吾輩は猫である (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 5193
レビュー : 330
  • Amazon.co.jp ・本 (624ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101010014

感想・レビュー・書評

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  • これを読まずにして、日本文学は語れない。

    夏目文学は文章がお手本と聞いている。

    古ーいので読むと、漢字が古くて読みにくかった。今はいいよね。

  • 苦沙弥先生の周りの人々のやりとりも猫から見た人間の姿もそれぞれ面白いながらも、終盤「呑気と見える人々も、心の底を叩いてみると、どこか悲しい音がする」とと転じるところがまさに漱石の真骨頂。漢籍その他自分の貧しい知識では読みこなせない箇所も多かったので、折に触れて読み返したい。

  • 新潮文庫版を購入したのは、注釈や解説の豊富さから。
    主人を中心とした人間社会を、悠々自適で妙に鋭い猫の視点から面白おかしく批判する。そんなエピソードを連ねた物語。

    この時代から既に、夫婦は相容れないことや人間はゆくゆくは自殺に行き着くようになることを言っていて、頭の良い人というのは100年200年先の未来が見えるのだなと感心した。現代になっても社会は同じような問題を抱え、明治に予見されていた問題の根っこがただ深くなっただけのような気がする。

  • 記念すべきブクログ登録 400冊目だったので、何を読むか考えた挙句、有名なこの作品にした。

    夏目漱石は何冊か読んできたが、読みやすい感があったのだが、この作品はちょっと違った。
    猫様目線の自由な視点から紡ぎだされる物語が非常に痛快。
    時には声を出して笑ってしまうほど。純文学と思って読んでいたが、面白い。

    それから圧倒的な語彙数。
    傍にスマホを置いて時々辞書で調べながらの読書。
    読了後は何となく得した感がある。この作品はもう一度読まないといけないだろうなぁ。

    • ゆうママさん
      こんばんは、フォローを頂き本当にありがとうございます。実は、私からフォローしたのは、これで2人目です。1人目の方には、振られたようです。そん...
      こんばんは、フォローを頂き本当にありがとうございます。実は、私からフォローしたのは、これで2人目です。1人目の方には、振られたようです。そんなことを言う私も、フォローをしてくれた方の本棚がビジネス書ばかりだったり、絵本が多いと、困ってしまいます。bmakiさんもミステリーの魅力的な本が少ない私の本棚には、戸惑いがあるかなと思いますがどうぞ、どうぞよろしくお願いします!私は、コメントを送るのが好きなので、2、3回に1回下されば、私幸せで~す。
      bmakiさんというお名前ですが、私の頭には(ブまきさん)とin putしてしまっているのですが、正確には?
      夜、遅くにスミマセンm(__)m
      では、明日のお仕事FIGHT!です。ゴールデンウィーク用に何かいい本に出逢えたら、ラッキーですね。
      おやすみなさいマセ(-_-)
      2021/04/27
    • ゆうママさん
      猫と漱石と悪妻、bmakiさんには向いてないと、思います。ゆる~い本かと。
      猫と漱石と悪妻、bmakiさんには向いてないと、思います。ゆる~い本かと。
      2021/04/27
    • bmakiさん
      ゆうママさん

      ブクログのフォローは、許可を取ってするものではなく、勝手にフォローするものなのかな?という理解です。

      自分からはほ...
      ゆうママさん

      ブクログのフォローは、許可を取ってするものではなく、勝手にフォローするものなのかな?という理解です。

      自分からはほとんどフォローしませんが、フォローしてくださった方の本棚はフォローさせて頂いております。
      何か私の本棚に感じ取られるものがあるのであれば、私もきっとその方の本棚に感じ取れるものがあるのだろうと考えています。

      フォロワーさんのレビューを見て、何冊かAmazonでポチっと購入したりもしています。
      そんな風に、フォロワーさんの本棚やレビューを楽しんでいます。

      私の名前は、まき ですが、まきは既に登録済みでしたので、頭にbをつけただけです。
      自分の使用しているメールアカウントの名前と同一にしたという理由です。
      無理して発音するのであれば、普通に、アルファベットで、びーまき と読んで頂けたら良いかと思います。

