろまん灯篭の方が好き。おじいさんよりラプンツェルやろ、やっぱり。

    08.01.06

  • いちページ目から引き込まれ、太宰治さんという人の文章の力を何となく感じた一冊

  •  感情を動かされる言葉が多すぎて、付箋だらけになってしまった。一篇目の出だし「くるしさは、忍従の夜。あきらめの朝。」…反則です。美しすぎて、痛くて、恰好良い。太宰さんの文章の力には、三島さんとはまた違った、なんとも濃ゆーいものがございますね。大好きです。
     「秋風記」、「火の鳥」に好きな場面・文章がたくさんあるけれど、やはりここは「春の盗賊」を推します。いやあ笑った。太宰さんのユーモアセンスは凄すぎる、「十一時でした。」って…!笑笑笑

  • 私やっぱりこれは外せません。短編集で比較的よみやすいです。まあ安定していたころのお話。やっぱりこの辺が読みやすいんですよね。、の多さにはびびりますが二作目よむときには気にならなくなります。独特の文章で、句読点もむしろ心地いい。買ったとき若干気負けしましたが関係なくやはりおもしろかった。おもしろかった。太宰治のアフォリズムもかがやいてて付箋だらけになります。内容もさすが。色んな人に読んで欲しい作品の一つ。

  • すごく読みやすいと思うよ。
    大好きだ

  • 愛と美について が、好き、「、」が多いのも、好き。やはり素敵な文章を生んだ方だ。

  • どうしてこんな面白い話ばっかり書けるんだろう…!全部好き過ぎて困ります。「火の鳥」がすごく面白かったから、続き書いて欲しかったなぁ。グッドバイでも同じ事思いましたが(!)どの話でも必ず続きが読みたいって思わせる筆力は物凄いと思う。途中までって解ってても何回も読み返してしまいます。ああやっぱり太宰はかみだ・・・!!

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著者プロフィール

1909年6月、青森県生れ。学生時代から小説の創作を始める。東大仏文科入学を機に上京。在学中に非合法運動に従事するもやがて転向し、以降、本格的な執筆活動を開始する。1935年に「逆行」が第1回芥川賞の次席となり、翌年、第一創作集『晩年』を刊行。1939年に結婚し、「富嶽百景」や「女生徒」、「走れメロス」などを発表。戦後には『斜陽』がベストセラーとなり、流行作家となる。「人間失格」を発表した1948年の6月に、玉川上水で入水自殺。織田作之助、坂口安吾らと共に「新戯作派」「無頼派」と呼ばれた。

「2019年 『太宰治 女性小説セレクション 誰も知らぬ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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