それから (新潮文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101010052

感想・レビュー・書評

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  • 2015年8月浴衣読書会の課題本でした。

    http://www.nekomachi-club.com/side/24865

  • 2015/06/22
    一度は友達に譲った女性をやっぱり忘れられない高等遊民。
    あーだこーだと言いながら職にもつかず、結婚もしない。
    愛のために、自分の信念を曲げた彼が、それからどうなったのか。
    とても興味深い。

  • 15/06/12、ブックオフで購入。

  • 結局ただ怠惰にうすら冷たく、そしてそのことを放置して今まで生きてきたのだと。

  • 読み終わってから思ったこと。
    「代助、それから!?」

  • 主人公の心理描写の細かさが素晴らしい。どんな状態なのか、様々な例えを用いながら、独特の表現で描いており、複雑な言い回しでありながら的を得ているように感じる。
    主人公の労働に対する考え方は、労働に対する究極の理想論であると思った。

  •  寝て散歩するだけじゃ困る。暗に自分の態度と同一型に属するものと心得てのらくらしているけれど、そのくせ頑強な肉体をもって神経的な局所へ肉薄して来る。今朝は心臓の具合はどうですか。自分の神経は、自分に特有なる細緻な思索力と鋭敏な感応性に対して払う租税である。写真帖を繰って二十歳くらいの女の半身に手を留めた。代助は凝っと女の顔を見詰めた。

  • 知ってはいたが、わかっていなかった代助に人間の悲しい性を感じた。

  • 夏目漱石第二弾。前期3部作の2つめです。

    簡単に言うと明治時代のニートが不倫する話。

    しかし労働論として読んでも現代で十分通用するほど深みがある。
    「あらゆる神聖な労力は、みんなパンを離れている」
    という代助の言葉は、当時の明治の文化人の心にどう響いたのだろうか。
    (あとがきではひどい書かれようでしたが)

    しかし衣食住に困らぬ生活をしていた代助も、結局は1つのきっかけから、働かねば生きていけぬという現実に直面する。パンのために生きる決意をする。

    代助の言葉がずっと僕の頭のなかでぐるぐるしています。人は生きるために働く。でも生きるためでない働きをした人たちが世界を大きく動かし、それを神聖な労力と呼ばれる。
    僕はなんのために働くのか?神聖な労働とは?

    話は変わりますが夏目作品は女性の魅力がとても高い。

    残りの3部作も、後期3部作も全部読みたい。

  • 昔のニートの話
    今動き出す的なラスト

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著者プロフィール

夏目漱石(なつめ そうせき)
1867年2月9日 - 1916年12月9日
江戸・牛込馬場下(新宿区)生まれの小説家、評論家。本名は「夏目金之助」(なつめ きんのすけ)。1890年、帝国大学文科大学英文科に入学。1895~96年には『坊っちゃん』の舞台となった松山中学校で教鞭を執る。1900年、イギリスに留学。1905年、『吾輩は猫である』を俳句雑誌「ホトトギス」に連載し始め、作家活動を本格的に開始。1907年、朝日新聞社に入社。以降、朝日新聞紙上に『三四郎』『それから』『こころ』などの代表作を連載。日本の文学史に多大な影響を与えており、作品は多くの人に親しまれている。学校教科書でも多数作品が採用されている。

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