      私は残念ながらコメントを送ることを得意としておりません。
      感謝を伝えるとき等は書かせて頂きますが、普段はコメントは致しませんm(__)m
      悪しからずご了承下さいませ。
      2021/04/28
  • 漱石の人間描写。月並みな感想ながら面白い。
    表現力はさることながら人間観察力の非凡さが為せる技であろうか。
    ほぼ全ての登場人物が胡散臭く、それは現代の我々の実生活の中においての人間模様の縮図のようにも思える。
    馬鹿馬鹿しくもまた、苦悩しながら一生懸命生きていく上で、「まぁ人間こんなもんか」と肩の力を抜くヒントになる一冊。

  • 夏目漱石は天才だね。とりあえず物知りすぎて知ってる単語を書き並べるもんだから顛末の語句説明のページだけでもすごい量。好きな人にはたまらないだろうけど、この手のごり押しは苦手、故に読み終わるのにどれだけ日を費やしたことか...眠くなる目をこじ開けて、もう小説を読むというよりは活字を追いかけて無理やり読み切った感。
    ところどころ言葉遊びやくだらなすぎるやり取りにクスっと笑ってしまうところもあるが、とにかく理屈へ理屈のオンパレードの挙句猫の結末もおいおいおい!って!
    広辞苑好きにおすすめの小説です!

  • 登場人物がみんな個性的で楽しい!
    適当やけど物知りな迷亭、真面目にふざけてる寒月くん、芸術肌の東風くん、我を貫き通す独仙、それから頑固で胃弱で少年のような苦沙弥先生。
    奥さんもおさんも子供達もかわいいし、車屋の黒も三毛子もかわいい。
    吾輩の物言いももちろん面白い。
    前半は気軽に読めるけど、後半になってくると段々小難しくなってくる。
    けどまあさらっと読むのが良い。

    解説にも書いてあったけど
    「面白い場面をつなぎ合わせるものとしてのみ筋はある」から、何回でも楽しめると思う。
    また気が向いた時に読みたい。

  • やっとちゃんと読み切ることができた。
    夏目漱石の文体が、読み進めるうちにどんどん変化していって、まるで生き物みたいだなと思った。
    最初と最後では文体がまるで違う。
    中盤からサクサク読めないのはちょっと辛かった。

    猫の視点から見る人間の世界は時々面白く、寂しく、退屈で、平和だ。
    人間がああでもないこうでもないと議論している光景が目に浮かぶ。
    それをなんでもない光景として片付けてしまっても良いのだが、掘り下げると当時の状況がちらちら見えたりする。
    だらだら読むのが丁度良いのかもしれない。

    名前のない猫の意外な末路はうっすら知っていたものの、愛着が湧いた頃にそうなってしまうのだから、寂しさと喪失感が半端無かった。
    呆気なさはとても堪える。
    寂しい。

    また時間を空けて読み直したい。

  • これだけ有名な作品なのに、もう忘れてるって、どういうこと。

  • 明治の時代をいろいろな方面から知ることができる作品。「臥薪嘗胆」の言葉や烏帽子の表記など、細かなところからもリアルに読み取れる。当時の世の中を、漱石が猫という立場で冷静に見ているところがこの作品の面白いところであり、また登場人物たちの会話が哲学的に書かれている場面なども醍醐味と言えるのではないだろうか。個人的な意見としては、最後の最後、切なくもなり、それと同時にこの本の重みというものを感じ取ることができた。

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著者プロフィール

夏目漱石(なつめ そうせき)
1867年2月9日 - 1916年12月9日
江戸・牛込馬場下(新宿区)生まれの小説家、評論家。本名は「夏目金之助」(なつめ きんのすけ)。1890年、帝国大学文科大学英文科に入学。1895~96年には『坊っちゃん』の舞台となった松山中学校で教鞭を執る。1900年、イギリスに留学。1905年、『吾輩は猫である』を俳句雑誌「ホトトギス」に連載し始め、作家活動を本格的に開始。1907年、朝日新聞社に入社。以降、朝日新聞紙上に『三四郎』『それから』『こころ』などの代表作を連載。日本の文学史に多大な影響を与えており、作品は多くの人に親しまれている。学校教科書でも多数作品が採用されている。

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