吾輩は猫である (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 4131
レビュー : 304
  • Amazon.co.jp ・本 (624ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101010014

感想・レビュー・書評

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  • 中盤の哲学者の、日本の良さについて話す所は、とても納得出来た。夏目漱石さんは、ものすごいお堅い話だと思ってたら、すごく吹き出す様なユーモラスな話で、意外でした。猫が語る方が、難しい話が多かった気がします。注釈が多過ぎて、すごい苦戦しました。


    最初と後半では、文章の長さなどが違うのは、高浜虚子さんが添削してくれたりしてたと解説に書いてあった。後半の感じは長ったらしく感じたけど、その中に言いたいことが隠されてる気がする。注釈だけで、教養がある人って感じ。

  • 登場人物がしゃべっているというよりも著者の気持ちがセリフに表れていると感じた。現代人の探偵化について語る場面など。

  • 2014/10/20

  • 主に寝る前の枕元本にして数ページずつ読んだ。これはオモシロ小説ってことでいいんだよね?苦沙弥君や迷亭君たちのお喋り、何度も吹き出したよ…。我輩くん(個人的にこの猫のことを勝手にそう呼んでいる)が、冷静で賢い上から目線猫なのに、ちょっと間抜けっぽいとこも可愛い。(まぁ猫族としては、我輩くんが部屋のすみで苦沙弥君たちの様子を上から目線で分析しているとこを想像しただけで可愛いんだけども!)おもしろかった〜。

  • 明治時代に書かれたとは思えないような瑞々しさ。言葉の使い方やリズム、個性あるキャラクターの描き分け、ユーモアのセンス。夏目漱石ってすごい人だったんだ。吾輩(猫)は人間を馬鹿だなぁと思ってみているのだけど、吾輩自身も少し抜けていてかわいい。漱石が当時(明治時代)の日本社会について考えていたこと、今の日本社会にも通ずるところがあるなぁ。

  • 先生の家に迷い込んだ事から飼い猫になる猫。
    そして、その猫の目線と考えから流れていく日常。

    我輩は大人しく三人の話を順番に聞いていたが可笑しくも悲しくもなかった。
    <猫>

  • 書評を書くのもおこがましいという感じですが、名作ですね。大学時代に一度、通読していて、10数年ぶりに改めて読んでみました。

    当時の世相、風俗、一般庶民から見た「金を稼ぐ新興勢力」への嫉妬も含めた批判的な論調、他にもいろいろなテーマが切れ味好く並んでいます。全体的にボリュームの多い本であり、一章あたりも決して短くはないですが、どこか一章だけを抜き出して読んでも十分に楽しめます。

    しかし、久々に読んだらオチの唐突さと強烈さをすっかり忘れてました。この辺の虚無的な感覚、著者の遊び心だったのか真意だったのか。この作品だけでは測りかねます。

  • いや〜、長かった。

    長すぎて、後半は少し飽きてしまった。

    1つの作品かと思ってたけれど、短編の組み合わせなんだね。

    第一章が個人的には1番好きだな。

  • 1章は普通に楽しく読めたがそれ以降が冗長で当時の時事ネタなど多く読了まで非常に時間を要した…が、最終章とオチは必見。漱石の(当時の)人生価値観を感じられる。

  • トチメンボー、オタンチンパレオロガス…
    きゃっきゃと笑ってしまいました…。
    てっきりもっと敷居の高い作品かと誤解していました。

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著者プロフィール

夏目漱石(なつめ そうせき)
1867年2月9日 - 1916年12月9日
江戸・牛込馬場下(新宿区)生まれの小説家、評論家。本名は「夏目金之助」(なつめ きんのすけ)。1890年、帝国大学文科大学英文科に入学。1895~96年には『坊っちゃん』の舞台となった松山中学校で教鞭を執る。1900年、イギリスに留学。1905年、『吾輩は猫である』を俳句雑誌「ホトトギス」に連載し始め、作家活動を本格的に開始。1907年、朝日新聞社に入社。以降、朝日新聞紙上に『三四郎』『それから』『こころ』などの代表作を連載。日本の文学史に多大な影響を与えており、作品は多くの人に親しまれている。学校教科書でも多数作品が採用されている。

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