こころ (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 16802
レビュー : 1920
  • Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101010137

感想・レビュー・書評

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  • 夏目漱石の作品は、学生時代の授業で一節を読んだ程度で、初めて本格的に読み切りました。人間のエゴ、愛情、友情などがひしひしと伝わってくる1冊です。本自体はそんなに長編ではないのですがかなり 読み応えがあり、読む人の年代・立場・環境によって感想や受け止め方は違うのでは、と思います。

  • 名作です。シンプル。濃い。優しい。温かい。日本の機微を日本語で堪能できること、日本人であることが、ありがたい。だいいち題名が素敵です、こころ、、、。大人になった今、時代背景もこれからより深く理解して行かねば。と思う今日このごろ。

  • 高校の教科書でこの作品を目にしたのが始まりです。
    人は、言葉で死に得る。だとしたら、わたしにもそれが可能なのか。いまも私のテーマです。
    わたしは、言葉で人を救える存在です。そんな私が人を言葉で殺すことは可能なのでしょうか。ここにでてくる「先生」のように。
    「先生」を殺した「私」のように。

  • 「恋愛は罪悪ですから…」のくだりに思わず膝を打った。
    そうか、罪悪か。
    だったら仕方ないよな、あんなこともこんなことも。

    確か高校の教科書に載っていたと記憶。
    でも、高校生には理解できないかも。
    私自身、何度も読んでは考えさせられている。

  • 愛、裏切り、後悔、苦悩、将来。
    なるほど、深い。毎年夏休み中の中・高生向けの読書に薦められるのも頷ける。

    主人公は人生のどこかで自分は悪くないと言い訳でも言い逃れでもいいから、救われようとはしなかったのだろうか?原因となる妻がいつも側にいたから叶わなかったのだろうか。

    私が思うに娘は最初から主人公に思いを寄せていたように思う。Kの告白により嫉妬と焦燥で滑ってしまった。
    でも、主人公を愚かとは思えない。
    自分も主人公並みにいざとなると間違った道を選びがちだから。

    いざという時に落ち着いて対処できる人間になりたいですな。

  • 言葉がむずいのだよ

  • 先生が奥さんに対する気持ち、奥さんには汚れて欲しくない、という気持ち。これは、愛情なのだろうか?あるいはエゴなのだろうか?その点が、とてもひっかかった。

  • 学校で学ぶために支給されました。
    登場人物に人物名が出てこないため最初は読みにくかったですが、とても複雑な物語でした。
    高校生の私には当時難しく、大学生になって改めて読むとまた違う視点で読めました。

  • 心に罪を負わせるものは、何も恋愛だけではないでしょう。一時の罪を悔やみ、後悔(と自己憐憫)で自分を罰する(ふりをしている)先生を救う方法をずっと探しています。それが見つかったとき、違う誰かも救えるかもしれません。

  • 言葉が綺麗。昔から人の心の動き方というのは変わらないのだなと感じさせられた。

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著者プロフィール

夏目漱石(なつめ そうせき)
1867年2月9日 - 1916年12月9日
江戸・牛込馬場下(新宿区)生まれの小説家、評論家。本名は「夏目金之助」(なつめ きんのすけ)。1890年、帝国大学文科大学英文科に入学。1895~96年には『坊っちゃん』の舞台となった松山中学校で教鞭を執る。1900年、イギリスに留学。1905年、『吾輩は猫である』を俳句雑誌「ホトトギス」に連載し始め、作家活動を本格的に開始。1907年、朝日新聞社に入社。以降、朝日新聞紙上に『三四郎』『それから』『こころ』などの代表作を連載。日本の文学史に多大な影響を与えており、作品は多くの人に親しまれている。学校教科書でも多数作品が採用されている。

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