- Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101010007
感想・レビュー・書評
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既刊の著名な作品の存在をアピールしたいという思いから出版されている「文豪シリーズ」。わかりやすい評伝、ストーリーの要約、声に出して読みたい場面の紹介…。さまざまな工夫で「文豪」を身近なものにしてくれる。
以前から時々『こころ』を読み直してみたいなぁと思っていたので、自分の本棚にあった「文豪ナビ 夏目漱石」を手に取った。小学生の頃、高校生の頃、夏休みの読書感想文の宿題のために読んだが、いろいろ疑問だらけだった。親友のKを出し抜いて「お嬢さん」との結婚を決める。Kの自殺。幸せとはいえない先生の結婚生活。そして死。
本書の中にある三浦しをんさんのエッセイに、私の疑問の解釈がいくつかあって(というかツッコミを入れていて)笑った。だいたいサブタイトル?も「先生ったら、超弩級のロマンティストなのね。」だし。
北村薫さんが書かれているように「小説というもの」は、「注意深く読むことにより、さまざまな姿を見せる」。じっくり読んで自分なりに考えてみたいと思った。
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読みやすい!
作品の一部も入っているし、ナビの役目もバッチリだし。次に読みたい作品が見つかりました。 -
もともと夏目漱石さまが好き。齋藤孝先生が「テンポがいい」と書いているけど、そこなんだよね。
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いろんな方のエッセイや読み物が載ってるのでバラエティ豊かで面白い。<br>
三浦しをんさんのエッセイが、とても腐女子で笑いました。確かに!<br>
漱石作品は勿論、漱石自身にも興味が… -
「こころ」について論文を書かなくてはいけない時に読んだら、もっと漱石作品を読みたくなって、論文どころじゃなくなっちゃいました。笑
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いや〜いいですね、このシリーズ。めちゃくちゃいい。
夏目漱石の作品がすっごく読みたくなりました。
恥ずかしながら、夏目漱石の作品ってまともに読んだものってほぼ皆無に近いです(笑)
これからはがし×2読んできたいな〜日本文学作品♪